bookmark_border[697] FTM-500D入手

年の瀬を迎えると、おのずと財布の紐が緩んできます。今回は「年末キャンペーン」の文字に誘われて、不覚にもほぼ衝動的にFTM-500Dを購入してしまいました。インセンティブとしてショップの10%ポイントが付きましたので、本体は税込みで実質5万円を切り、とてもお買い得でした。メーカの販売奨励金のお陰でしょうか。

早速、シャックに設置してみました。3mのセパレートケーブルを使いコントロールヘッドを本体から離しています。FT-891Mと違ってマイク端子がコントロールヘッドにも付いていて、そのためラインが余計に必要なのかLANケーブルと同じ8ピンのコネクタです。FT-891Mではヘッドフォンを使ったときのAFノイズ対策で結構悩みましたので、今回は素直に八重洲純正のケーブルを購入しました。

2.4インチのディスプレイはスペック的にはそれほど大きくないのですが、デザインのせいか大きく感じます。大型のツマミとの組み合わせも良い感じです。

シャックはパソコンラックのためリグの設置スペースが限られており、ラック後方の垂直の金属フレームにクランプを付けてそこに取り付けています。ちなみに、無線機器の設置は本来は金属が使われていない机や木製ラックが望ましいとは思うのですが、当局はHFも大出力で運用する訳ではないため在り物で済ませています。

手前右側のマウス台に取り付けたFT-891Mとの位置関係はこの様な感じです。画像では結構離れているように見えますが、たかだか30cm程度です。

DCケーブルは長い添付品は使わず、短いものを購入しました。モービル機用のDCケーブルは、共通に使われるからか入手性が良いですね。

マイクには、タイラップを2本使って引っ掛けるための輪っかを作りました。

これから、ファームウェアのアップデートやメモリ編集ソフト(ADMS-16)のインストールなどを行いたいと思います。

 

bookmark_border[696] 週末の状況

この週末の状況ですが、12/9(土)はベランダ軒下のロングワイヤアンテナ、また12/10(日)はATAS-120Aを使ってFT8を運用しました。

(QRZ.comサイトより画像引用)

言うまでもなくアンテナの差は歴然としていますね。この中でマデイラ島と東キリバスは、当局にとって初めてのエンティティです。マデイラ局からは早速eQSLが届きました。

両日とも30分~1時間程度の短い運用でしたが、充分に楽しむことができました。

bookmark_border[695] DCケーブルの見直し(その後)

注文中のミニ平型ヒューズ(25A品)が中々届かなかったため、その間に標準ケーブルを参考に「リテーナ」という部品を入手して取り付けてみました。

これはハウジングからのケーブルの抜けや端子の接触不良を防ぐための部品で、コネクタ1つにつき2ヶ使います。日本圧着端子製造の「VLS-02V」というタイプで、一袋10個入を購入したため中途半端に余ってしまいました。

嵌めるのに少し力が必要ですが、ケーブルがしっかりと固定され安定しました。

ようやくヒューズも届いたため、DCケーブルの製作はこれで完了です。

bookmark_border[694] MK-706入手

この度、ハイモンドのMK-706を入手しました。これはCWエレキー用のパドルです。

このパドルはレバー間隔が狭いという特徴があり、使い勝手が良いかどうかはこれからのお楽しみとして、昔馴染みの「ハイモンド」製を使いたかったこともあってこれを選びました。モールドタイプとは別に大理石タイプも販売されていて少し迷いましたが、重量は何故かこちらのモールドタイプの方が重くしかも安価ということが決め手となりました。

何となくレトロ感が漂っていて懐かしさがあり、また通信機器っぽく落ち着いていて良い感じです。

若い頃はハイモンドの縦振り電鍵を使っていたのですが、中々綺麗に符号を打つことができず、速く打とうとすると文字がつながってしまったり、短点と長点のメリハリが付かず、それを意識して長点が長くなってしまったりした記憶があります。

それに手の疲労のことを考えると、この歳になってもう縦振りは無いかな・・・と思った次第です。要するに、今思えば縦振り電鍵の操作の基本をきちんと習得できていなかったのですね。

さてパドルの話に戻りますと、私は右利きですがパドルは左手で使うことにしてリグの方で短点・長点を反転設定しました。

実際にCWのQSOをワッチしてみると、今は皆さん打鍵速度がとても速いことに驚きます。コンテストではなく普通のQSOでも高速です。599BKであればコールサインさえ聞き取れれば何とかなるのかも知れませんが、昔ながらのラバースタンプや平文ではやはり不安です。

送信の方は、パドルでの練習を始めたものの、今のところ15WPMくらいが精一杯ですね。その速さでも短点の数がうまく決まらなかったり、一つの文字内で短点から長点に移るときに間が空いてしまったり、パドル特有の難しさを実感しているところです。

道路を走るクルマのように一人だけ速度が遅いと周りの方に迷惑になりそうですので、もう少し練習してから路上に出ようと思う反面、その時の自分のペースで受け入れて貰えるのではないかとも思います。まあ事故を起こす訳では無いので、それほど深刻に悩むこともないのですが・・・コミュニケーションの手段として、できるだけ綺麗な符号で正確に伝わることの方が重要と思っています。

ちなみにこれがカバーを被せた状態です。モールドの精度が良いのか構造的なものなのか、きっちりと嵌っています。

 

bookmark_border[693] DCケーブル完成?

昨日、DCケーブルを2本作りました。長さは大体50㎝です。端子部分で手こずるかと思いましたが、意外とすんなりできました。

ケーブルの被膜を剥き、ラジオペンチを使ってソケットコンタクトの圧着部分をケーブル芯線に少し被せ、あとは手持ちの汎用の圧着工具で締めました。比較的柔らかくてあまり力は要りませんでしたが、平らになったためラジオペンチで少し幅を調整し、更に半田で固めました。次に、細い方の圧着部分をケーブルの被膜に食い込むようにして噛ませました。

ソケットコンタクトをハウジングに差し込むときは、向きを間違えないようにしてカチッというまで奥に入れます。極性とコンタクトの向きは、純正ケーブルを見て確認しました。

コネクタは4ピンで陽極/陰極それぞれ2ピンずつ使うのですが、私は純正品と同様にコネクタに近い部分でケーブルを纏めたため、まずはケーブルの加工と半田付けを行ってから、コンタクトをハウジングに差し込みました。そうしないと半田の熱でハウジングが変形するおそれがあるからです。

その際、前述のとおりコンタクトの向きが狂わないように、コンタクトにケーブルを付けたあと陽極側の2つのコンタクトを背中合わせにしてビニールテープで仮止めし、ケーブル同士を半田でつなげてからテープを外してコンタクトをハウジングに差し込みました。陰極側も同様です。

なお、ヒューズホルダは陽極側だけに付けました。ちなみにこのヒューズホルダは「ミニ平型ヒューズ」用だったため、純正ケーブルについている「平型ヒューズ」は使えません。しかも50W機のため20Aで十分なのですが、過分な25Aのミニサイズを注文してしまいました。

このタイプのヒューズは品薄なのかまだ入荷しないため、ケーブルのアッセンブリはできたものの実機を使って実際に試せずにいます。従って「完成」したかどうかは、今のところ言い切ることができません。

最後に、万一ヒューズが飛んだときのことを考えると、入手性の良いヒューズにしておけば良かったと少し後悔しています。まあその時は、一旦純正ケーブルに戻せば良いのですが・・・