bookmark_border[336] PCスペック

改めてCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読み返してみました。

そこにはFT8運用に適したPCスペックとしてエントリーレベルやミドルレベルでの推奨スペックが載っていますが、エントリーレベルではCore i3の4コア、8スレッド、メモリは16GB、更にミドルレベルになるとCore i5の6コア、12スレッドが推奨とのことです。

一方、当局が使っているPCのCPUはCore i3ですが古い第5世代の「5005U」で、2コア、4スレッド、メモリは8GB搭載です。従って、エントリーレベルとしては全くのスペック不足ですが、それでもこれまで1年はFT8用に使ってきていますので、更新すべきかどうか悩ましいところです。

なおマルチモニタの使用もお勧めとのことですが、当局の場合はシャックのスペースが限られていること、また導入費用やランニングコストもあまり掛けられないこともあり、1台のモニタ画面に色々と詰め込んで表示させています。

ちなみにこのCPUではWindows 11へのアップグレードは不可と思われますので、いずれはPCを更新する必要があると思いますが、無線通信のためにPCを最新のものに置き換えるというのは、個人的には少し違和感があります。それでもデジタル通信のスムーズな運用やセキュリティ面で更新が必要であれば仕方無いですね。

bookmark_border[93] 10mバンドでのPC接続エラー

10mバンドでCQを出していたらPC接続エラーが発生しました。このバンドでエラーになるのは初めてで、アンテナの位置や引き直したカウンターポイズが影響しているのかも知れません。

既にクランプフィルタを使い果たしてしまったのですが、先日160mバンド用にと同軸ケーブルに2ヶ追加したものを外し、1ヶはPCのUSBケーブルを2巻きして通し、もう1ヶはリグの電源ケーブルに付けました。

その後、エラーは出ず数局QSOをすることができましたので、とりあえずこれでOKということにしたいと思います。とてもアナログ的ですが、フィルタを入れると何とか治まりますので気は楽です。

bookmark_border[19] アマチュア無線用パソコン

FT8を運用するにはリグとアンテナのほかにパソコンが必要です。

信号を生成したり解読したりするパソコンには一定程度の性能が要求されるようなのですが、私が持っているものは小型のノートパソコンで、プロセッサもモバイル低消費電力型の性能の低いものですので、今回アマチュア無線専用に新調することにしました。

入手したのは、およそ12cm角、高さ5cmくらいのミニPCで価格は3万円台のものです。主なスペックは次のとおりです。

・CPU: Intel Corei3(5005U 2GHz)
・メモリ: 8GB
・ストレージ:128GB SSD
・OS: Windows10 Pro

FT8の推奨プロセッサはCorei3以上ということでギリギリです。しかも「5005U」という何世代も前のプロセッサですので、実用に耐え得るか少し不安があります。ちなみにOSは「Home」ではなく「Pro」ということもあり、他のPCからリモートで接続しリグの遠隔運用ができるかも知れません。