bookmark_border[722] FTX-1 FWアップデート

八重洲の米国サイト(Yaesu.com)がリニューアルされたようです。

「Amateur Radio」→「HF Transceivers/Amplifiers」→「FTX-1 Series」を辿って行くと「Updates」のタブがあって、そこにFWアップデート(5/28付)の情報とファイルなどが上がっていました。変更内容は「Improved operation problems.」とだけ記載されていて、詳細は開示されていません。

米国のFTX-1関連動画をみると操作面での不具合が顕在化しているようで、先日のDayton Hamventionのタイミングでの米国発売にはアップデートは間に合わなかったのかも知れません。

来月日本で発売する際には、今回のアップデート+αの改善を期待します。

bookmark_border[721] QSLカード

今月は「FTX-1」のことで頭が一杯で、先月末にQSLカードを受領していたことをすっかり失念していました。私は自分から積極的に紙カードは出さないのですが、お送りいただいた場合には、記念局を除いて必ず紙カードを発行するようにしています。

改めてカードを確認すると、最新のものが昨年5月交信分ですのでJARL QSLビューローでの配送事情は多少は改善されたかなと思いつつ、私の方で1ヶ月も止めてしまっていたため、交信後すぐにカードを発行していただいた局長さんには申し訳無い気持ちです。先月受領した分は昨日発送を終えましたのであと1年ほど時間がかかるかと思いますが、お待ちいただけると幸いです。

また今回はフィンランドからのカードも含まれていました。2021年11月交信分のものです。こちらからのカードがいつ相手方に届くのか心配になりますが、国内向けと同じ位の期間で届くケースもありますので、それほど遅くならないのかも知れません。

bookmark_border[720] FTX-1妄想

FTX-1ヘッド(それ自体が無線機ですのでコントロールヘッドではなく「フィールドヘッド」と称している様です。)とアンプ本体との距離を離して接続し、運用するにはどうすれば良いかを考えています。なおユニット間にはRF信号が通るため、場合によっては技適認証から外れてしまうおそれがあることや、そもそも購入を決心していない状態ですのであくまでも妄想の段階です。

マニュアルを見るとFTX-1ヘッドの背面には以下の6つの端子があります。

  1. ANT(HF/50MHz):BNC-J
  2. ANT(144/430MHz):BNC-J
  3. GND:ネジ
  4. DC13.8V:詳細は不明ですが標準のものと思われます
  5. EXT SPKR:2極の3.5㎜ジャック
  6. TUNER/LINEAR:10ピン MiniDINジャックと思われます

「6. TUNER/LINEAR」の10ピン MiniDINはAV系に使われているようで、以前FC-40接続ケーブルの延長用にと探した8ピン MiniDINケーブルと違って延長ケーブルの入手性はそれほど悪くなさそうです。デジタル信号が通りますのでシールドは検討が必要そうですが・・・ またRF(50Ω)の延長は途中にBNC J-J変換コネクタを入れれば問題無いですね。パッチンコアは付けた方が良いかも知れません。

ということで、全て市販品で対応できそうですので技術的ハードルは低いのですが、法令上そのような使い方が許されるのかは実行前に確認が必要と考えます。

bookmark_border[719] FTX-1 ANT1/ANT2の使い方

今更ながら、FTX-1 Optima背面に3つのM型端子が付いていることに気付きました。

Yaesu USサイト掲載のOperation Manualより画像引用)

①(144/430)と⑤(HF/50)で分かれているのは良いのですが、⑤にはANT1とANT2の2つの端子があります。この使い方ですが、Advance ManualのP.76に掲載されていました。

それによると、まずANT1を使うかANT2を使うかを選択し、ANT2を選択した場合は、ANT1/ANT2間で以下の運用ができるようです。

Yaesu USサイト掲載のAdvance Manualより画像引用)

これら2つのアンテナをどう使い分けるのか、この様な運用の知識が乏しいのでこれから勉強しようと思います。

bookmark_border[718] FTX-1感想

実際に手にした訳ではありませんが、米国の動画などを見ていると「大きい」「重い」などのバルキー感が伝わってきます。商品コンセプトにもよると思うのですが、FT-991Aの後継機と捉え、+αの要素としてUIや無線性能の向上、コントロールヘッド部分は分離しポータブル可という位置付けであれば納得できる商品かと思われます。

ただ最初にコントロールヘッド部分と(アンプ以外の)オプション類が発表され、理想のポータブル機と期待していただけに、少し違和感を感じています。

当初想定していたように、通常はポータブル機として運用し、必要に応じてアンプを接続するという使い方をするのか、または通常はアンプとヘッドを接続した状態にしてシャックで運用し、外で運用する際にはヘッドを外して持ち出すのかということで考えると、どちらかというと後者になるのかなと想像します。

いずれにせよこの様な商品を開発した八重洲無線には敬意を表したいですし、商品の選択肢が広がることはとても良いことだと思います。

最後に、私の理想のポータブル機像は次のようなものです。

  • FTM-510D程度の大きさにHF/6m/2m/430オールモード搭載
  • 弁当箱形状のForm Factor
  • バッテリーは薄型・大容量(筐体は510から多少厚くなっても可)
  • コントロールヘッドは510同様取り外して延長可
  • RF端子は背面(M型2ヶ)と側面(BNC1ヶ)に配置
  • 背面端子はHF6mと2m430で独立。側面端子はHF6mか2m430かを切替可
  • 側面端子にL型コネクタを接続することで垂直にアンテナ取付可
  • ソフトケースとショルダーベルト装着可
  • アンプはドッキングステーション式で配線接続不要。アンプユニットの上にポータブル機を載せるイメージ

など・・・