bookmark_border[112] QSOパーティーのTips

1/4~1/5の2日間、JARL主催のQSOパーティーにFT8で参加しました。

今年の開催期間は1/2(午前9時)から1/7(午後9時)までで、その間に最低20局と交信し所定のサマリーシートとログシートをJARLに提出すると、その年の干支にちなんだステッカーが貰えます。それを毎年台紙に貼っていき、台紙が12枚のステッカーで埋まると記念盾の申し込みができるとのことです。そう言えば、開局当初に何枚かステッカーを貰ったことを思い出しました。

事前にJARLの規約や各局のサイトを参考にし、JTDXにOP名を含めた定型文を設定しました。規約によると、「交換する通報」は相手局のシグナルレポート+オペレータの名前とのことで、FT8では普段交換しないOP名の送出が必要です。

なお、当局は通常RRRを使っていませんが、ここではRRR設定をしました。そうすることでシグナルレポート送出から73までの間にワンクッション入り、OP名+73の送出がスムーズに行くようです。

当局がCQを出す際のプロセスは以下のとおりです。シグナルは仮に双方0dBとしています。

① CQ NP JK1BSH PM95
② JK1BSH (相手局コールサイン)(相手局GL)
③ (相手局コールサイン) JK1BSH +00
④ JK1BSH (相手局コールサイン) R+00
⑤ (相手局コールサイン) JK1BSH RRR
⑥ OP (相手局OP名) TU 73
⑦ OP (当局OP名) TU 73

①はCQ NYPとする局もいましたが、JTDX側でCQ局とは認識しませんでした。CQ NPを出していた局はCQ局として認識していましたので、当局もそれに倣いました。ちなみにCQ NYとしていた局もいました。

②は自動認識せずに再度①を送信してしまいましたので、慌てて相手局をクリックし③に進みました。CQ NPへの応答局には自動で返答しませんでしたが、あるいは自動返答の設定ができるのかも知れません。

③から⑤までは通常プロセスです。⑥で相手局から73が送られてくるまでの間に、⑦の定型文設定を行います。JTDXではTx5で「OP名と73」を含む定型文を選択します。なお、これはCQ時に設定しておいても元に戻ってしまい、QSO開始後に設定する必要があるようです。

⑥と⑦は最低限「OP名と73」を含め13文字以内に収まっていれば、その他TUとか自局コールサインのサフィックスとか自由に入れることができます。またネット情報では73の前にはスペースが必要で、オートシーケンスを回すには「73」か「RR73」以外では73と認識しないとのことでしたが、少なくとも当局の環境では「TU73」は特に問題無く73を認識しました。JTDXのバージョンはv2.2.0-rc152です。

またスラッシュ「/」を入れている局については、前後の文字と併せてコールサインと誤認してしまうようです。実際「OP/オペレータ名」とされている局はベルギーの局としてログに記録され、慌ててログを修正しました。「/」を使う場合は前後にスペースが要りそうです。

このようにQSOパーティーでのFT8 QSOは手動トライアル的な要素も多く含まれますので、新たな学びも多く新鮮な気持ちでQSOを楽しむことができました。

bookmark_border[111] QSLカードの準備

昨年末にJARL経由でたくさんのQSLカードが転送されてきました。7月に再開局して初めての紙QSLカードの受領です。

これまでは主に外国局に紙カードを発行し、国内局は希望する局にだけ発行していました。この時代、皆さんQSLは電子的に済ませているのかなと思っていましたが、結構カードを発行されている局が多くて驚きました。

手持ちの用紙の枚数が心許なくなってきましたので急遽追加注文しました。なるべく早めに返信発行しようと思います。

bookmark_border[110] HFJ-350M用 10m・6mバンド対応DP運用キット

HFJ-350M発売1周年記念の一環として、「HFJ-DP」というHFJ350M用の10m・6mバンド対応ダイポール運用キットが販売されていることを知りました。

HFJ-350MをV型DPとして使用するもので、追加エレメントと基台、ポール取付用金具がセットになっています。バランは別売です。

販売店サイトの写真では、追加エレメントはHFJ-350Mと同じくコイルとロッドアンテナをつなげるタイプのように見えました。ただ根元はM型コネクタではなくネジ固定式です。

数量限定販売とのことでそそられましたが、今は使っていないHFV-5がありますしSD330も購入したばかりです。また、そもそも移動運用の予定も無いため特に必要無いと思い直しました。ちなみに、同じくHFJ-350M発売1周年記念として専用ポーチとセット販売され、思わず購入した2mバンド用コイル「HFJ-2M」は未だ使う機会に恵まれません。

なお、10mや6mバンドはHFV-5では送受共に良好だったのですが、相対的にHFJ-350Mでは良くありません。一方SD330は10mバンドではHFV-5ほどではないにせよHFJ-350Mよりも飛ぶように感じます。6mバンドは、SD330用エレメントを本体とともに入手しましたので試してみます。

bookmark_border[109] 80mバンド国内伝搬状況

当局の環境下では、SD330は80mバンドが一番軽快な感じです。空のコンディションにもよりますが、九州南部を除きほぼ日本全体をカバーしているようです。HFJ-350Mよりも安定している印象です。

ただ関東地方は相手局の信号が強力に入ってくるにもかかわらず、こちらの信号が伝わらないという40mバンドと同じようなケースも多くあります。

ところで、国内周波数で時折韓国の局を見掛けます。国内周波数では外国局とのQSOは禁止されていないはずですので日本では問題ないと思いますが、一方、韓国ではどうなのでしょうか・・・

bookmark_border[108] SD330調整の自動化?

SD330のマニュアル調整の改善とNanoVNAの設置ができたところで、NanoVNAをPCに接続するにあたり、いっそのことPCを使ってなるべく安価に自動調整が実現できないか考えてみました。

たとえば、USB制御のリレーを2ヶ使ってスイッチを構成し、その制御にはNanoVNAからのSWRデータを利用するとできるかななどと単純に思っています。ただそれを試すにはソフトウェアの知識が必要ですので私にはハードルが高そうです。

今後の課題(楽しみ?)としておきたいと思います。