[673] 子供の科学

先週末に「子供の科学」10月号が発売されたそうです。今回は創刊99周年記念企画ということですが、無線関係の記事は掲載されていないようで残念です。

(誠文堂新光社のサイトより画像引用)

久しぶりに見る表紙がとてもカラフルなのに驚きました。でも「子供の科学」の字体が昔のままなのが良いですね。また未来志向というコンセプトもブレていないようです。来年は創刊100周年ですので、次こそは無線関係の記事を載せて欲しいものですが、「未来志向」には反してしまうのでしょうか・・・

私の少年時代は、学研の「科学・学習」と共に、この「子供の科学」が毎月の楽しみでした。折込みの紙ヒコーキで遊んだり、記事を見ながらラジオを組み立てたり、また巻末の科学教材社の広告も食い入るように眺めていました。当時、科学教材社は神田にあり、向かいが誠文堂新光社だったと記憶しています。この店には何度か行きました。狭い店の中には模型やラジオキットなどが積み上げられていて、私にとってはまるで宝石箱のようでした。科学教材社と言えば「0-V-2」を連想しますが、なぜか単球ラジオや5球スーパーのキットを買っていました。また、同社発行によるカタログ広告誌「工作ガイドブック」もワクワク感に溢れていましたね。

歳を重ねるにつれ「ワクワク感」の対象は変わってきてはいますが、いつまでもこの感覚は持ち続けていたいと思います。

 

コメント

  1. 私も小学生の頃、恐る恐る入った、科学教材社でゲルマニウムラジオのキットを買って、わけも分からずコイルを撒いて、かすかに音が聞こえたときの感動を思い出しました。まだあるんですね。

    1. kkoga様

      コメント有難うございます。蜘蛛の巣コイルのゲルマラジオは私も作ったことがあります。通販サイトを見ましたが、今も売っているようですね。懐かしいです。子供のころの感動はずっと残りますね。

      de JK1BSH

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