bookmark_border[525] 160mノイズ問題

昨夜は、RHM12アンテナを取り付けて160m FT8を運用しました。

出ている局が見あたらずとても静かです。そこでCQを出してみました。5回ほど出しましたがレスポンスはありません。PSK Reporterで見ると、一応国内には飛んでいるようです。

(昨夜の伝搬状況: PSK Reporterより)

その後もCQを出しましたがやはりダメでした。そのうち何局か未交信の局が見えたので呼んでみるとつながりました。

でも何か様子が変です。

こちらからの信号は届いているようなのですが、相手局からの信号が途中で受信できなかったり、SNRが大きく変動したりしています。

そこで普段FT8ではほとんど気にしないSメータを見ると、常時9++の状態でした。またいつもAFレベルはゼロにしていて気付きませんでしたが、ボリュームを上げるとバリバリとひどくノイズが被っていました。もし当局のCQに応答していただいた局がいたのであれば、きちんと受信できずにご迷惑をお掛けしたかも知れません。

これまで160m FT8を運用する時はノイズは特に意識していませんでしたが、このように受信にかなり影響がある状態ですので、原因が分かって対策できるまではこのバンドでは運用を控えた方が良いかなと思っています。

bookmark_border[507] 年末以来の160m

昨夜は久しぶりに160mでFT8を運用しました。このバンドでの前回の運用は昨年12月末でしたので1ヶ月余りのご無沙汰です。

使用したアンテナはRHM12+RHMC12で、徐々に根元のコイル部分を伸ばしていったのですが中々1.840MHzに同調しません。そして最も伸ばした状態でもその周波数には到達しませんでした。

前回このアンテナを使ったときも初めは同じ状況だったことを思い出し、基台を引き寄せてロッド部分に手をやると・・・やはり原因は同じでした。ロッドの一番太い部分からエレメントが伸びていなかったのです。

改めてロッドを完全に伸ばし切り、コイル部分を少し縮めるとSWRを1.1程度まで落とすことができました。このアンテナは片手で調整できるので便利です。

結局30分程度の運用に留まりましたが、それでも国内6局の局長さんとQSOさせていただきました。下はその時の伝搬状況です。

送信出力は限られるもののこの様な小型のベランダアンテナで簡単に160mで運用できるとは改めて驚きです。

bookmark_border[437] 久々の160m

早速RHM12アンテナを使ってみました。まずは160m FT8です。

ベース部分にオプション(RHMC12)の160m用コイルをつなげ、その先にロッドエレメントを接続します。基台に取り付けてSWRを測ってみると・・・ 1.84MHzに調整できません。少し高めの周波数でSWRが1.2程度まで下がってはいるものの、ベース部分を最長にしても1.84MHzまでは下がらずNGです。ちなみにJA用の1.908MHzはOKでした。

基台の位置を動かしたり、カウンターポイズの引きまわしを変えてみましたが改善しません。そこで、一度アンテナを外してみました。すると・・・

何とロッドエレメントが伸び切っていませんでした。一番太い部分が硬かったため少し強めに引っ張らないと一杯まで抜けてこないのでした。

改めてロッドを最長にして、基台に付けてSWRを測ると1.84MHz付近でSWRが落ちるようになりました。多少ズレていますが許容範囲です。

その後、国内の数局とQSOしました。ログを確認すると160mでの運用は今年1月以来で、実に10ヶ月ぶりです。前はHFJ-350Mに50Wを入れていましたが、今思うと無謀だったかも知れません。

そのうち国内局はNA局を呼び始め、当局はその局を受信できなかったためQRTしました。

その時の伝搬状況は次のとおりです。少なくとも国内には良好に飛んでいるようで一安心です。

 

bookmark_border[276] 160m用小型DPの可能性?

検討課題となっていたHFJ-350Mの有効活用方法ですが・・・

CDP-106のアンテナベースについているエレメント固定用金具(ダイポールブラケット)は、9㎜穴か16㎜穴のいずれかを使うことができます。9㎜穴はこのアンテナで使用するロッドアンテナ取付用で、16㎜穴はMJコネクタ用です。またバラン(CBL-400)は1.9MHzから55MHzまでカバーしています。

それらを利用して、HFJ-350Mを2本使い160mから6mまでカバーする小型DPが作れないかなと妄想し始めました。

これは、以前HFJ-350Mを160m用に調整した際に測定した1.908MHz±50KHzにおけるSWRの状態ですが、このバンドではカウンターポイズは5m x 5本だけでは足りず10m x 1本を追加しています。

長いカウンターポイズを何本も使ってこの状態なのに、単にバランを介してHFJ-350Mを2本使いしただけで実用になるのか疑問ですが、試してみたいとも思います。もしダメであっても他のバンドがOKであれば御の字です。

HFJ-350M 1本とMJコネクタ2ケに追加投資する価値があるか・・・

この様なことを考えるのもFT8には何かこれまでの常識を覆すような可能性があるからと思われ、コメットさんの商品戦略と相まって興味が尽きることがありません。

bookmark_border[138] 160mバンドでの初QSO

再び「HFJ-350M+HFJ-L1.8/1.9」アンテナを取り出し、ようやく160mでFT8 QSOができました。全て国内局ではありますが、40分間に15局とのQSO成立です。コンディションが良かったのか、前回は全く鳴かず飛ばずだったのが、今回はこのような状況です。

それにしても、HFJ-350Mというアンテナは素晴らしいですね。わずか2m足らずのロッドエレメントにカウンターポイズは5mを5本、10m、7m、3mを各1本ずつ付けただけでSWRが1近くまで落ち、各エリアに電波が飛んでいきます。(おそらく10mのものが効いていると思われます。)また、以前FT-450DMではこのバンドは結構ノイズが多いように感じたのですが、今のリグではクリアに受信できるようです。

なおこのバンドは、JTDXのデフォルト設定でスプリット運用をすると受信側は1.8M帯なのに送信側が1.9M帯になってしまいますので、JTDXの「その他」設定でクロスバンド運用のチェックを外す必要があります。

このように160mバンドでQRVできることが確認できたことから、MFからUHFまでますます楽しみが広がりました。試行錯誤の日々が続き、興味が尽きることがありません。