bookmark_border[457] 10m/6m用アンテナ

このところアンテナ関連の話が続いていますが、今日もその流れで10m/6mバンド用アンテナの現状についてご紹介したいと思います。

これまでHFV5、CDP-106、SD330 w/ショートエレメント、ATAS-120A、HFJ-350M、RHM12などを試してみましたが、いずれもベランダ運用では建物の影響を大きく受けるようで、SWRが思うように下がらなかったり、下がっても期待通りに飛ばなかったりと、未だに最適な解を見つけられずにいます。そのため今年の夏は少し残念な結果になりました。

そういう意味では、HFのミドル~ローバンドはカウンターポイズさえしっかりしていればSWRも下がって良く飛びますし、一方2m/430は全く手間を掛けることなくそのまま使うことができて、なぜその間の10m/6mだけがうまく行かないのだろうと不思議な気持ちです。

そんな中、再度HFV5を設置しました。以前と変わらずベランダ内部への設置ですが、今度は左右のエレメントの先がベランダの手すり面からギリギリ外側に出ない位置までずらしてみました。

エレメント長の調整をし、リグ内蔵チューナを使えば一応各バンド送信可能な状態になったため、10mと6mのFT8で波を出してみました。

PSK Reporterで伝搬状況を見ると、そもそも10mでは運用局があまりいなかったようで近傍の2局ほどしか受信確認ができませんでしたが、6mでは以前と違って意外に良く飛んでいるようでした。
これが昨夜の6mの様子です。

たとえベランダ内であったとしても、アンテナは少しでも建物から離した方が電波は飛んで行くことを実感した次第です。週末にかけて10mでも様子を見たいと思います。

bookmark_border[426] HFV5アンテナ調整

やはりHFV5アンテナの調整は早めに片付けておいた方が良いと思い、内蔵チューナでチューニングできない40mと10mを調整しました。

まずは調整前のSWRの確認です。本来はアンテナ直下で測るのが良いのでしょうが、人体の影響なども考慮しシャック内で観測しました。

(調整前)

上が40m、下が10mです。FT8のQRGは40mが7.041MHz(国内)/7.074MHz(DX)、10mが28.074MHzですので、両バンドとも下側にズレています。それにしても10mはSWRが落ちていないですね。

それぞれのエレメントを少し短く調整した結果、下のようになりました。

(調整後)

40mはなぜか帯域が少し広がったような感じがしますが、左右のエレメントのバランスが取れたということでしょうか・・・。10mは少しSWRが下がりました。

一応これでHFV5がカバーする全バンドでチューニングが取れて送信可能になりました。

bookmark_border[418] ATAS-120Aでの10m運用

週末は、時間の関係で日曜日午後のみの短時間運用に終わりました。ATAS-120Aを使いましたが、いつもは問題なくチューンできる30mがSWR2を切らず、その代わり10mではなぜかチューンでき、EUロシア、ASロシア各1局とFT8でQSOできました。

ピンク色が10mでの伝搬状況です。HFV5の場合は行ってもアジア・大洋州止まりなのですが、ATAS-120Aではかろうじて東欧付近まで届いているようです。

その他、40m、15m、2m、430で数局ずつQSOしました。10m、12m、15mではDX局が数多く見えていて呼んでみたものの応答がなく、いつもは何回もチャレンジするのですが、昨日はモチベーションが上がらないまま早々に諦めてしまいました。時間が取れなかったというのもありますが、たまにはこのような日があっても良いかなと思います。

ところで最近は2mの飛び具合を見ていなかったため、久しぶりに記録してみました。

実際に受信できたのは関東周辺の局だけで、当局の耳の悪さを改めて認識しました。送受のバランスが悪いものと思いますので、送信出力を抑えた方が良いかも知れません。

bookmark_border[333] 昨日の状況

昨日も1時間余りの短い時間ではありましたが、10m/2m/430のFT8で運用しました。

結果は、10mは5エリア1局、2mは1エリア9局、430は1エリア1局の計11局でした。2mでは比較的多くの局が運用されていましたが、ほとんどがこのバンドで交信済みの局ばかりで、未交信局を見つけるとタイミングをみて呼び出すということを繰り返していました。

やはり2mや430は交信可能な範囲が限られますので未交信局を見つけるのは大変ですが、逆に面白くもあります。

これらのバンドはアンテナにあまり気を遣わなくて良いのでその点では楽ですし、建物の反射によって全く違う方向に電波が飛んでいきますので意外性もありますね。

八木アンテナは固定して使っていますので、それを少し動かすだけでもまた新たな局との交信ができるかも知れません。ただ、そう思うだけで中々行動に移せないのですが・・・

bookmark_border[307] 昨夜の状況

昨夜はSD330を取り付けるのも億劫だったため、常設のベランダアンテナを使い10m/6m/2m/430 FT8でCQを出してみました。その時の伝搬状況はこんな感じです。6mの信号が比較的強く韓国に到達していたようです。

(薄いピンク:10m、赤:6m、濃いピンク:2m、濃い緑:430)

平日のせいかどのバンドもガランとしていて、結局10mでロシア局2局のコンタクトに終わりました。1日の成果がDXだけというのも珍しいです。