bookmark_border[296] 科学教材社

昔のことを思い出し始めると止まりません。70年代当時の無線雑誌に掲載された「科学教材社」の広告をたまたまネットで見ることができ、ますます当時の記憶が蘇ります。

当時作成した科学教材社の受信機キットは次のものです。

・新教材3型ゲルマラジオ 850円
・単球ラジオ 2,800円
・0-V-2 5,750円
・2石デラックスラジオ 2,000円

この他に他社製の5級スーパー、6石ラジオやミズホのピコも作りました。

広告を見ると「JA-9」という高一中二スーパー受信機が光っていますね。値段はコイル1組付で16,800円となっています。今の価値に換算するとその1.5倍から2倍というところでしょうか。今売っていたらおそらく即決で購入します。

そういえば私が無線に目覚める少し前の受信機に、トリオの9R59Dという高一中二スーパーがありました。これもキットだったと思います。その後もトリオはケンクラフトブランドの6m SSB TRXキットなど出していましたね。

何かまた、真空管受信機をいじってみたくなりました。

bookmark_border[295] 学研

昔の話で恐縮ですが、歳をとったせいか小学校当時のことを思い出すことが多くなり、今度は「マイキット」や「電子ブロック」のことを思い出しました。

マイキットはおそらく3年生か4年生のころで、細かいことは忘れましたが厚めの台紙に人工衛星の絵がプリントされており、いくつかスプリング端子が立っていてそこに部品を取り付けて電子回路を組むことができるものです。太陽電池やイヤホン、簡単な電鍵キーもついていました。どのような回路かは忘れましたが、キーをたたくとピーピーと音がしていたような気がします。

また、その後は電子ブロックに興味を持ちました。当時はまだ白いブロックのものです。だんだんと物足りなくなり親にオプション部品をねだったりしたのをうっすらと覚えています。

今改めて考えると、それらは学習研究社(学研)のものですね。同社は、「科学」「学習」も含め科学者や技術者の卵を産みだすのに多大な貢献をしたのではないでしょうか。そういう意味では、誠文堂新光社や科学教材社も同じですね。

子供の好奇心を刺激することで自然と知識が身に付き、それが大人になって仕事や趣味に無理なくつながるというのは素晴らしいことだと思います。