bookmark_border[732] FTX-1 JTDX設定

昨日も色々と試してみましたが、やはりJTDXからリグへの周波数設定ができませんでした。リグでFT8の周波数に合わせることで運用は可能ですので、各周波数はメモリしておきました。なお、JTDXの設定パラメータは次のとおりです。

(COM番号はそれぞれの環境で変わってきます。)

JTDXの画面には、送信出力とSWRがきちんと表示されています。新しいリグの操作にはまだまだ慣れませんが、少しずつ覚えていこうと思います。

 

bookmark_border[731] FTX-1M 運用開始

今週になり、某販売店からのお知らせメールで「FTX-1 optima-50」の在庫があることを知って衝動買いしてしまいました。購入するのであれば製品品質が落ち着いてから・・・と考えていましたが、やはり「在庫あり」を見てしまうとダメですね。このお店では予約販売はしていなかったようで、FTX-1 Fieldやオプション類含めて、ある程度ストックがあるようでした。

早速、FTX-1FとFTX-1Mの両方で送信機増設の届出を行い、同梱されていたFT-710用の保護フィルムを貼って、昨夜からFT8で50W運用を開始しました。

(デザインや表示は素晴らしいのですが、やはり思っていたようにバルキーな感じです。コントロールヘッドはアメリカントラックのトレーラーヘッドのようで外すとアンバランスになるので、後ろの部分と合体させた形での運用が主体になると思います。そのため、バッテリーは未開封のままです。)

昨夜はPCとのCAT設定に手こずってしまい2局のみの交信に留まりましたが、今日から本格的に運用したいと思います。ちなみにJTDXのリグ選択メニューには「FTX-1」がまだ表示されていないため、他の局長さんのサイト情報を参考にさせていただき「libhamlib-4.dll」を最新のものに置き換えることでFTX-1を表示させることができました。

現時点で当局の運用環境において顕在化しているCAT関係の不具合は、(i)JTDXから周波数設定ができないこと(リグで周波数を変えるとJTDX側には反映される)と、(ii)Sprit設定で「Rig」も「Fake It」も選択できないことです。Spritについては、JTDXからリグに周波数設定ができないのと同じ原因と思われます。もう少し設定を弄ってみることにします。一方、PTTコントロールは問題ありませんでした。

今後、色々と問題が出てきてヒトバシラーへの道を歩むことになるかと思いますが、それもポジティブに考えて楽しんでいければと思います。

bookmark_border[729] FTX-1のポジション

八重洲無線のサイトに本機の日本語マニュアルが公開され、また技適番号も掲載されましたね。

(「技術基準適合証明機種の申請について」より引用)

optima-50の場合は二つの番号を同時に届け出る必要があるようです。一方、初めにField(FTX-1F)だけを購入し、あとで50Wアンプ(FTX-1M?)を追加する場合も段階を踏んで二つの番号を届け出ることになりますので、結果的にそれと同じですね。

このリストの並びでは、FTX-1はFT-991Aの後継機種のように見えます。実際、普段はフィールドヘッドとアンプとを合体させて使うのがまとまりが良いように感じますし、米国の動画を見てもフィールドヘッドを外に持ち出して運用するのは中々大変そうです。

そのため個人的には以下のイメージを持っています。

  • FT-991AM後継:+性能/機能、+セパレート
  • FT-710M派生:+2m/430、ー性能/機能(?)、+セパレート

仮に私がFTX-1を購入するのであれば、現在使っているFT-991AMのリプレースとしてシャックで使うことになると思いますので、数多く準備されているField用のオプション類は当面は必要無いかなと思っています。また、ビギナーの方はField単体から入って徐々にオプションを導入していき、資格に応じて50Wアンプを追加するなどのステップアップが可能ですので、楽しみや夢が広がっていくのではないでしょうか。

昨日、無事に出荷開始されたのかどうかは分かりませんが、品質問題が生じないことを祈りたいと思います。

 

bookmark_border[728] FTX-1 延長ケーブル

明日7/8(火)から、日本国内向けにFTX-1が出荷されるとのネット記事が出ていましたが、併せて8月には延長ケーブルが発売されるようです。

延長ケーブルについては、米国の動画など観ていてもユーザから強い要望が出ていたようですので、八重洲無線もそれに応えた形になり良かったと思います。技適認証の関係で延長ケーブルの使用可否が気になっていましたが、純正品だと安心して使うことができますね。

米国で先行販売されユーザさん達の厳しいフィールド評価を経て、短期間のうちにFWアップデートや延長ケーブル追加などにフィードバックする八重洲さんのご苦労はさぞかし大変なものだったと想像します。

私も昔、アマチュア無線機ではありませんが民需向けの無線機の設計業務に携わっていたことがあり、商用機の量産開始直前の時期はストレスフルな日々を送っていたことを思い出します。認証を取るためのチャンピオンセットは手作りで何とか仕上げることができるのですが、いざ量産となると想定通りに性能が出ないこともあり、仕方なくジャンパ線やGND強化のための銅テープを追加するなど、納期を守るために生産性を落とさざるを得ない手当てをしたこともありました。ソフトウェアについては、当時ようやくOTA(Over The Air)で書き換えができるようになって、出荷前のROM書き換えの手間が軽減されたことは画期的な出来事だったと記憶しています。

FTX-1にハードウェア起因の問題や製造上の問題があるとすると、それらは今後徐々にこなれていくでしょうが、その間も技術者の方々のご苦労は続くものと思います。

bookmark_border[725] FTX-1 両アンテナ間でのATAS-120とFC-40の使い分け

FTX-1 Optima(50)にはHF/6m用にアンテナ端子が2つ準備されています。メニュー選択でアンテナを切り替えることができますが、それに連動してATAS-120Aや外部チューナ、内部チューナの制御が自動で切り替わるのか気になったため、米国版のマニュアルを確認しました。

Advance ManualのP.76に、ANT1、ANT2でそれぞれ独立して下記のとおりチューナが選択できるよう説明されています。

  • ANT1:INT/INT(FAST)/EXT/ATAS
  • ANT2:INT/INT(FAST)/EXT/ATAS

ATAS-120Aを接続した側はATASに、またFC-40を接続した側はEXTに設定しておけば良さそうです。

ところで普段使っているFT-991AMには「INT(FAST)」という選択肢は無く私にとって初見なのですが、これは内部チューナを使う際、動作は速くなるが同調精度は若干落ちる機能とのことです。チューナにその様な速度が要求される場面に遭遇したことが無いため目的がイメージし難いですが、FT-710にはあるようですね。