bookmark_border[600] A1430S7アンテナ

2mではこれまでSB7ホイップ(6/8λ Cフェイズ ノンラジアル)や2エレ八木などのアンテナをベランダで使っていたのですが、第一電波のA1430S7を入手して使い始めました。

このアンテナは2mでは3エレ、430では5エレとして機能するマルチバンドの八木アンテナで、2エレよりも指向性が強いためどうかなとも思いましたが、そもそも周りがビルに囲まれているため放射パターンなどあまり関係なく、建物の影に隠れる部分を除き良く飛んでくれているようです。

常置場所のベランダの大きさからしてこのサイズが限界ですが、これまでのアンテナではコンタクトできなかったエリアともつながっています。昨日はFT8で岐阜県の局ともコンタクトさせていただきました。

PSK Reporterで見るとこのような伝搬状況です。

430でも初めての局とコンタクトできていますので、このアンテナにして良かったと思っています。ちなみに既に生産終了品とのことですが一部の販売店にはまだ在庫があるようで、それを入手することができました。2m/430でまた楽しみが増えた次第です。

bookmark_border[567] GW最後の様子

このGWは家を空けることが多く落ち着いて無線を楽しむことができなかったのですが、この土日はGW最後ということもあり久々にリグに火を入れ、10m/6m/2m/430でFT8を運用しました。

なぜこれらのバンドかというと、ベランダ内に常設したアンテナ(HFV5 V型短縮DPとSB7ノンラジアルホイップ)をそのまま使うことができて楽なためです。ATAS-120AやSD330などのスクリュードライバーアンテナを基台に取り付けて遠距離DXを狙ったり、ロッドエレメント+ATU-100で実験を進める気力が湧きませんでした。今後、心身共にしっかりリハビリしたいと思います。

一応、昨日午後の10mと2mの伝搬状況を記録しておきました。

(10m FT8)

(2m FT8)

(いずれも「PSK Reporter」からの画像引用)

bookmark_border[523] 昨日の運用状況

昨日も雲行きが怪しく雨が気になったためホイップアンテナの出番は無く、ベランダ内設置のアンテナを使って10mと2mでFT8を運用しました。

10mは主にDXで、オーストラリア、インドネシア、タイ、西マレーシア、中国など大体いつもの国々とコンタクトできました。これがPSK Reporterで見た伝搬状況です。

右下の「-15dB」はフランス領ポリネシア(タヒチ)で、こちらでも受信できていたので呼んでみたのですが、パイルになっているようで結局つながりませんでした。それにしてもこの局はJAやその他地域の局を次から次へとさばいていて、見ていて気持ちが良かったです。早く自分の番が回って来ないかな・・・と待っていたのですがダメでした。

また、インド方面にも電波が飛んでいたようです。インドはこれまで全くつながっていないエンティティなので期待したのですが、この局の信号は当局では受信できませんでした。また別のインド局が見えていて何度も呼んでみましたが、残念ながらことごとく空振りに終わりました。

ところで、インドは人口が多く頭脳明晰な人も多いという印象があるのですが、PSK Reporterで見る限りではFT8を運用している人は少ないように思います。そもそもアマチュア無線人口自体が少ないのかも知れません。

その後短い時間ではありましたが、半月ぶりに2mにQSYし国内の局長さん数局とコンタクトさせていただいて週末の運用を終えました。

bookmark_border[465] CQの出し方

SSBやFM/AMなどの音声でCQを出すときは大抵CQの後に波長(バンド)を付けますが、これは無線機の特性によって違うバンドでも声が聞こえてしまうことが昔あったことから、「自分はこのバンドで電波を出していますよ。」とお知らせする意味があったそうです。

2m/430でも皆さん「CQ 2m」とか「CQ 430」とか普通に言っていますが、果たしてその必要があるのかということについては・・・

FT3Dなど2m/430を同時にワッチできるリグでは、どちらのバンドでCQを出しているのかすぐに分かるというメリットはありますね。CQを出す方の送信側にしても、これから電波を出そうとするバンドを改めて自覚するという意味もあるかも知れません。

また、これらのバンドではCQを出す際にQSY先を伝えていますが、あらかじめサブチャンを探しておくというのは昔と違うところですね。いつからそうなったのか、また全国的にそのようにしているのはわかりませんが、少なくとも私が開局した頃は、一旦メインで待って貰ってサブを探しにいき、再びメインでQSY先を伝えるということをやっていました。ただ今のやり方の方が効率的で合理的だと思います。

それから仲間同士のローカルラグチューの場合は、最初からサブでQSOを始めるというのもありますね。たまにアルコール変調気味の局長さんもいて、そういうところは昔も今も変わらず楽しいです。

bookmark_border[453] 八木アンテナ再設置

2m/430では一旦八木アンテナ(2エレ/3エレ)を外し、同等のゲインがあるSB7ホイップアンテナを使ってみたのですが、FT8でも飛びが関東平野に限られるようで、八木では取れていた西方の局も取れず、また元に戻すことにしました。

垂直マストは塩ビ管で、アンテナブームにコイルチューブを巻いてその上から十字金具で固定しています。ベランダの内側にエレメントが収まるように付けました。(ケーブルの処理が雑ですが、後できちんと固定しておきます。)

念のためSWRを測りましたが、各バンドとも特に問題無いようです。HFと比べると2m/430用アンテナは全く手間がかからず楽ですね。

(144~146MHz)

(430~440MHz)

これは両バンドでの伝搬状況です。2mは関東平野から少し抜け出せたようで、やはりホイップよりも良い感じがします。

(ピンク:2m、緑:430)