昨日、DCケーブルを2本作りました。長さは大体50㎝です。端子部分で手こずるかと思いましたが、意外とすんなりできました。
ケーブルの被膜を剥き、ラジオペンチを使ってソケットコンタクトの圧着部分をケーブル芯線に少し被せ、あとは手持ちの汎用の圧着工具で締めました。比較的柔らかくてあまり力は要りませんでしたが、平らになったためラジオペンチで少し幅を調整し、更に半田で固めました。次に、細い方の圧着部分をケーブルの被膜に食い込むようにして噛ませました。
ソケットコンタクトをハウジングに差し込むときは、向きを間違えないようにしてカチッというまで奥に入れます。極性とコンタクトの向きは、純正ケーブルを見て確認しました。
コネクタは4ピンで陽極/陰極それぞれ2ピンずつ使うのですが、私は純正品と同様にコネクタに近い部分でケーブルを纏めたため、まずはケーブルの加工と半田付けを行ってから、コンタクトをハウジングに差し込みました。そうしないと半田の熱でハウジングが変形するおそれがあるからです。
その際、前述のとおりコンタクトの向きが狂わないように、コンタクトにケーブルを付けたあと陽極側の2つのコンタクトを背中合わせにしてビニールテープで仮止めし、ケーブル同士を半田でつなげてからテープを外してコンタクトをハウジングに差し込みました。陰極側も同様です。
なお、ヒューズホルダは陽極側だけに付けました。ちなみにこのヒューズホルダは「ミニ平型ヒューズ」用だったため、純正ケーブルについている「平型ヒューズ」は使えません。しかも50W機のため20Aで十分なのですが、過分な25Aのミニサイズを注文してしまいました。
このタイプのヒューズは品薄なのかまだ入荷しないため、ケーブルのアッセンブリはできたものの実機を使って実際に試せずにいます。従って「完成」したかどうかは、今のところ言い切ることができません。
最後に、万一ヒューズが飛んだときのことを考えると、入手性の良いヒューズにしておけば良かったと少し後悔しています。まあその時は、一旦純正ケーブルに戻せば良いのですが・・・