bookmark_border[456] アンテナ保管方法

当局が保有するホイップアンテナはシャックに保管していますが、そのまま壁に立てかけた状態です。段ボール箱に足を突っ込んだ形になっていて、無線を知らない人から見るとゴミ箱に長い棒が捨てられていると思われてもおかしくない姿です。でも、運用するときはこの形が便利ですね。

RMH12には、RMHC12の160m用・80m用オプションコイルを全て連結しています。あまり意味は無いのですが、取り出し易いということとコイルが「ゴミ箱」の中に埋もれてしまわないというのがメリットでしょうか。

あとはSD330、ATAS-120A、SB7、HA750Bです。ちなみにHA750Bはほとんど使っていません。ノンラジアルで無調整というのは良いのですが、スクリュードライバアンテナと比べてしまうと性能の差は歴然です。ただこのアンテナには何となく愛着がありますので、他のアンテナと一緒に立てかけている次第です。

bookmark_border[455] 「初代しらせ」のアンテナ

南極観測船は現在4代目の「2代目しらせ」が活躍していますが、先代の「しらせ」は船橋市の岸壁に係留保存されています。先日、久しぶりにその姿を見る機会がありました。

コロナ前は船内を見学できたのですが、今はそれも中止となっています。でも向かいの建物の窓越しではありますが、良く手入れされた船体を見ることができました。

船上には様々なアンテナが設置されていますが、中でも目立つのはファンネル上方のログペリアンテナです。これは日本との間の通信用に使われたとのことです。

アンテナ製造元の日本電業工作さんのサイトにはこのアンテナについて解説が載っています。

ところで電業さんというと、昔、私が海外向け自動車電話基地局のシステム設計をしていたときにアンテナの関係で大変お世話になった会社です。当時の基地局アンテナは、なるべく高い場所から無指向で遠くまで電波を飛ばすのが役割で、細かいスペックにも丁寧にご対応いただいた記憶があります。

移動局用のアンテナを供給いただいた安展工業さんと共に、移動通信インフラを支えたメーカーさんですね。

bookmark_border[453] 八木アンテナ再設置

2m/430では一旦八木アンテナ(2エレ/3エレ)を外し、同等のゲインがあるSB7ホイップアンテナを使ってみたのですが、FT8でも飛びが関東平野に限られるようで、八木では取れていた西方の局も取れず、また元に戻すことにしました。

垂直マストは塩ビ管で、アンテナブームにコイルチューブを巻いてその上から十字金具で固定しています。ベランダの内側にエレメントが収まるように付けました。(ケーブルの処理が雑ですが、後できちんと固定しておきます。)

念のためSWRを測りましたが、各バンドとも特に問題無いようです。HFと比べると2m/430用アンテナは全く手間がかからず楽ですね。

(144~146MHz)

(430~440MHz)

これは両バンドでの伝搬状況です。2mは関東平野から少し抜け出せたようで、やはりホイップよりも良い感じがします。

(ピンク:2m、緑:430)

bookmark_border[448] 昨夜の状況(2m/430)

昨夜は雨だったため、スクリュードライバアンテナを使うことができずHFはお預けで、2m/430でFT8を運用しました。何局か受信できましたがほとんどの局がQSO済みで、その中で2mでは初めてとなる1局のみCQに応答していただきQSOしました。

両バンドでの伝搬状況はこの様な感じです。ピンクが2m、緑が430です。

使用したアンテナはSB7ホイップで、ベランダの手すりからギリギリ外に出ない位置に垂直に立てています。2エレ八木と比べると西方向への飛びは少し劣る感じがします。

一方、2m/430用の八木アンテナはベランダの手前側に付けても建物の影響を受け難いため、アパマンハムにとって使い勝手は良いですね。また今度、八木に戻してみようかと思っています。

bookmark_border[439] クロアチアとの初QSO

RHM12アンテナを使って、15m FT8でクロアチアとの初QSOに成功しました。

途中ちょっとタイミングがずれてヒヤッとしましたが、こちらからの電波は意外と強く到達していたようで良かったです。

これまで隣国のスロベニア・ハンガリー・ボスニアヘルツェゴビナとはつながっているため、今回クロアチアとつながったことで、この地域のジグソーパズルのピースがはまったような感じです。

下図は先週土曜日の伝搬状況で、午前から夕方にかけてのものです。ヨーロッパ北部が厳しいのは他のアンテナと変わりませんが、少し南側は結構西の方まで飛んで行っているようです。つい最近までコンタクトできなかったドイツも、あっさりとQSOが成立しました。

北欧からUKをどう攻略するかが今後の課題となりそうです。