改めてCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読み返してみました。
そこにはFT8運用に適したPCスペックとしてエントリーレベルやミドルレベルでの推奨スペックが載っていますが、エントリーレベルではCore i3の4コア、8スレッド、メモリは16GB、更にミドルレベルになるとCore i5の6コア、12スレッドが推奨とのことです。
一方、当局が使っているPCのCPUはCore i3ですが古い第5世代の「5005U」で、2コア、4スレッド、メモリは8GB搭載です。従って、エントリーレベルとしては全くのスペック不足ですが、それでもこれまで1年はFT8用に使ってきていますので、更新すべきかどうか悩ましいところです。
なおマルチモニタの使用もお勧めとのことですが、当局の場合はシャックのスペースが限られていること、また導入費用やランニングコストもあまり掛けられないこともあり、1台のモニタ画面に色々と詰め込んで表示させています。
ちなみにこのCPUではWindows 11へのアップグレードは不可と思われますので、いずれはPCを更新する必要があると思いますが、無線通信のためにPCを最新のものに置き換えるというのは、個人的には少し違和感があります。それでもデジタル通信のスムーズな運用やセキュリティ面で更新が必要であれば仕方無いですね。