bookmark_border[312] 20mの状況

再び7m長と10m長のカウンターポイズをつなぐことで、20mバンドでSWRが落ちるようになったので出てみました。FT8の伝搬状況は次のとおりです。米国西海岸には届いているようです。

また台湾およびタイの局と続けてスムーズなQSOができました。その後、このタイの局は15mでも出ていたのでQSOさせていただきました。

 

bookmark_border[311] ATAS-120A伝搬状況

これはATAS-120Aを運用開始した日のFT8伝搬状況です。

(青:40m、緑:30m、黄色:17m、茶色:15m)

SD330よりも大きさが格段に小さいにもかかわらず飛びは良い印象です。受信の方もそれほど悪くなったという感じではありません。

このアンテナの初めてのDXはブルガリアでした。当局にとっても初めての国です。

スムーズにQSOできています。その後キューバの局ともコンタクトできました。

相手局の信号をデコードし終わる前に再送してしまいましたが、慌てて応答信号をクリックして事なきを得ました。思いのほか強く飛んでいるようです。

この他、アルゼンチン、米国、オーストラリア、フィジー、インドネシア、西マレーシア、グアム、ロシアともQSOができました。

ちなみに国内にも満遍なく信号が届いていたようです。奄美・沖縄方面には届いていませんでしたが、台風の影響でQRTされている局が多いためでしょうか。

コンディションが良かったこともあるのでしょうが、ATAS-120A運用初日にこの様な予想をはるかに超える結果となり、またバンド切替もボタン一つで簡単にできるため、購入して本当に良かったと思っています。課題は20m、12m各バンドのSWR改善ですが、しばらくはカットアンドトライアルが続きそうです。

一方、SD330には残念な形になりましたが、今後80mや160mで運用するときはHFJ-350Mを使うことにし、SD330は少しQRTということになるかと思います。

bookmark_border[310] 新アンテナ運用開始

ATAS-120Aは八重洲無線から直送されてきたようです。納品書も八重洲発行のものでした。価格が比較的安かったので、おそらく販売店に在庫を置かないことでコストを抑えていたものと思われます。

「八重洲無線」の名前が入った外箱が結構丈夫で大きかったのですが、中に入っている個装箱は外箱の1/4程度の体積しかないスリムなものでした。

箱を開けてアンテナを取り出すととてもコンパクトです。本体は細くエレメントも想像していたより短いです。SD330より一回り、二回りほど小さいアンテナです。大丈夫か・・・少し不安になりましたが、基台に取り付けて運用開始しました。

バンドの低い方から順にチューニングできるかどうかを試したところ、40m、30m、20m、15mはOKでしたが17m、12m、10m、6mはSWRが下がりません。

そこで、アンテナ基台周りをシンプルに整理することにしました。まずは水平ポールの途中から垂直に立てていたCDP-106用のポールを外し、ATAS-120Aの角度を少し上方に起こし、これまで一旦ベランダ内に一本の中継ケーブルでつないでいたカウンターポイズを、アンテナ基台に直接取り付けるようにしました。カウンターポイズは5mx5本、3mx1本のみとし、10mと7mは外してみました。

そこで改めて調整したところ、40m、30m、17m、15m、10m、6mはOKになりました。12mは依然としてNG、20mはSWRが下がり切らなくなりました。

アンテナ自体は建物からできるだけ遠ざけているため、あとできることと言えば、カウンターポイズの引き回しと長さ調整くらいです。これは理論では解決しないと思いますので、今後、気長に対応していきたいと思います。

bookmark_border[309] ATAS-120A

アンテナの話題に移りますが、これまでベランダに常設できるHFアンテナを検討してきました。

10m/6mであればHFV5が何とか使えるのですが、それよりも低いバンドになるとSD330やHFJ-350Mを使う必要があり、SD330にしても調整が面倒に感じるようになりました。我ながら贅沢な悩みだと思っています。

またHFJ-350Mは更に調整が面倒なことから、160mなどの特別な用途以外には使っておらず、最近は出番がありません。

FC-40アンテナチューナを使うのも良いかなと思いましたが、相当長いエレメントが必要で、釣り竿で外に突き出しても目立ちますし、ベランダ内にエレメントを張ったとしても、建物の影響でおそらくローバンドでは実用にならないのではないかと想像します。

そこで「ATAS-120A」が良いのではないかと考えました。

これはSD330と同じスクリュードライバアンテナなので、同じようなものを2本持つのもどうかとも思ったのですが、SD330よりも目立たなそうなことと、FT-991AMから自動チューニングができ「面倒な調整」から解放されるメリットは大きそうです。

問題は80mバンドには対応していないこと、カタログ上は30m/17m/12mのWARCバンドにも対応していないようですが、後者は、ネットには「調整可能」という情報が数多く載っており、またFT-991AMの取扱説明書にもそれらの制限は書かれていないため、特に問題無いと判断しました。

また80mについては、エレメントを付け足すことで調整できたという例もあるようで、どの様な原理なのかわかりませんがチャレンジする価値はありそうです。最悪80mはSD330やHFJ-350Mを使えばOKです。

ということで、早速ATAS-120Aを注文し昨夜届きました。この4連休や来月の夏休みに向け楽しみが一つ増えました。

bookmark_border[308] 趣味の話

今日は、私の無線以外の趣味全般について紹介したいと思います。

子供のころからクルマ、鉄道、飛行機、船など「乗り物」にもとても興味があり、それもただ見たり乗ったりするだけでなく運転(操縦)してみたいと思っていました。そのため、鉄道模型(Oゲージ)、ラジコン戦車、Uコン飛行機などの模型をコントロールすることで、子供ながらに欲求を満たしていたのだと思います。

18歳になるとすぐにクルマの免許を取得し、自分が好きなようにクルマを運転できることが嬉しくて乗り回していました。

列車の運転や飛行機の操縦はできないので、その代わりにシミュレーションゲームに没頭した時期もありましたが、バーチャルでありながらクリアするのに結構時間がかかるということもあって、次第に飽きてしまいました。

船は20年ほど前に小型船舶免許を取り、22フィート(全長7メータ弱)のプレジャーボートを購入して週末になると乗っていました。釣りはやらず、家族とワンコを連れての船中泊、マリーナステイ、東京湾クルーズがメインで、波が穏やかな日はスピードをあまり気にせずに操縦できたため、クルマとはまた違った解放感や爽快感を味わうことができました。

もっとも維持費や燃料代で経済的負担が大きいことと、非日常が日常化してしまうとやはり「面倒」「飽き」が先立ってしまい、結局1年半ほどしか続きませんでした。

その後免許制度が変わり、アマチュア無線同様に小型船舶も上級免許の取得が楽になったため1級を取りましたが、これまで大型(?)の小型船舶の操縦の機会はありません。ボートを手放した後もたまにレンタルボートを借りて操縦感覚を保つようにしていましたが、この数年は乗っていないですね。私は着岸が苦手で、特に風のある日や川で流れがある場所の桟橋への着岸が難しいです。この歳になるともう無理かも知れません。

ボートの後は、更なる非日常を求めてキャンピングカーにも手を出しました。これはワンコ連れの旅行に最適です。

このように、私の趣味が家族との楽しい時間を過ごすことにつながって良い思い出を作ることができました。