bookmark_border[382] CQ出版社の電動カートキット

昨日テレビを観ていたら、ある番組で電動カートの設計事務所が紹介されていました。

そこでは教材用のミニカートを設計しており、事務所の前に木製のカートが置かれていました。ナンバープレートもついていて、公道での走行が可能とのことです。
その後、事務所の中の様子が映ったのですが、そこにはなぜか「CQ出版社」のロゴが入った大きな段ボール箱が置いてありました。
電動カートとCQ出版社との関係がわからなかったためネットで検索したところ、CQ出版社では電動カートのキットを扱っているようです。
サイトに載っているカートは木製ではなくパイプフレームのものですが、それをベースに木製仕立てにしたのかも知れません。
CQ出版社がカートキットを売っているのは認識していませんでしたが、カートというとなぜか「科学教材社」を思い出してしまいます。CQ出版社は、現代版「誠文堂新光社+科学教材社」といったところでしょうか。

bookmark_border[315] キャンピングカー

無線以外の趣味の話の続きとして、今日はキャンピングカーについて書きます。

トラックのシャーシにFRP製のシェルを架装した、いわゆる「キャブコン」と呼ばれるタイプに乗っていました。長さは5m、幅は2m強で何とか普通車用の駐車場に収まるサイズですが、高さが突起部含めて3m近くあるため立体駐車場に入れることはできません。

装備はシンク、2口コンロ、電子レンジ、DC/AC/LPGで作動する3way 冷蔵庫、カセットトイレ、シャワー、FFヒーター、サイドオーニングなど一通り備わっており、清水タンク、グレータンクはそれぞれ90L程度の大きめなもの、また今では珍しいガス温水器も付いていてお湯も使えました。5KgのLPGボンベを積んでいるのでそれほど頻繁にガスを充填する必要はありませんでした。ナビとTV、あとは後述のルーフエアコンを後付けしました。

電源は100Ahのサブバッテリが2ヶと1500Wインバータが付いていましたので1 昼夜はそれで賄うことができ、外部ACからの充電や走行充電も可能です。

ベッドはバンクベットとダイネットを展開したベッドを使い、家族、ワンコ共々快適に過ごすことができました。

唯一不満な点は、駐車中でも使えるエアコンが付いていないことでした。夏は高地で過ごす分には涼しくて気持ち良いのですが、暑くて湿気が多い場所では結構宿泊が厳しかったため、Coleman製のルーフエアコンを後付けしました。これはアメリカ仕様で110Vタイプのため一旦トランスで昇圧して使っていましたが、起動時の突入電流が大きいため、オートキャンプ場のAC電源では場所によってはブレーカが落ちたりして使えないこともありました。

最近のキャンピングカーは家庭用の省電力エアコンを使っているものが多いようですので、この様な問題は起きにくいと思います。昔の国産キャンピングカーは、アメリカ車やヨーロッパ車の仕様や部品を流用したものが多かったため設備も豪華だったのですが、逆にオートキャンプ場やRVパークなどのインフラがあまり整備されておらず、今から思うと少々持て余し気味だったと思います。

しかし家を出てクルマに乗り込めばそこはもう別荘ですので、思い立ったらすぐに出発ということもしょっちゅうでした。何と言っても宿の心配をする必要がないのは気楽で良いですね。高速道路のSAやPAも当時は「仮眠限定」とは謳っていませんでしたし・・・ 結局5年間ほど乗っていました。

ボートにせよキャンピングカーにせよ架装設備のメンテは自分で行う部分が多く、また洗艇・洗車も結構面倒で、操縦や運転も気を遣うため、若いうちは良いのですがこの歳になるとさすがに運用(?)は難しいかなと感じます。若いうちに色々と体験して楽しむことができて本当に良かったと思っています。

やはり「定年後に時間ができたらのんびり」楽しむにはアマチュア無線が最適ですね。

bookmark_border[308] 趣味の話

今日は、私の無線以外の趣味全般について紹介したいと思います。

子供のころからクルマ、鉄道、飛行機、船など「乗り物」にもとても興味があり、それもただ見たり乗ったりするだけでなく運転(操縦)してみたいと思っていました。そのため、鉄道模型(Oゲージ)、ラジコン戦車、Uコン飛行機などの模型をコントロールすることで、子供ながらに欲求を満たしていたのだと思います。

18歳になるとすぐにクルマの免許を取得し、自分が好きなようにクルマを運転できることが嬉しくて乗り回していました。

列車の運転や飛行機の操縦はできないので、その代わりにシミュレーションゲームに没頭した時期もありましたが、バーチャルでありながらクリアするのに結構時間がかかるということもあって、次第に飽きてしまいました。

船は20年ほど前に小型船舶免許を取り、22フィート(全長7メータ弱)のプレジャーボートを購入して週末になると乗っていました。釣りはやらず、家族とワンコを連れての船中泊、マリーナステイ、東京湾クルーズがメインで、波が穏やかな日はスピードをあまり気にせずに操縦できたため、クルマとはまた違った解放感や爽快感を味わうことができました。

もっとも維持費や燃料代で経済的負担が大きいことと、非日常が日常化してしまうとやはり「面倒」「飽き」が先立ってしまい、結局1年半ほどしか続きませんでした。

その後免許制度が変わり、アマチュア無線同様に小型船舶も上級免許の取得が楽になったため1級を取りましたが、これまで大型(?)の小型船舶の操縦の機会はありません。ボートを手放した後もたまにレンタルボートを借りて操縦感覚を保つようにしていましたが、この数年は乗っていないですね。私は着岸が苦手で、特に風のある日や川で流れがある場所の桟橋への着岸が難しいです。この歳になるともう無理かも知れません。

ボートの後は、更なる非日常を求めてキャンピングカーにも手を出しました。これはワンコ連れの旅行に最適です。

このように、私の趣味が家族との楽しい時間を過ごすことにつながって良い思い出を作ることができました。

bookmark_border[9] 趣味の広がり

せっかく購入したシンセサイザ機ですが、Multi 700SやPalmsizerIIでまともにQSOした記憶がありません。ようやく夢のシンセサイザ機を手に入れることができたとたんハム生活から離れてしまいました。その理由は次の3点にあると思っています。

1.夢のシンセサイザ機獲得により達成感が得られた
2.TVゲーム機(テニスゲームなどの簡単なもの)やマイコンに興味が移った
3.自動車免許が取得できる年齢になりクルマ関係にも時間を使うようになった

時はすでに70年代後半。それからというもの長きに渡り雑誌「I/O」に触発され、TVゲーム機のキットを組み立てRFモジュレータを介してTV(2CH)でゲームにいそしんだり、雑誌に掲載されていたBASICプログラムを一所懸命に手でパソコンに打ち込んでカセットテープにセーブしたりしてパソコン生活に浸ることとなり、その他の時間はドライブに・・・というように、未知の分野への活動が広がることで、自然とアマチュア無線への興味が薄れていったのでしょう。