[25] CPU負荷状況

FT8信号受信の際、CPUにどの程度の負荷がかかるかをタスクマネージャーで観測しました。

CPU1

15秒周期でCPUがほぼフル稼働していることがわかります。ここでは1サイクルあたり24局分のデコードに成功していますが、CPU稼働率はほぼ100%です。おそらくこれ以上の局数には対応できないものと思われます。

下は別のバンドでの受信中、極端にデコード率が悪くなった例です。

CPU2

ここでは8局しかデコードされず、「音声の損失 8」と表示されていますのでPCとしては計16局受信した認識はあるものそのうちの半分しかデコードできていないことがわかります。

CPUの負荷グラフでは、最後のデコード時から遡って1周期半(約20秒)あたり前から継続して負荷が重くなっています。詳細を見ると、このタイミングで「svchost.exe」が立ち上がっているようです。これはWikipediaによると「複数のWindowsサービスを受け持つシステムプロセス」だそうで、簡単に消すことはできないとのことです。

どのような頻度で「svchost.exe」が立ち上がるのかはわかりませんが、自分が交信中にこれが立ち上がると相手局の信号がデコードできなくなり、当局のCPU性能が原因でQSOが成立しなくなるおそれがあります。何か良い方法がないものかと思います。

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