bookmark_border[92] 80mバンドでのCQ応答率

HFJ-350Mアンテナを使い始めてからは80mバンドが当局のメインバンドになりました。国内は思っていた以上に良く飛び、居心地の良いバンドになっています。

なぜか建物の裏側のエリアにも飛んでいるようで、カウンターポイズの効果含め、どの様な理論でアンテナ機能が成り立っているのか電波の伝搬経路はどうなのか見えるものなら見てみたいものです。これはSWRでは測れないですね。

ところで、毎日のように80mバンドに出た結果、受信可能な局はほとんどが交信済みになり、CQを出しても応答してくれる局がめっきり減ってしまいました。たまに未交信の局を見かけると73を待って呼び出したりしていますが、こちらの信号が届かないのかQSOに至らない場合も多いです。

少しアンテナの方向を変えてみるとまた違った局とQSOができるかも・・・などと思っています。

bookmark_border[91] アンテナ取付方法の改善(その3)

早く6mのSWRを落としたいと思い、アンテナをなるべく建物から離すため先日切断したアルミポールのもう一方を使って外方向にアンテナを移動させました。

32Φ用のクロスクランプがホームセンターにあったためそれを調達し、ポールに取り付けたところ金具が噛むところが鋭角になっていてポールに傷がつくような構造になっています。クランプ金具の取扱い説明書には締め付けトルクが記載されていたのですが、トルクレンチは持っていないため少しきつく締めすぎたかなと思いつつ、緩いよりは良いだろうとがっちり締めました。

これでアンテナ給電部がベランダの手すりから30cm程度外側に出すことができましたので、6mバンドのSWRを測ってみました。同調点がはっきりと出てきてSWRも運用可能なレベルまで下がったのですが、それでもギリギリ2を切るか切らないかといった状態です。これでは、三脚に取り付けた方がまだSWRが下がります。

アンテナチューナーでチューニングした後、CQを出してみました。他の局も出ていたのですが、交信済みだったため当局から一方的にCQを出すだけになりました。でもPSK Reporterで電波の飛び方を見たところ一応関東平野は飛んでいるようですので、一旦はこれで良しとします。

bookmark_border[90] FT4用周波数(80m・40mバンド国内用)

80mバンドの国内周波数(3.531MHz)でFT8 QSOをしていたとき、ワイドスコープに送信周期が短く帯域が広い信号が現れました。FT4の信号です。

JTDXにはFT4用としてデフォルトで3.531MHzは設定されていないため、急遽JTDXの周波数設定画面でこの周波数を設定し、2局とFT4でQSOしました。しかしながらFT8の間を縫ってFT4を運用するのは違和感があります。

その後、CQ誌(2020年10月号)別冊付録の「FT8運用マニュアル」を見たところ、FT4の標準周波数として80mバンドでは「3.528MHz」がJA-JA用に慣習として使用されるということを認識し、早速JTDXにこの周波数を設定しました。

ちなみに40mバンドのJA-JA FT4用周波数は「7.038MHz」とのことで、これもJTDXに設定しました。国内ではFT4はアクティブではないと思われますが、たまに出てみたいと思います。

bookmark_border[89] カウンターポイズ追加による160mバンド・10mバンドでのSWR改善

160mバンドでのSWR悪化が課題となっていましたが、アンテナ取付方法の改善を機にカウンターポイズを見直しました。これまでの5mx5本に、10m、7m、2.5mのコードを各1本ずつ追加しました。

その結果、160mではSWRが1.1近くまで改善、また以前はシャックに戻ると(アンテナから離れると)SWRが急激に悪くなっていたのですが、上述のとおり長さの違うコードを追加したことでその様な症状も無くなりました。

早速160mバンドの国内周波数(1.908MHz)で初めてCQを出してみました。元々誰も出ていなかったということもあり応答がありません。すると3回めのCQの途中で、突然JTDXにエラーが発生しました。リグ接続エラーです。

JTDXを立ち上げ直し、リグのRF出力のところにクランプフィルタを2ヶ追加しました。SCU-17とリグの間は大きなクランプフィルタにケーブルを複数回巻いておりそこは大丈夫と思って再びCQを出してみると、今度はタイムアウトする5回まで特に問題ありません。ただし交信相手がいないためQSOには至りませんでした。

数10分後に再度CQを出してみると今度は5回目くらいでまたリグ接続エラーです。手持ちのフィルタはもう全て使い切ったため、また調達するしかありません。USBケーブルなどにも追加対策が必要かも知れません。

一方、10mバンドもSWRが改善しましたが、まだ2を切った程度で改善の余地はあると思います。アンテナチューナはONにしなくても送信はできるのですが、念のためチューニングしました。その後オーストラリア局3局、国内局1局とQSOし、気持ちの問題かも知れませんがアンテナ特性は改善しているようです。

ちなみに6mも試してみたのですが、思うようにSWRが落ちません。2.5mのカウンターポイズの位置を変えてもSWRには全く影響はありません。エレメントがベランダに近過ぎるのが原因と思われ、アンテナを外方向に移動する方法を考えてみたいと思います。

bookmark_border[88] アンテナ取付方法の改善(その2)

まずは、今使っているアンテナ基台とケーブルコネクタを三脚用ポールから外し、アンテナに対するアルミポールの影響をなるべく軽減させるためできるだけ上の方に取り付けました。角度はとりあえず45度くらいにしてベランダでアンテナを付けたところ、高さがアルミポール2本分では高すぎ1本だけだと低すぎと中途半端です。

そのため上段のポールを途中で切ることにしました。

幸いパイプカッターを持っていたので楽勝かと思いましたが、何と、小さすぎて32Φのパイプには合いませんでした。そこで、金ノコを使って少しずつ周囲に溝を作って徐々に深くしていき、30分ほどかけてようやく切断することができました。切り口の処理は面倒なので、そのままエンドキャップを被せておきました。

ということで、思ったほど時間もかからずにアンテナ設置方法を改善することができ、アンテナの設置や撤収が楽になりました。今後も色々と改善を図っていきたいと思います。