bookmark_border[686] FT-891M コントロールケーブルの改良

今回は「FT-891Mヘッドホンノイズ問題」の対策について紹介します。

無線機本体とコントロールヘッドは、当方手持ちの6極6芯のモジュラーケーブルでつないでいるのですが、このケーブルは8芯LANケーブルとは異なりツイストペアケーブルではなく、ノイズに弱い可能性があることが分かりました。

ツイストペアケーブルは、2本ずつペアで撚り合わせたものでノイズに強いとのことです。

ネット動画では、LAN用8芯のツイストペアケーブルを6極モジュラーに付け、無線機本体とコントロールヘッドを接続してうまくノイズを低減することができたという例が紹介されており、それに倣って新たにコントロールケーブルを自作することにしました。

材料は8芯のツイストペアケーブルと6極モジュラーのみですが、ケーブルをモジュラーに取り付けるための工具も必要でそれらを準備しました。作業自体はそれほど大変なものではないですが、一応GND/AUDIOライン、データIN/OUTラインがそれぞれペアになるように配線を考えました。

(Yaesu Technical Supplementより引用)

#1と#3、#5と#6をペアにすれば良さそうです。ケーブルを組み立ててつなげてみたところ・・・

確かにノイズは低くなりましたが、まだ残っています。そこで思い切って#1と#3だけを外側に出してシールド線を使ってみました。

だいぶ良くなったように感じますが、まだ改善の余地がありそうです。こういうことを考えながら少しずつ使い易くしていくのは楽しいものです。

bookmark_border[685] 私のハムライフ

「FT-891Mヘッドホンノイズ問題」は、ネット情報から何となく解決の糸口が見えてきたものの材料が調うまで少し時間がかかりそうで、今のところ対応保留中です。そのため、今回は自身のハムライフについて改めて考えてみたいと思います。

コロナ禍においてそれまでの生活リズムが一変し、それに少し慣れてきた2020年7月に再開局して同年9月にこのブログを開設しました。振り返ってみると、初めのうちは浦島太郎状態で、新しいことを吸収しようと一所懸命でしたが、毎日それが楽しくて少年時代に戻ったような感覚でした。

昔であれば集合住宅では運用できないようなローバンドでも、ベランダの小さなアンテナで手軽にQSOできるのは驚きでした。

それから3年余りが過ぎて、毎日更新していたブログはいつしか不定期での投稿となり、また無線運用もたまに気が向いた時に行うなど、無理の無い自然体での接し方に変わってきたように思います。

所詮趣味の世界ですので、それが本来の形なのかも知れません。自分にとって、心身共にリフレッシュできるツールの一つになっています。これからもマイペースで、しかし片意地や肩肘を張ることなく周りに対するリスペクトの気持ちを忘れないように、自分なりにのんびり楽しくハムライフを続けていければと思っています。

bookmark_border[684] DXCC状況

ちょっと気分を変えて、久しぶりにLoTWでDXCCの状況を確認しました。

(LoTWサイトより画像引用)

先月より一つ増えています。これまでの経緯をグラフにするとこの様な感じです。

のんびり構えている割には、まだ直線上に乗っています。DXCC100まであと「16」になりましたが、これからも焦らずに徐々に増やしていければと思います。

bookmark_border[683] FT-891M ヘッドホンノイズ

FT891Mのヘッドホン端子はコントロールヘッドの左サイドに付いていて、使い勝手がとても良いです。

しかしながら・・・ヘッドホンをつないで聴いたところ、ひどくノイズが乗っています。

ツマミを回して周波数を変えたりSメータが振れただけでもパタパタという音がして、結構気になります。無線機本体とコントロールヘッドの間でやり取りされるデジタル信号がオーディオラインに乗っているものと思われます。

やはり専用のセパレートキット(YSK-891)を購入すべきなのか、またはオーディオラインをシールドすれば改善するのかなどと考えていますが、まずは対策についてネット情報を探ってみたいと思います。

 

bookmark_border[682] FC-40の共用化

[675] FC-40コントロールケーブル切替スイッチの製作」で紹介したように、以前ATU(FC-40)を2台のリグで共用できるように切替スイッチを作ったのですが、今回FT-891Mを購入したため、ようやく日の目を見ることになりました。

スイッチボックスから出ているケーブルをFC-40・FT-991AM・FT-891Mにそれぞれ接続してボックス横についているスイッチをONし、安定化電源のスイッチとFT-891Mのスイッチを順に入れました。この順序でスイッチを入れないと、FT-891MはFC-40をうまく認識しないようです。

まずはリレースイッチをONすることで、物理的にFT-891MをFC-40に接続した状態にしておく必要があるということですね。

あとはリグのマニュアルどおりに操作すればOKです。うまくTUNEしてくれました。