bookmark_border[29] FT8(強い信号の波形)

ワイドスコープのウォーターフォールで受信信号を見ていると、強く受信する局の波形がたまに別の場所にも現れることがあります。

少々見づらいですが、900Hz近辺に本体の信号があり、2700Hz近辺には幅の広い信号が出ています。2段のうち上段の半分ほどに来たところでリグのAGCをONにしたら2700Hz近辺の信号は消えました。

送信側の信号の歪なのか受信機の性能の問題なのかわかりませんが、前者の場合、私の信号も同じように他の局に影響を与えている可能性があり、ALCには留意が必要であること再認識しました。

bookmark_border[28] FT8(CQの波形)

JTDXのワイドスコープでウォーターフォールを眺めていたら、CQ局の波形に共通点があるのを発見しました。

FT8 CQ

これは2局がCQを出しているときのウォーターフォールの画像を切り出したもので、共通点としては人が右を向いて口を開けているように見えます。他のCQ局の波形も見てみましたが、やはり同じような形でした。ただし信号が弱いと判別が難しくなります。

おそらく「CQ」を8値のコードに置き換えると、波形的にこのように左の方に偏り右側に大きな空間ができるのだと思います。PCがデコードし表示する前にCQを受信しているのかどうかわかると、何かメリットがありそうな気がします。

bookmark_border[27] ブラジルとの初QSO

15mバンドのFT8でブラジルの局とQSOできました。相手局が他局へ73を送る前にTXをセットしてダメ元で呼んでみたら、当局は-16dB、相手局は-9dBでQSO成立しました。南米自体初めてで、しかも周波数をこちらに寄せてきてくれて二重の感激です。

QRZ.comを見ますとどうもその局はeQSLはやっていないようですので、紙QSLを交換しようと思います。

bookmark_border[26] ログサイトへのメンバー登録

いくつかのログサイトにメンバー登録してみました。

・TurboHAMLOG
QSO相手局がメンバー登録していると、ログ記入の際QRA、QTH(市町村まで)、JCC/JCGが自動で記入されます。

・eQSL.cc
紙QSLの代わりに電子QSLを交換するためのサイトです。無料で使えますが、幾らかの寄付をすると電子QSLに任意の写真や画像が使えるため少額を寄付しました。ログデータをアップロードすると相手局では交信データが記された電子QSLを閲覧したり印刷することができます。

・QRZ.com
メンバーはこのサイトに自局の説明や写真を掲載できます。交信局の詳細がわかるので便利です。

・ARRL LOG BOOK OF THE WORLD (LoTW)
ARRLのログ登録サイトです。TQSLというPCアプリからログデータをアップロードできます。DX QSOを行う場合はこのサイトにメンバー登録するのが良いようです。

・Club Log
ログ登録サイトです。このサイトの役割やメリットなどはまだ理解できていません。
PC上のログはTurboHAMLOG、JTDX、JT_Alertなどに分散しているものと思いますが、私の場合は最終的には全てのログが集約されるTurboHAMLOGで生成されたログデータ(ADIF形式)を各サイトにアップロードしています。

サイトによっては自動的にアワードの要件チェックを行ってくれるようですので、そのうち試してみたいと思います。

bookmark_border[25] CPU負荷状況

FT8信号受信の際、CPUにどの程度の負荷がかかるかをタスクマネージャーで観測しました。

CPU1

15秒周期でCPUがほぼフル稼働していることがわかります。ここでは1サイクルあたり24局分のデコードに成功していますが、CPU稼働率はほぼ100%です。おそらくこれ以上の局数には対応できないものと思われます。

下は別のバンドでの受信中、極端にデコード率が悪くなった例です。

CPU2

ここでは8局しかデコードされず、「音声の損失 8」と表示されていますのでPCとしては計16局受信した認識はあるものそのうちの半分しかデコードできていないことがわかります。

CPUの負荷グラフでは、最後のデコード時から遡って1周期半(約20秒)あたり前から継続して負荷が重くなっています。詳細を見ると、このタイミングで「svchost.exe」が立ち上がっているようです。これはWikipediaによると「複数のWindowsサービスを受け持つシステムプロセス」だそうで、簡単に消すことはできないとのことです。

どのような頻度で「svchost.exe」が立ち上がるのかはわかりませんが、自分が交信中にこれが立ち上がると相手局の信号がデコードできなくなり、当局のCPU性能が原因でQSOが成立しなくなるおそれがあります。何か良い方法がないものかと思います。