bookmark_border[189] 最近のQRV状況

近頃は6m/2m/430での運用が主体となり、たまにDX目的で10mに出るというパターンが多くなってきました。80m/40mなどのローバンドにはもう2週間以上出ていません。

というのも、ローバンドにはHFJ-350MやSD330のアンテナを使っており、使用する都度基台に取り付けているため、どうしても平日の夜は億劫で週末の運用となります。ただこのところ週末になると天気が悪くなり、HFJ-350Mは雨の日は使えず、またSD330はDCケーブルコネクタの防水処理をしていないためこれも雨の日は使えない状況です。

従って、必然的にベランダ内に設置しているSB7やHFV5を使わざるを得ず、上述のバンドでの運用となってしまいます。

試しにSD330をベランダ内で使ってみようかとも思いましたが、HFV5でローバンドが使えないのと同様にSD330でも無理と思われますので、無駄な抵抗はせずに天気の良い週末にローバンドに出るようにしたいと思います。

bookmark_border[188] アマチュア無線とI&D

今、世界各国でI&D(インクルージョン&ダイバーシティ、またはD&I)の意識の高まりとともに積極的な推進が叫ばれています。そのため、これに反する言動に対して世の中は大変センシティブになっていると感じます。

アマチュア無線の世界では、長らく心身障がい者は免許の取得が難しかったと思われますが、一昨年あたりから法令改正により原則制限が撤廃されているようです。

当局は、昨年無線を再開してから専らFT8で交信していますが、相手局とは全く会話することなく、国内はもとより簡単な設備と操作で外国の局と容易にコミュケーションができますので、聴覚や発声に障がいをお持ちの方も大いに楽しんでいただけるのではないかと思っています。

ただ、聴覚障がい者のコミュニティーサイトやJARL、JARDのサイトを見ても、関連の内容は見当たりませんでした。また、CQ誌最新号の別冊付録「はじめようアマチュア無線」はハムライフ啓蒙のための別冊記事だと思うのですが、そこにも全く触れられておらず残念に思いました。

FT8などのデジタル通信は、PCを利用することにより人間の五感を補ってコミュニケーションが成り立つものですので、アマチュア無線の分野におけるI&D推進のためにも広めていく意義はあるものと思います。

bookmark_border[187] 2m/430 八木アンテナ 設置方法の検討

2m/430用八木アンテナを入手したのは良いのですが、設置方法に苦慮しています。

一応SD330アンテナ用のベースに仮止めして使ってみたところSB7ホイップよりも良さそうなことが確認できましたので、一旦撤収しました。ベランダ内ですので仮止めのままでも良いかとも思いましたが、風が強くなると心配ですので・・・

今悩んでいるのは、HFV5との位置関係です。

なるべく離して設置するのが良いのでしょうが、場所の制約上、HFV5と同じポールに付けるのが理想です。ただし垂直偏波の八木ですので、そのまま金属ポールに取り付けることができず、一旦水平ポールで横に突き出すとHFV5のエレメントに干渉してしまいます。

そこでポールを金属ではなく塩ビ製のパイプにすれば良いのではないかと思いました。

八木アンテナのラジエータとリフレクタの間がやや離れていますので、ブームとパイプは簡易なクロスマウント金具で取付けできそうです。仰角調整はできませんが、簡易な八木ですので問題ありません。もう少し考えてみて、良ければ材料を調達したいと思います。

bookmark_border[185] FT8スプリット運用時の内蔵アンテナチューナ操作

FT-991AM購入当初、FT8でリグスプリット運用した際に、内蔵アンテナチューナの動作がそれまでのFT-450DMと違っていたため少し面喰ったのですが、HFV5アンテナを使って10m/6mで運用する際にはアンテナチューナを使わざるを得ないこともあって、今ではすっかり慣れました。

以前のリグではTUNEボタンを押して同調させるだけで良かったのが、FT-991AMではそれだけではリグスプリット(VFO-Aで受信、VFO-Bで送信)運用時に送信するとチューナがOFFしてしまいます。

その後、VFO-AとVFO-B各々でTUNE設定する必要があるということがわかり、少し面倒ですが、①TUNEボタン押下、②A/Bボタン押下、③TUNEボタン押下、④A/Bボタン押下という操作を行うことにしています。

①でVFO-AのチューナON、②でVFO-Bに切替え、③でVFO-BのチューナON、④でVFO-Aに戻すというプロセスです。VFO-A/B間の切替はPCアプリ(JTDX)で自動的に行われますので、果たして④の操作が必要なのかという疑問はありますが、一応、リグ上でVFO-Aに戻すところまでマニュアルでやっています。

その状態で、アンテナをSD330に切り替えて40mなどにQSYすると、チューナをOFFするのを忘れてSWRが高くなり送信エラーが出ることがしょっちゅうあります。バンドによってチューナのON/OFFを自動で行う機能がついていれば良いのですが・・・