bookmark_border[733] FTX-1M HF用マルチアンテナ端子の活用

FTX-1Mには背面に3つのアンテナ端子があり、そのうち2つはHF/6m用です。

当局が普段使っているHF用アンテナは、FC-40を接続した常設のベランダ軒下アンテナ(洗濯ひもの様なロングワイヤ)と雨の日以外の運用時だけ設置するATAS-120Aの2本で、これまではこれらのアンテナを同軸スイッチで切り替えていましたが、FTX-1Mでは同時にリグに接続できるため同軸スイッチは不要になりました。とても便利です。

また、ANT1とANT2でチューナを別々に設定できるのも有難いです。

ところで周波数表示がデフォルトでは青色だったのですが、バックの色が黒ですのでコントラストを改善しようと白色に変えてみました。表示もシングルにしたらシンプルで見やすくなり、何か良い感じです。

 

bookmark_border[732] FTX-1 JTDX設定

昨日も色々と試してみましたが、やはりJTDXからリグへの周波数設定ができませんでした。リグでFT8の周波数に合わせることで運用は可能ですので、各周波数はメモリしておきました。なお、JTDXの設定パラメータは次のとおりです。

(COM番号はそれぞれの環境で変わってきます。)

JTDXの画面には、送信出力とSWRがきちんと表示されています。新しいリグの操作にはまだまだ慣れませんが、少しずつ覚えていこうと思います。

 

bookmark_border[731] FTX-1M 運用開始

今週になり、某販売店からのお知らせメールで「FTX-1 optima-50」の在庫があることを知って衝動買いしてしまいました。購入するのであれば製品品質が落ち着いてから・・・と考えていましたが、やはり「在庫あり」を見てしまうとダメですね。このお店では予約販売はしていなかったようで、FTX-1 Fieldやオプション類含めて、ある程度ストックがあるようでした。

早速、FTX-1FとFTX-1Mの両方で送信機増設の届出を行い、同梱されていたFT-710用の保護フィルムを貼って、昨夜からFT8で50W運用を開始しました。

(デザインや表示は素晴らしいのですが、やはり思っていたようにバルキーな感じです。コントロールヘッドはアメリカントラックのトレーラーヘッドのようで外すとアンバランスになるので、後ろの部分と合体させた形での運用が主体になると思います。そのため、バッテリーは未開封のままです。)

昨夜はPCとのCAT設定に手こずってしまい2局のみの交信に留まりましたが、今日から本格的に運用したいと思います。ちなみにJTDXのリグ選択メニューには「FTX-1」がまだ表示されていないため、他の局長さんのサイト情報を参考にさせていただき「libhamlib-4.dll」を最新のものに置き換えることでFTX-1を表示させることができました。

現時点で当局の運用環境において顕在化しているCAT関係の不具合は、(i)JTDXから周波数設定ができないこと(リグで周波数を変えるとJTDX側には反映される)と、(ii)Sprit設定で「Rig」も「Fake It」も選択できないことです。Spritについては、JTDXからリグに周波数設定ができないのと同じ原因と思われます。もう少し設定を弄ってみることにします。一方、PTTコントロールは問題ありませんでした。

今後、色々と問題が出てきてヒトバシラーへの道を歩むことになるかと思いますが、それもポジティブに考えて楽しんでいければと思います。

bookmark_border[730] ラオスとの初QSO

昨日午後、12m FT8でラオス局と初めてコンタクトできました。アンテナは、安定のATAS-120Aです。

ながら運用の最中で、ふと画面を見たらちょうどCQを出しているのが見えたので、ダメ元でクリックしたら運よく取っていただけました。たまに運用してみると良いことがあるものです。

bookmark_border[729] FTX-1のポジション

八重洲無線のサイトに本機の日本語マニュアルが公開され、また技適番号も掲載されましたね。

(「技術基準適合証明機種の申請について」より引用)

optima-50の場合は二つの番号を同時に届け出る必要があるようです。一方、初めにField(FTX-1F)だけを購入し、あとで50Wアンプ(FTX-1M?)を追加する場合も段階を踏んで二つの番号を届け出ることになりますので、結果的にそれと同じですね。

このリストの並びでは、FTX-1はFT-991Aの後継機種のように見えます。実際、普段はフィールドヘッドとアンプとを合体させて使うのがまとまりが良いように感じますし、米国の動画を見てもフィールドヘッドを外に持ち出して運用するのは中々大変そうです。

そのため個人的には以下のイメージを持っています。

  • FT-991AM後継:+性能/機能、+セパレート
  • FT-710M派生:+2m/430、ー性能/機能(?)、+セパレート

仮に私がFTX-1を購入するのであれば、現在使っているFT-991AMのリプレースとしてシャックで使うことになると思いますので、数多く準備されているField用のオプション類は当面は必要無いかなと思っています。また、ビギナーの方はField単体から入って徐々にオプションを導入していき、資格に応じて50Wアンプを追加するなどのステップアップが可能ですので、楽しみや夢が広がっていくのではないでしょうか。

昨日、無事に出荷開始されたのかどうかは分かりませんが、品質問題が生じないことを祈りたいと思います。