bookmark_border[744] DXCC100達成

昨日は久しぶりにQRVしました。12mや10mのFT8でエクアドルやスペインなど遠距離の局とつながって、ハイバンドのコンディションの良さを実感しました。その後LoTWを見てみると・・・いつのまにかDXCC100を達成していました。

(ARRL LoTWサイトより画像引用)

数か月前までは足踏み状態だったのが、リグをFT-991AMからFTX-1Mに替えた後は立て続けに新エンティティとのQSOが成立していましたので、その結果と思います。受信性能の違いが出たのかなと勝手に想像しています。

当局はフィールドでの運用は行っていないためFTX-1Fとしての評価はできないのですが、FTX-1Mに関しては多少のバグはあるもののFT4/FT8での運用自体には特に支障なく、このリグに替えて良かったと思っています。性能面もそうですが、HF/6mのアンテナ2本をリグ側で切り替えて使うことができるのが当局の運用形態に合っていて、とても使い易くなりました。あくまでもFT-991AMとの比較で、自分的にはFTX-1MはFT-991AMの後継機との位置付けです。

それにしても、集合住宅のベランダに設置したホイップアンテナや軒下アンテナでDXCC100を達成できるとは、数年前に再開局した時点では想像すらできませんでした。デジタル通信に否定的な局長さんも多いとは思いますが、所詮趣味の世界ですので、限られた運用環境の中で新しい技術を使っていかに楽しむことができるかもアマチュア無線の醍醐味かと思います。

今度時間をみて、DXCC100のアワード申請をしてみたいと思います。

 

 

bookmark_border[740] FTX-1 JTDX送信NG

先日、17mのみJTDXでFT8のTXがNGとなっているのに気付きました。他のバンドではOKです。JTDXの設定画面で確認するとPTTが通らないようです。それまでは安定していたのにと思い、一瞬バグを疑いました。

当局の設定環境ではJTDXからリグに周波数指定ができず、逆にリグのメモリを使ってアンテナ/周波数/モードを一緒に切り替えた方が便利に感じていることからその部分は良いのですが、ただ送信NGになる前にSSBやCWの周波数などメモリに入れていたので、もしやと思いMODE画面を見ると「PRESET」がOFFになっていました。

メモリ設定内容も17mバンドだけがPRESET OFFになっていたため、何かの拍子で上書きしてしまったのかも知れません。PRESETをONにしたらPTTが通るようになりました。

ここでPRESET「ON」と「OFF」のパラメータの違いを表にしてみました。

赤字の「RPTT SELECT」が異なるだけです。PRESET OFFにするとRPTT SELECTがデフォルトのOFFになってしまうためPTTが通らないのだと理解しました。

一応デフォルトはそのままにしていますが、今回のような問題を避けるためにもここは「RTS」に変更しておいた方が良いかも知れません。

 

bookmark_border[737] FTX-1M FWアップデート

八重洲無線からファームウェアアップデートのお知らせメールが入りましたので、早速対応しました。その前に、2m FT8送信時におかしかったウォーターフォールについて受信時の様子を確認したところ、受信は特に問題無いようでした。

まず、リグのメモリ情報と設定情報をmicroSDカードにセーブします。その後SDをリグから外しPCにつなげてマニュアルに従ってファームウェアをSDの「FTX-1」フォルダ直下に展開し、再度SDをリグに挿入、リグの電源を入れてアップデートします。その際リグを初期化しますので、最後にメモリ情報と設定情報をSDからリグにロードします。

その結果、無事にアップデートできました。

なお、2m FT8送信時のウォーターフォールの状態やJTDXから周波数設定ができない点は、アップデートの前後で特に変化はありませんでした。

bookmark_border[736] FTX-1 バグ?

昨日2mでFT8を運用した際、送信時のウォーターフォール(WF)を見て何か違和感を覚えました。QSO自体は特に問題ありません。改めてRF出力を5Wに下げてDF=2KHzで送信したときの状態がこれです。WFの幅は5KHzに設定しています。

「-2KHz」のところに信号が立っています。ちなみに右上のフィルタ(3KHz幅)の表示では2/3くらいのところに立っており、こちらは問題なさそうです。WFの表示は144.460MHzをセンターにして±が逆転しているように見えます。

試しにWFの幅を10KHzにしてみましたが同じでした。DFを1.5KHzや1KHzにしても同じ症状です。

その他のバンドでは430、6m、10mのみ確認しましたが、これらは特に問題無いようでした。(WF幅:5KHz、DF:1KHz)

では、受信時のWF表示はどうだったのか・・・確認し忘れていましたので、また週末にでも確認したいと思います。今回の件でスクショの撮り方を覚えたのが収穫です。

bookmark_border[735] FTX-1 メモリ設定

JTDXからリグに対して周波数指定ができないため、リグのメモリにFT8/FT4周波数を設定しました。

ANT1/ANT2やその他のパラメータについても設定できるため、周波数やアンテナは、メインダイヤルを回すだけで切り替えることができ、とても便利になりました。アンテナのチューンは「FUNC」ボタンを短押しするだけです。

ちなみにANT1には「FC-40+ロングワイヤ」、ANT2には「ATAS-120A/SD330などのスクリュードライバアンテナ」をつないでいます。

今のところPC側から周波数指定ができない以外は、当局が普段使う機能も限られていることもあり、特に問題なく安定して運用ができています。周波数指定問題も、FTX-1のCATコマンドが公表されHamlibもそれに対応すれば解決するのでしょうが、リグのメモリを使った方が便利な様に感じています。

ところで、40mは7041問題もありこの数年はこのバンドではFT8を運用していません。7074もSSBへの影響など気になるため遠慮しており、たまにワッチしている状態です。