FT8 40m国内用QRG(7.041MHz)の変更について、現時点ではまだ結論は出ていないと理解しています。他の通信方式との棲み分けや協調など、国内で解決すべき課題が山積しているのでしょうか・・・
IARUのWG-2 Reportに記載されているように「WG-2 recommends that the Conference ~ invite JARL to consider whether their 40m domestic FT8 channel can be moved to 7030-7040 kHz and feedback to BPC by December 31st, 2021 for consideration on revision.」として、JARLは周波数を7030~7040KHzに移行可能かを検討し、2021年末までにBPC(Band Plan Committee)に回答することが推奨されていますが、その後JARLからBPCに対して何らかの報告をしているのか、簡単にサーチした限りでは特に見当たりませんでした。
当局はバンドプランについて何が最適解なのかわからないので、ただただ決定に従うだけという立場なのですが、この様な状態ですので、年が明けてからはこのバンドから足が遠のいています。
また40mはDX用QRG(7.074MHz)ではSSBと被ってしまい、こちらも無用のQRMは避けたいということもあって滅多に利用せず、残念ではありますがこのバンドは当局のようなFT8ユーザにとっては使い勝手が良くないバンドという感じがしています。
当面落ち着くまでは別のバンドでの運用を続けたいと思います。