bookmark_border[611] 再び15m FT8での混乱

昨日も15mバンドで悪戦苦闘しました。

初めに12mで運用しバナバ島やトーゴの局から応答して貰ったのですが、こちらの返信レポートがうまく届かなかったようで、いずれの局ともQSOは未完に終わりました。その後、15mにQSYし再度バナバ島の局にチャレンジしたところ、ようやくRR73を貰ってシーケンスが終了しました。

当局はJTDXを使っているのですが、Houndモードに設定しても「Use hound TX frequency control」がグレーアウトしてこの機能をONにできませんでした。

この機能の目的自体あまり理解していませんが、相手局へのレポート返信時にオンフレで送信するものだろうと勝手に解釈し、相手局からレポートが送られてきたタイミングで、JTDXの「Locked Tx=Rx」ボタンを押しました。

ただ、上の交信プロセスを見ると他局に対するDFになってしまっています。再び相手局からレポートが送られてきたためそれをクリックすると今度はうまくいったようで、RR73を受信しました。

DXpeditionについてあまり理解しないまま運用してしまい、少し反省しています。

それから、QSO後に気付いたのですが、DFが全体に上の方にズレています。あとでリグの周波数表示を見ると21.073MHzになっていて、FT8のQRGよりも1KHz低い周波数を示していました。なぜ変わってしまったかは分かりませんが、交信中もJTDXのウォーターフォールを見てFoxのDFが1000Hzを超えたところに来ているのは認識していました。FoxのDFは数百Hzの領域を使うものと思っていましたので何か違和感はありましたが、その時はQSOを成立させるのに必死でキャリアがズレていることまで考えが及びませんでした。

まあキャリアが多少(?)ズレていたとしても直接たたいて変調している訳ではないので、キャリア周波数+トーン周波数(DF)で帳尻があっていれば良いと思っています。

なお備忘録も兼ねて、Houndとしての振る舞いを以下のとおり纏めました。

  • スプリット(RigまたはFake It)を使用
  • TX用DFは1000Hz以上の空いているところに設定
  • Fox呼び出し時にはGLを付ける(Tx1で送信)
  • Foxからレポートが送られてきたら、それを受信したDFでRレポートを返信
  • FoxからRR73を受信してQSO終了(73は返信しない)

当局が使っているJTDXのHoundモードでは「Foxからレポートが送られてきたら、それを受信したDFでRレポートを返信」が自動でできなかったためマニュアルでやってみました。これは上述のとおり「Use hound TX frequency control」がONにできないためと思われます。この設定方法について勉強が必要ですね。

(11/7追記:他の方の交信記録を見ますと、このバナバ局とは途中でDFを変えることなくQSOが成立しているようです。ということは、これはDXpedition(F/H)モードではなくMSHVなのでしょうか・・・?)

 

bookmark_border[477] JTDXアップデート(156→157)

JTDXを「v.2.2.156」から「v.2.2.157」にアップデートしました。

前バージョンからの変更点はJTDXサイトに掲載されています。専門的な内容のため当局には理解できませんが、一つだけ「SWR」というワードが出てきます。JTDX上にSWR値が表示されるようで、実際、送信時には赤丸部分の様に表示されました。

TX出力も表示されていますが、これは前バージョンでも同じだったのでしょうか・・・当局が使っているPCは性能が良くないため、PCに負担を掛けそうな機能は普段OFFにしており、JTDXを157にアップデート後に「Setting」→「Radio」の画面で「Output power」にチェックを入れたらこの様に表示されました。またこのチェックを外すとTX出力とSWR値は表示されなくなりました。

その他の違いは分かりませんでした。おそらく今後CQ誌などで詳しく解説していただけるでしょうからそれに期待したいと思いますが、使ってみた限りでは出力バー以外には変化は感じません。もっとも普段複雑な使い方はしていないのと、そもそも前バージョンでの画面を正確には記憶していないので、違いに気付かないだけかと思います。

今後「157」の恩恵を感じられることがあるかも知れませんね。

bookmark_border[362] JTDXの「-26dB」現象

この週末は天気が不安定だったため、ベランダ内のアンテナを使って少しの時間ではありましたがFT8を運用しました。

その中で、またJTDXの「-26dB」現象が現れました。バンドは430です。0エリアの局が受信できたため呼んでみると、早速応答していただけました。

その後、こちらからのレポートの具合が悪かったのか、相手局から再びレポートが送られてきたと思ったら同じタイミングで「RR73」が送られてきました。おそらく相手局は途中でこちらのレポートに気がついてマニュアルで「RR73」を送っていただいたのだと思いますが、ここで当局のJTDXのHint機能が働いたのでしょうか、「-26dB」でデコードした部分に反応して「R-26」のレポートを送ってしまいました。

カーソルを合わせるのに手間取り、4秒遅れで相手局の「RR73」をダブルクリックして「73」を返信し事なきを得ましたが、少し慌てました。

当局は「-26dB」を表示したときのJTDXの挙動はあまり信用できないというのが実感としてあり、Hint機能はOFFにしたいのですが、ボタンを押してもOFFできないようですね。ただDXなど本当に弱い信号の場合は、結構この機能に救われていることもあるのかも知れません。

bookmark_border[251] JTDXアップデート

JTDX(v2.2)を「156」にアップデートしました。パネル表示も操作上も特に変わったところは無いようですが、CQ誌記事によると様々なバグ修正がなされているとのことです。

なお、アップデートによるものかどうかわかりませんが、デコード性能が上がったような気がします。

これは6mでのQSOとWFの記録です。当局からの呼び出しに対して相手局から応答いただいたのですが、タイミング的に遅かったにもかかわらずちゃんとデコードできています。自局に対する信号待ちの場面では、ある程度信号が抜けていても推定してデコードするのでしょうか。その時の信号レベルは少し低くなってはいますが・・・

今のところこれ以外に気が付いた点はありませんが、使っていくうちに進化が見えてくるのかも知れませんね。

bookmark_border[161] 44デコード成功(40m FT8)

昨日は祝日だったため、多くの局がQRVされていました。特に40mの国内FT8は皆さんとてもアクティブで、とても自分の場所を確保できる状態ではなかったため、もっぱらCQ局にオンフレで呼び出しをしていました。

ただし、あまりにも局数が多いせいかPCも中々ついていけず、こちらからの呼び出しタイミングも遅れ気味でした。

その中で、当局のJTDXで何と44デコードの記録が出ました。記録と言ってもこれまで明確に記録を付けていたわけではなく、最大でも30程度との認識でしたので、「44」というのは私の中では驚きの数字です。記念に残しておきたいと思います。

なお、これは最大瞬間風速で今のところこの記録は破られていません。ちなみにJTDXの表示言語は英語にしています。以前は日本語にしていたのですが、何となく英語の方が処理が早いような気がして戻しました。さしたる根拠はなく、あくまでも気分的なものですが・・・