bookmark_border[339] SD330オートチューニング化?

少し前に「SD330のチューニングが面倒なので手抜きができたら良いな」ということを書きましたが、少しだけ検討を始めました。

以前はチューニングはそれほど面倒とは思っていませんでしたが、ATAS-120Aを使い始めてその便利さを知ることになり、とたんにSD330が不便に思えるようになったということです。

なるべく費用を掛けずにPCとリレーを使ってアンテナを制御できないかと考えています。リグとPCの間はCATコマンドを使い、周波数情報やSWR情報をリグから得て、それを元にPCがリレー制御するという方法です。なるべくTX ONはしたくないのでうまくNanoVNAが使えないかとも思いましたが、リグ周波数との連動がうまく行かなそうなことと、そもそもNanoVNAからどのようにデータを取ればよいかわからないため、次のように考えました。

① PC(JTDX)からリグに周波数指定(既存部分)
② リグからPCに周波数(変更)情報通知
③ PCでアンテナの伸縮方向と時間(所定時間)を計算
④ ③に従いPCがリレーON
⑤ ③の所定時間経過後、PCからリグに対して最低出力での送信を指示
⑥ リグからPCにSWR情報送出
⑦ 所定のSWR以下になったところでPCがリレーOFF

なお、元の周波数でチューニングが取れていない場合は③の計算自体できないため、一旦、アンテナを一杯に伸ばして(または縮ませて)それを基準点として伸縮時間を計算することになります。

空回りさせて良いのが最長点か最短点かは確認必要ですね。とは言え、マニュアルでチューニングしているときはそこはあまり気にしていないので、一杯まで行くとモータへの通電が自動で止まるのかも知れません。

また、最低出力であれSWRが高い状態でリグをTX ONできるのかどうかもわかりません。(ATAS-120Aではできていますね。)

それから、PC/リグ間、PC/リレー間のCOMポートをどうやって増やすか、PC/リグ間のCATコマンドはどうやってやり取りするか、PCから制御可能な適当なリレーがあるか、そもそもソフトはどの様に作れば良いか等、一から勉強すべきことが多過ぎて実現可能性は怪しいですが・・・

昔PCからモデムを制御するためATコマンドを出すのにPCの「ターミナルモード」というものを使った記憶があるので、手始めに「ターミナルモード」をネット検索したら「D-STAR」「IC-705」が出てきました。

先は長そうです。

bookmark_border[338] ATAS-120A DX実績

ATAS-120Aを使い始めて1ヶ月になるため、このアンテナでのFT8 DX交信実績を纏めてみました。なお、後半は天気の影響で運用の機会が無かったため、実質半月程度の実績となります。

建物の影響か欧州方面は全くダメですが、北米や中南米は好調です。特にこれまでQSOできていなかった米国東地区やカリブもカバーできています。更に、アフリカ大陸もほんの一部ですがつながりました。

このアンテナは小型ながら、伝搬コンディションにも助けられて期待以上の活躍をしてくれています。

bookmark_border[337] CW受信練習

今年はCWにチャレンジしようと思っていましたが、すでに1年の半分以上が過ぎてしまいました。

趣味の世界なのであまり焦る必要はないのですが、先週から今週にかけて無線運用のアクティビティが下がり気味ということもありCWの受信練習でもしようとネットを検索していると「Learning Morse」というソフトがありました。これはJH1LHV局作成のソフトで使い方も簡単そうです。早速PCにインストールしました。

CWでのQSOは何十年も前にやったことはありますが、少し複雑な文章になるととたんにQSOが続かなくなっていつしかやめてしまい、そのままになっていました。

そこで、恥ずかしながら受信練習は一番レベルの低い10WPMの欧文から始めることにしました。

これは5日間、計5回行った結果です。

最初の2回は散々な結果でしたが、徐々に上向いてきました。その中で課題も見えてきました。

「J」「1」の間違いと「W」「U」の間違いが目立ちます。これらを意識するようにし、また抜けや間違いに気づいたとしても放っておくようにすればうまくいくのかも知れません。

まずは記号無しでやってみましたので今度は記号を入れ、目安としては90%以上の正答率を以って+2WPMずつスピードを上げていくことにしたいと思います。

bookmark_border[336] PCスペック

改めてCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読み返してみました。

そこにはFT8運用に適したPCスペックとしてエントリーレベルやミドルレベルでの推奨スペックが載っていますが、エントリーレベルではCore i3の4コア、8スレッド、メモリは16GB、更にミドルレベルになるとCore i5の6コア、12スレッドが推奨とのことです。

一方、当局が使っているPCのCPUはCore i3ですが古い第5世代の「5005U」で、2コア、4スレッド、メモリは8GB搭載です。従って、エントリーレベルとしては全くのスペック不足ですが、それでもこれまで1年はFT8用に使ってきていますので、更新すべきかどうか悩ましいところです。

なおマルチモニタの使用もお勧めとのことですが、当局の場合はシャックのスペースが限られていること、また導入費用やランニングコストもあまり掛けられないこともあり、1台のモニタ画面に色々と詰め込んで表示させています。

ちなみにこのCPUではWindows 11へのアップグレードは不可と思われますので、いずれはPCを更新する必要があると思いますが、無線通信のためにPCを最新のものに置き換えるというのは、個人的には少し違和感があります。それでもデジタル通信のスムーズな運用やセキュリティ面で更新が必要であれば仕方無いですね。

bookmark_border[335] CQ誌の整理

シャックにある本棚が小さくあまり収容できないため、CQ誌は6冊以上溜めないように心掛けています。特に保存しておきたい記事以外は廃棄していますが、前回整理したのが2か月ほど前だったため、今回は2か月分纏めて整理しました。

当局が保存しておきたい記事は、アンテナ、電波伝搬、CW、C4FM、WIRES-X、アプリ関係です。26穴のB5クリアブックポケットに入れてルーズリーフバインダーにファイリングしていますが、ファイルがほぼ満杯になってしまったため、CW、C4FM、WIRES-X関係の記事はPDF化して紙では保存しないようにしました。これらは個人で使用するためPDF化しても著作権法には抵触しないと理解しています。

今回の整理により本棚には4月号から8月号までの5冊が並んでいます。もうすぐCQ誌9月号が発売されますので、また整理をしなければなりません。