bookmark_border[728] FTX-1 延長ケーブル

明日7/8(火)から、日本国内向けにFTX-1が出荷されるとのネット記事が出ていましたが、併せて8月には延長ケーブルが発売されるようです。

延長ケーブルについては、米国の動画など観ていてもユーザから強い要望が出ていたようですので、八重洲無線もそれに応えた形になり良かったと思います。技適認証の関係で延長ケーブルの使用可否が気になっていましたが、純正品だと安心して使うことができますね。

米国で先行販売されユーザさん達の厳しいフィールド評価を経て、短期間のうちにFWアップデートや延長ケーブル追加などにフィードバックする八重洲さんのご苦労はさぞかし大変なものだったと想像します。

私も昔、アマチュア無線機ではありませんが民需向けの無線機の設計業務に携わっていたことがあり、商用機の量産開始直前の時期はストレスフルな日々を送っていたことを思い出します。認証を取るためのチャンピオンセットは手作りで何とか仕上げることができるのですが、いざ量産となると想定通りに性能が出ないこともあり、仕方なくジャンパ線やGND強化のための銅テープを追加するなど、納期を守るために生産性を落とさざるを得ない手当てをしたこともありました。ソフトウェアについては、当時ようやくOTA(Over The Air)で書き換えができるようになって、出荷前のROM書き換えの手間が軽減されたことは画期的な出来事だったと記憶しています。

FTX-1にハードウェア起因の問題や製造上の問題があるとすると、それらは今後徐々にこなれていくでしょうが、その間も技術者の方々のご苦労は続くものと思います。

bookmark_border[727] CQオームさんアップデート?

先日、久しぶりにCQオームさんの通販サイトで商品を購入し箱を開けてみたところ・・・いつもと同じく丁寧な梱包だったのですが、以前と何かが変わっているのに気付きました。

以前は緩衝材にカラフルなスポーツ紙や中京圏の新聞・広告紙が使われていたのに対し、今回は「日本経済新聞」でした。CQオームさんに何があったのか、何かアップデートされたのか、今回はたまたま新聞紙の供給元が替わっただけなのか真相は知る由もありませんが、(悪い意味ではなく)少し違和感を覚えた出来事でした。

次回の注文はいつになるか分かりませんが、どうなっているか楽しみです。

 

bookmark_border[726] LoTWアップグレード

ARRLからLoTWのモダナイゼーションに関するメールを受領しました。

従来のシステムをサーバベースからクラウドベースに完全移行するようで、その作業のためLoTWは6月27日から7月2日まで利用できないとのことです。

なお、メールには寄付のお願いも記されていました。ARRL会員以外の人には$20以上の寄付を希望するとのことです。寄付については、今回のシステム移行のためという訳ではないと思いますが、このように世界中のアマチュア無線家のためにサービスの運用や改善を行っていただいており、私もその恩恵に預かっていますので前向きに考えたいと思います。

ちなみに改めてDXCCの状況を確認したところ「97」でした。あと少しでDXCC100達成なのですが、足踏み状態が続いています。

bookmark_border[725] FTX-1 両アンテナ間でのATAS-120とFC-40の使い分け

FTX-1 Optima(50)にはHF/6m用にアンテナ端子が2つ準備されています。メニュー選択でアンテナを切り替えることができますが、それに連動してATAS-120Aや外部チューナ、内部チューナの制御が自動で切り替わるのか気になったため、米国版のマニュアルを確認しました。

Advance ManualのP.76に、ANT1、ANT2でそれぞれ独立して下記のとおりチューナが選択できるよう説明されています。

  • ANT1:INT/INT(FAST)/EXT/ATAS
  • ANT2:INT/INT(FAST)/EXT/ATAS

ATAS-120Aを接続した側はATASに、またFC-40を接続した側はEXTに設定しておけば良さそうです。

ところで普段使っているFT-991AMには「INT(FAST)」という選択肢は無く私にとって初見なのですが、これは内部チューナを使う際、動作は速くなるが同調精度は若干落ちる機能とのことです。チューナにその様な速度が要求される場面に遭遇したことが無いため目的がイメージし難いですが、FT-710にはあるようですね。

bookmark_border[724] QSL Worldへの対応

今年3月くらいから「”Call Sign” via QSL World」や「”Call Sign” using QSL World」という表題のメールが届くようになりました。メール記録を見ますと4月初旬に表題が「via」から「using」に替わっています。 QSL WorldはいわゆるQSL Bureauではないからということでしょうか。

メールにはQSLカードの画像が表示され、本文にContact Detailsとして私の氏名と住所(市まで)が記載されています。 下記Copilot情報のとおり、QRZ.comに掲載された情報を引用しているようです。

個人情報とは言え公開されていますので法的には問題無いのかも知れませんが、いきなりプッシュで届くメールに自分の個人情報が表示されるという状況に関し、個人的には少々違和感があります。QRZ.comのプライバシーポリシーは改めて確認が必要かも知れません。

なお、私はログファイルをeQSL.cc、Club Log、LoTW、QRZ.comにアップロードしており、それらに対してこれまで特に違和感を覚えたことはありません。

QSL Worldへの対応については、メールの下の方に「If you no longer wish to receive emails from this platform, you can unsubscribe here.」と記載されリンクが張られているものの、一切受信しないのも相手局に失礼と考え、そのまま受信できる状態にはしておきたいと思っています。ただ自分からログファイルを上げることは無いと思います。

(以下、QSL Worldに関するCopilotからの情報を転載)

QSL Worldは、アマチュア無線のQSLカード(交信証明書)を電子化して提供するオンラインサービスです。このサービスは、紙のQSLカードをデジタル化し、メールで送受信できるようにすることで、従来の郵送による交換を簡素化することを目的としています。

QSL Worldの特徴:

  • 電子QSLカードの送受信: 交信相手にQSLカードをメールで送ることが可能
  • QRZ.comとの連携: QRZ.comに登録されているコールサイン情報を利用して、交信相手の所在地やメールアドレスを取得
  • アルバム機能: 受信したQSLカードをデジタルアルバムとして保存・閲覧できる
  • デザイン機能: QSLカードのデザインを作成できるが、フォーマットの自由度は限定的

ただし、QSL Worldにはいくつかの懸念点も指摘されています。例えば、QRZ.comの公開メールアドレスを利用して無差別にQSLカードを送信するため、スパムとみなされるケースがあることや、プライバシーの問題が議論されています。

このサービスは2023年から2024年にかけて本格運用が始まった比較的新しいプラットフォームであり、今後の改善が期待されています。興味があれば、公式サイトや関連フォーラムで最新情報をチェックしてみてください!