bookmark_border[67] 20mバンド DXの楽しさ

HFJ-350Mアンテナを20mバンドに調整しFT8で電波を出してみました。すると従来のアンテナとは比べようもないくらい、当局の信号をよく拾ってくれます。

受信は極端に良くなったとは感じませんでしたが、送信の方は感覚的に10dBは強くなったのではと思います。当局の信号が相手局と同等だったりそれ以上のときもあったりで、これまで20mバンドはほぼ相手局より10dB以上低くて消極的なバンドでしたが、このアンテナのお陰で気分は一変しました。

これは30分間の当局の20mバンドでの電波の飛び状況です。南米で-15dBというのは今まで使っていたアンテナでは考えられませんでした。もちろんこのアルゼンチンの局とはQSOさせていただきました。

 

bookmark_border[66] 6mバンドでのSWR調整

今度は6mバンドでアンテナを調整してみました。

SWRはかろうじて3を切っているのですが、バンド全体で2を超えています。同調ポイントが見当たりませんが、少し帯域を広げてSWR特性を見てみると、確かにアマチュアバンド内ではU字型の底になっているようです。ノンラジアルのホイップアンテナのような動作なのでしょうか。

一応リグのアンテナチューナーで調整できるレベルですのでCQを出しQSOは成立しました。このアンテナの6mバンドでの特性はこのようなものなのか、もっと追い込めるのか今後の検討課題です。

bookmark_border[65] 収納ロールポーチ+HFJ-2mセット

HFJ-350M、HFJ-L1.8/1.9を収納するポーチを入手しました。2m用コイル「HFJ-2m」とのセットです。発売1周年記念なのですね。

早速アンテナを収納してみました。運用時はこんな感じです。

携帯時にはコイルやエレメントはこのように収納します。左端に見えているのはNanoVNAです。ロッドアンテナの調整には、アンテナ直下でSWR特性を測定できるアナライザが必須ですので、NanoVNAは最適です。アンテナの取扱説明書は拡大印刷し、必要箇所のみ切り出し両面に透明テープを貼って耐久性を高めています。

NanoVNAをポケットに収め、上側のフラップを内側に折ってポーチを巻くと「忍者の七つ道具セット」のようになります。

 

bookmark_border[64] 80mバンドでの初QSO

いよいよ80mバンドでの初QSOです。

まずはDX用周波数に合わせしばらくワッチしていると、ロシア局がCQを出していたためコールしQSOが成立しました。他にはDX局が見当たらなかったので国内用周波数にQSYし、いよいよ国内局とのQSOです。

CQに応答したり呼んでいただいたりしていたらあっという間に1時間が過ぎ、その間に30局ほどQSOできました。多くの局が40mで既にQSO済みなのですが、それでも呼んでいただいてとても有難く思いました。

1時間で30局というのは平均2分間に1局ですので、かなりのハイペースです。やはり初バンドでのQSOは気持ちの良いものです。

ちなみにDX用周波数での当局の電波状況は次のような感じです。

アンテナはおおよそ5時の方向に突き出しその反対側は壁ですので、その両側に飛んでいるようです。北海道は陰に隠れてしまっていますが、この様な安価で小さいアンテナで予想外に電波が飛んでいることが確認できて満足です。

徐々に他のバンドでも試していきたいと思います。

bookmark_border[63] 80mバンドでの初SWR調整

新しいアンテナで80mバンド用に調整を行いました。FT8周波数に狙いを定めるため、ロッド長は取扱説明書記載の長さから少し長めにしてみました。

NanoVNAでSWRを見るとまだ少し同調点が高いところにあるため、長さを微調整しSWRを1.2程度まで落とすことができました。FT8周波数はDX用 3.573MHz、国内用 3.531MHzですので、この中間あたりに調整して各ポイント周波数でリグのアンテナチューナーが動作する程度にまで落とし込みました。

カウンターポイズの引き直しなどが必要かと思いましたが、5本のコード(各5m)をベランダの床に少し間隔をおいて置くだけで、意外とすんなり調整することができ良かったです。