6m FT8のキャリア周波数は50.313MHzが標準で、大陸間DX通信用として別に50.323MHzが割り当てられています。
ところでCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読んでいたら、DXが開けてきた場合は国内通信は50.303MHzにQSYするのが望ましいという記事がありました。
恥ずかしながら、当局はこれまで50.303MHzの存在は知らずにおり、改めてネット検索してみると、50.303MHzは米国でDX用として推奨され、日本の国内用としては50.280MHzという記事もありました。まだ定着していないのかも知れませんね。
6mではDX QSOは貴重ですので、なるべく遠方の局の電波を妨害しないようCQタイミングも慣習化されていますね。
早速50.303MHzを覗いて見ますと、何やらFT8にしては太めの信号が出ています。一瞬FT4かなと思ったのですがFT8のタイムスロットをフルに使っています。何と、強めの局が「密」になって信号を出していたのでした。
そういえば「JA1TOKYO」という局もこの周波数で出ていました。TOKYO 2020の記念局のようです。