bookmark_border[282] SSN

久しぶりに直近1ヶ月間のSSNを見てみました。

(NICT 電磁波研究所 宇宙環境研究室Webサイトより)

予想に反して低調ですね。サイクル25の初期でもあり、ミクロで見ればこのような感じなのでしょうか。この波を繰り返しながら次第に大きくなっていくのでしょうね。

ところでSFIやTSIという指標がありますが、SSNとの違いについては調べてみたいと思います。

bookmark_border[281] 電磁気学

大学では電波工学系の科目を割と多く履修していましたが、趣味と授業とでは全く違うことを感じていました。特に電磁気学は数式が数多く出てきてそれだけで頭痛がするくらいで、「電波」の基礎となる科目にもかかわらず全く頭に入って来ず、及第点すれすれだったと思います。

その他、空中線、電波伝搬なども理論の話になるととたんに理解不能に陥ったものです。おそらくそのような理論をきちんと理解できる人が、優れた研究者や設計者になれるのだと思います。

一方、私はというと結局「理論」についてはそれほど興味が湧くことがなく、今から思えばもったいない学生生活を送っていたと少し後悔しています。やはり難しい科目は授業を聴いているだけで理解するのは不可能で予習復習が必須なのですが、それをさぼったのがいけませんでした。何か消化不良というか中途半端な気持ちです。

今それを取り戻すのは不可能ですので、アマチュア無線の運用を通じて何か改善すべき課題があれば、なるべく原点に立ち返って調べることを心掛けています。ただ皆さんの改善ノウハウは、ネットやCQ誌を通じて大変役に立つことばかりですので、「理論」まで立ち返るような機会はほぼありません。

先日も、等方性アンテナと半波長ダイポールアンテナのゲイン差2.15(2.14)dBの意味を考えようと試みましたが、電力P(W)を放射するポイントからd(m)離れた場所の電力密度Sが、電力を球の表面積で割ったP/4πr2というところまではわかるとして、それと電界強度との関係さえ理解できず、その先の微小ダイポール、半端長ダイポールへの理解が進みませんでした。改めて電磁気学の難しさというか近寄り難さを感じます。

若い頃は「理解したつもり」「知ったつもり」の勘違いが多かったのだと思いますが、今となっては恥ずかしい限りです。

bookmark_border[280] CQ誌の断捨離

CQ誌は、何か月か放っておくと小さな本棚が一杯になってしまいます。以前、溜めるのは最大6か月分までとの目標を立てていたものの、整理が億劫で9か月分ほど溜まってしまいました。

そこで、CQ誌最新号の購入をきっかけに数か月ぶりに整理しました。保存は、必要な記事だけをB5バインダーにクリアブックポケットを使ってファイルしています。

まず広告は無条件で廃棄対象となります。逆に取っておきたい記事は、主にアンテナ、CW、C4FM/WIRES、アプリ、あとサイクル25の関係です。アンテナ関係の記事には様々なノウハウや製品情報が満載ですのでとても参考になります。CWやC4FM/WIRES関係は、今後趣味の範囲を広げるための準備用です。

一方、リグに関する記事の保存はそれほど重要視していません。というか、購入欲求を刺激してしまいますので意識的に避けているのだと思います。

2021年1月号まで整理できたところでファイルを見返してみると、半分以上がアンテナ関係の記事になりました。またこれまで保管していた記事の中には興味が失せたものや不要なものも結構あり、今のところ何とか1冊のバインダーに収まっています。

今度整理するときは、アンテナだけを別バインダーにした方が良いかも知れません。

なお別冊付録ですが、2020年7月号に付いていたログブックはJCC/JGC/DXCCのチェックに便利で活用しています。また、カレンダーやHam Note Bookも使っています。その他の別冊付録は一度読んだきりになっており、どのように整理しようか悩んでいますが、最新号の「はんだ付入門」はこれからずっと使えますね。表紙に「保存版」と記載されているものはそのまま保存しておくべきでしょうか・・・

ちなみに2020年9月号の別冊付録には「永久保存版!!」と記載されていますが、永久に保存できるかどうか自信がありません。

bookmark_border[279] FT3D用アンテナ

アンテナの話題が続きますが、今度はFT3D用アンテナです。

CQ誌7月号の新製品情報記事にSRH770という2m/430ハンディ用ロッドアンテナ(SMA対応)が載っていました。

ロッドを伸ばした状態で91cmということで2mでは1/2λで動作するそうです。ゲインも2.15dBi(0dBd)とフルサイズダイポール同等です。430では5/8λ 2段として動作するとのことです。

「5/8λ 2段」というと・・・昔2mモービル局とのQSOで「5/8λ 2段ホイップを使っています」と言うのを聞くと羨ましかったものです。それほど当局にとって特別な響きに聞こえます。

ということもあり、「FT3Dに最適では・・・」という訳の分からない理屈で衝動買いしてしまいました。しかしまだ発売前で入荷は今月末になるとのことです。

でも普段はほとんどFT3Dを使っていませんので、待ち遠しいということはなく変な感じです。衝動買いというのはそういうものかも知れません。

bookmark_border[278] 「よく飛ぶ」アンテナ

CQ誌7月号ではアンテナ設置に関する特集記事が組まれており、正に当局が抱える課題とぴったりだったため一気に読みました。

その中で特に興味深かったのが「よく飛ぶアンテナのための知識と実践」です。アンテナとしては、屋外型オートアンテナチューナ(ATU)と長尺エレメント、カウンターポイズの構成が紹介されています。

これまでATUというと長い釣り竿アンテナと組み合わせて使うものというイメージで、当局には無縁のものと思っていたのですが、釣り竿にこだわることなく7m長程度のエレメントをどの様な方法で実現させるか、その課題を解決できれば可能性がありそうです。ただその前に「おサイフ」が大きな問題として立ちはだかってはいますが・・・

また、当局のリグに使えるATUが存在するのかどうか・・・それさえもまだ良くわかっていません。

アンテナはマッチングを取るのに結構面倒なことを痛感しており、SD330も電動ながら所詮手動ですので、アンテナ側で全自動でマッチングが取れるシステムにはとても惹かれます。

エレメントをベランダ面から外に出さず、HF帯で「よく飛ぶ」アンテナを実現できれば最高です。