bookmark_border[453] 八木アンテナ再設置

2m/430では一旦八木アンテナ(2エレ/3エレ)を外し、同等のゲインがあるSB7ホイップアンテナを使ってみたのですが、FT8でも飛びが関東平野に限られるようで、八木では取れていた西方の局も取れず、また元に戻すことにしました。

垂直マストは塩ビ管で、アンテナブームにコイルチューブを巻いてその上から十字金具で固定しています。ベランダの内側にエレメントが収まるように付けました。(ケーブルの処理が雑ですが、後できちんと固定しておきます。)

念のためSWRを測りましたが、各バンドとも特に問題無いようです。HFと比べると2m/430用アンテナは全く手間がかからず楽ですね。

(144~146MHz)

(430~440MHz)

これは両バンドでの伝搬状況です。2mは関東平野から少し抜け出せたようで、やはりホイップよりも良い感じがします。

(ピンク:2m、緑:430)

bookmark_border[448] 昨夜の状況(2m/430)

昨夜は雨だったため、スクリュードライバアンテナを使うことができずHFはお預けで、2m/430でFT8を運用しました。何局か受信できましたがほとんどの局がQSO済みで、その中で2mでは初めてとなる1局のみCQに応答していただきQSOしました。

両バンドでの伝搬状況はこの様な感じです。ピンクが2m、緑が430です。

使用したアンテナはSB7ホイップで、ベランダの手すりからギリギリ外に出ない位置に垂直に立てています。2エレ八木と比べると西方向への飛びは少し劣る感じがします。

一方、2m/430用の八木アンテナはベランダの手前側に付けても建物の影響を受け難いため、アパマンハムにとって使い勝手は良いですね。また今度、八木に戻してみようかと思っています。

bookmark_border[439] クロアチアとの初QSO

RHM12アンテナを使って、15m FT8でクロアチアとの初QSOに成功しました。

途中ちょっとタイミングがずれてヒヤッとしましたが、こちらからの電波は意外と強く到達していたようで良かったです。

これまで隣国のスロベニア・ハンガリー・ボスニアヘルツェゴビナとはつながっているため、今回クロアチアとつながったことで、この地域のジグソーパズルのピースがはまったような感じです。

下図は先週土曜日の伝搬状況で、午前から夕方にかけてのものです。ヨーロッパ北部が厳しいのは他のアンテナと変わりませんが、少し南側は結構西の方まで飛んで行っているようです。つい最近までコンタクトできなかったドイツも、あっさりとQSOが成立しました。

北欧からUKをどう攻略するかが今後の課題となりそうです。

bookmark_border[438] RHM12の使用感

昨日は、HF各バンドのFT8でRHM12を使ってみました。SD330やATAS-120Aと比べると飛びは良くなった感じがします。ただ、耳はこれまでとあまり変わらない印象で、その分、送受レベルがアンバランスになったように思います。

調整はマニュアルとは思えないほど簡単にできました。これはネット情報にもあるように、エレメントが長くその分短縮率が抑えられていることで同調帯域が広いからかも知れません。

たとえば40mのSWRはこんな感じです。FT8のQRGに合わせているため少し低い方に寄っていますが、センターを7.1MHzに合わせてカウンターポイズを少し調整すれば、バンド内は再調整することなくカバーできそうです。

調整が簡単にできることのもう一つの理由は、アンテナの根元で調整できることです。このタイプのアンテナを使うのは初めてですが、HF帯ではロッドを最大長に伸ばしておけば良いので、ベランダの手すりに体をもたれ掛けて少し前のめりになり、思い切り手を伸ばせば30mあたりまでは片手で調整できます。40mになると手が届かずさすがに危険なため、アンテナベースを一旦手前に引き寄せての調整が必要ですが、周波数ラベルのおかげで狙いを定めることができます。

ということで、160mから430までをフルカバーするRHM12(+RHMC12)は、アパマンハムには最適なアンテナとの印象を受けました。

bookmark_border[437] 久々の160m

早速RHM12アンテナを使ってみました。まずは160m FT8です。

ベース部分にオプション(RHMC12)の160m用コイルをつなげ、その先にロッドエレメントを接続します。基台に取り付けてSWRを測ってみると・・・ 1.84MHzに調整できません。少し高めの周波数でSWRが1.2程度まで下がってはいるものの、ベース部分を最長にしても1.84MHzまでは下がらずNGです。ちなみにJA用の1.908MHzはOKでした。

基台の位置を動かしたり、カウンターポイズの引きまわしを変えてみましたが改善しません。そこで、一度アンテナを外してみました。すると・・・

何とロッドエレメントが伸び切っていませんでした。一番太い部分が硬かったため少し強めに引っ張らないと一杯まで抜けてこないのでした。

改めてロッドを最長にして、基台に付けてSWRを測ると1.84MHz付近でSWRが落ちるようになりました。多少ズレていますが許容範囲です。

その後、国内の数局とQSOしました。ログを確認すると160mでの運用は今年1月以来で、実に10ヶ月ぶりです。前はHFJ-350Mに50Wを入れていましたが、今思うと無謀だったかも知れません。

そのうち国内局はNA局を呼び始め、当局はその局を受信できなかったためQRTしました。

その時の伝搬状況は次のとおりです。少なくとも国内には良好に飛んでいるようで一安心です。