bookmark_border[385] JTDXログ不具合?

ログを「eQSL.cc」にアップロードした後inboxを見たところ、1局だけ相手側のeQSLにエラーが出ていました。早速TurboHAMLOGで検索すると確かにQSO自体は記録されていますが交信時刻が違っています。当局のログでは時刻が9:00(JST)となっており、eQSLにアップロードし記録された時刻も0:00(UTC)です。しかし相手局からのeQSLの交信時刻が全く違います。

そこで、JTDXのログを調べてみると交信開始時刻が0:00となっていました。他方、交信終了時刻はきちんと正常に記録されています。どうもJTDXのエラーのようです。
当局は、通常JTDXからJT_Linkerを介して一旦TurboHAMLOGにログを記録してADIFファイルを作り、そのファイルをeQSL、CLUBLOG、LoTWにアップロードし、QRZ.ccにはLoTWからインポートするようにしています。今回はTurboHAMLOGのログ記録をマニュアル修正してADIFファイルを作り、再度eQSL.cc、CLUBLOG、LoTWにアップロードしました。
その後、改めてeQSLを確認するとエラーが消えていました。

少し気になってログを見ると他に3局が0:00(UTC)として記録されていましたので、JTDXログの交信終了時刻を参考にしてマニュアルで修正しアップロードし直しました。
1日で4件も間違いが出るということは、以前も同じ様なことがあったのかも知れません。しかし全く気付きませんでした。
今後は気をつけたいと思います。

bookmark_border[346] 通信記録公開の是非

当局のブログでは、通信記録を掲載する際に他局のコールサインのサフィックスをマスキングしています。ここまでやる必要は無いのかなと思いつつ、次のいくつかの観点で懸念があるためその様にしています。

①電波法

電波法には「法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。」という、いわゆる「通信の秘密」の保護規定があり、従事者免許証の裏面にもその旨が記されています。従って、自らがログを公開している場合を除き、アマチュア無線であっても交信の存在やその内容について第三者は公開できないとの解釈も成り立つのではないかと思われます。例えばFT8等のデジタル通信であれば、SNRの交換が「無線通信の内容」に該当すると思いますので、SNR情報を含む通信記録を第三者が公開することには少し違和感を覚えます。なお、アマチュア無線は「特定の相手方に対して行われる無線通信」ではないという解釈や、そもそも誰でもワッチできるのでその内容は秘密情報ではないという解釈があることは認識しています。

②改正個人情報保護法

コールサイン自体は、局情報や会員情報を管理する者以外の者にとっては「個人情報」として扱う必要は無いと思いますが、その通信記録については2020年改正個人情報保護法でいう「個人関連情報」に該当するものと思われます。これは情報提供先の情報と組み合わせると個人が特定され、その行動もわかりますので、昨今話題になっている「クッキー」とは性質の違うものではありますが、取扱いには注意が必要かなと思っています。コールサインのサフィックスをマスキングすることで「匿名加工情報」として、本人に同意を得ることなく公開できるものと理解しています。

③GDPR

欧州GDPRは日本の個人情報保護法よりもずっと厳しいため、特に国を跨いで情報が伝わるブログ記事では気を付ける必要があるかも知れません。ただ当局の場合はEU域内の局とはあまりQSOができていないため、それほど気にする必要は無いのでしょうか・・・それも悲しいですね。

④プライバシー

これは法令違反というよりは個人のプライバシー権の侵害ということですが、アマチュア無線家は元々通信内容の公開を前提にQSOをしていますので、それを第三者が公開したからといって目くじらを立てるような局長さんはいないと思います。ただ全く問題無いかというとそうも言い切れないですね。

以上長々と書きましたが、コンサバに解釈しなるべくリスクを最小化するよう対応しています。ただ各局それぞれの解釈や思い、やり方があるでしょうから、それはそれでお互いに尊重し合いながら無線を楽しんでいければと思います。

bookmark_border[305] eQSLでの失敗

昨日、ある局長さんからメールが届きました。

先日その局長さんからはeQSLをいただいていたのですが、TurboHAMLOGに記録が残っていなかったためrejectしたところ、通信記録がある旨のご指摘をいただいたものです。

そこでJTDXのログを調べたところ記録が残っていました。しかしながら通信開始時刻が00:00:00となっています。終了時刻は正常に記録されているようです。

当局は、eQSLにログをアップロードする際、JTDXからJT Linkerを介して一旦TurboHAMLOGにログを集め、ADIFに落としてアップロードしているのですが、そのQSO記録が何らかの原因でTurboHAMLOGに落ちなかったようです。通信開始時刻が記録されていなかったからか、QSO後にJT Linkerを操作するのを忘れていたからかはわかりません。

しかしいずれにせよ当局のミスですので、ログをeQSL.cc、LoTW、CLUBLOG、QRZ.comにアップロードし直し、相手の局長さんにはご迷惑をお掛けした旨の謝罪メールをお送りしました。

今後はこの様なことの無いように、eQSLでマッチングしない場合は通信記録はTurboHAMLOGだけでなくJTDXの方もきちんと確認するようにしたいと思います。

bookmark_border[230] ログの整理

ログはTurboHAMLOGを使わせていただいています。通信記録ツールとしてだけでなくQSLカードの印刷にとても便利です。QSLカードのフォーマットはカスタマイズできるため、通信面を横向き、JARL用宛名面を縦向きの両面印刷にしています。

昨年再開局してからリグやアンテナを取り替えたりしていましたが、実際にQSOに使用した設備をその都度ログに記録しておらずQSLカードへの記載に不都合が生じてきたため、アンテナ/リグのリストを整備しログのRemarks2欄に追記しました。

4000件余りの交信記録に1件ずつ手作業で追記するのは大変ですので、一旦ログをCSV形式でファイルに落とし、CSVをExcelで編集して再度ログに上書きインポートしました。なおログをCSVに落とすとdBデータが0以上の場合はプラス符号が、また1桁の場合は頭の0が消えますので、フォーマットを整えた上でログにインポートしています。CSVではなく直接Excelに落とした方が良かったかも知れません。

試しにカードのイメージ画像を確認したところ、特に問題ありませんでした。これで、先日受領したQSLカードへの返信カードはこの連休中に印刷して発送できそうです。

bookmark_border[59] ログのアップロード

今日は、当局の電子ログの管理方法についてご紹介したいと思います。

PCには、TurboHAMLOG、JTDX、JTAlertの3種類のログが存在しています。JTDXとJTAlertは実質FT8とFT4用なのですが、ログサイトへのアップロードやQSLカードの管理を考えるとTurboHAMLOGに交信記録を集める方が管理がし易いと思い、JT_Linkerを使ってTurboHAMLOGにリンクさせています。

QSOした日は、なるべくその日のうちにログサイトへアップロードするよう心掛けています。ちなみにアップロードは手動で行っています。

方法として、まずはTurboHAMLOGでその日のログをADIFファイルに落とし、それをeQSL.cc、LoTW、ClubLogに上げます。その後、QRZ.comに入り、LoTWからデータを持ってくるようにしています。

もう少し効率の良い方法があると思いますので、それは後々考えていきたいと思います。