bookmark_border[414] イスラエルとの初QSO

昨日午後、12m FT8でイスラエルと初めてつながりました。

実はこの時ワッチしながらPCで調べ物をしていて、たまたま横目でFT8の画面を見ると「Islael」と表示されていたので慌ててクリックしました。すると一発で取っていただけたのです。それまで全く気配が無かったため瞬間的にコンディションが変わったものと思われ、10分後にはその局は受信できなくなりました。

すぐにeQSLを送っていただき、またQRZ.com、ClubLog、LoTWでもconfirmしていただいたことを確認しました。

下表は昨日のDXの状況です。40mはSSB局が出ていたためQRVできず、20mは今回も敬遠気味です。12mは穴場ですね。

それから、久しぶりに40mで50局ほど国内QSOを楽しみました。これはその時の伝搬状況です。やはりATAS-120Aアンテナは国内でも強力です。北西方向は建物が邪魔をしているのですが、このバンドではあまり関係無いようです。

 

bookmark_border[413] RHM12アンテナ発売

第一電波工業さんからRHM12アンテナが発売されましたね。これは広帯域のロッドアンテナでRHM10の後継となります。周波数はRHM10では7~430MHz帯でしたが、RHM12はオプションコイルを追加することで1.8MHz帯、3.5MHz帯にも対応可能です。

正にコメットさんのHFJ-350Mの競合となる商品ですので、関連記事の情報を参考に比較表を作ってみました。

まずエレメントの長さが全然違いますね。RHM10との比較でも1mほど伸びましたので、これを見てもRHM12の方が性能が良いと感じます。

それから気になるのが耐入力です。第一電波工業さんは「FT8はSSB(PEP)耐入力電力の1/5での運用を推奨」することを公表していますので、SSBで120Wとすると単純計算では24Wになります。ただし連続送出を想定したFM/CWでの表記もありそれは40Wとなっていますので、ギリギリ50W運用でも大丈夫なのかなと思います。

他方、HFJ-350Mでは3.5MHz帯は75W(PEP)ということでその1/5は15Wです。そのためFT8での50W運用は難しいと推察します。

また調整方法は一長一短あるかと思いますが、HFJ-350Mはバンド切替用のショートプラグを差し替えたうえでロッド長の調整が必要なのに対し、RHM12の方は根元で連続的に調整することで、基本的にはロッド長での調整は不要(?)な分、RHM12の方が運用し易いと思います。それからHFJ-350Mの方は、ベランダから外側に出して使う場合、ショートプラグが外れて落下してしまわないかという心配もありますね。

これらを総合的に考えると、性能面・運用面ではRHM12の方が良さそうですが、肝心の価格はHFJ-350Mの倍です。互いに商品コンセプトが異なり、用途と懐事情を考えて選択できますので、この様に選択肢が増えるのは有難いことです。各メーカーさんのご努力には頭が下がります。

bookmark_border[412] QSO実績

10/31(日)までのバンド毎の国内・DX QSO実績(交信数)を纏めてみました。ちなみにモードはFT8またはFT4です。昨年7月下旬に再開局してからのものですので約15ヶ月分のデータとなります。

国内40mが圧倒的に多いですね。160m、2m、430はDXゼロです。国内では80mと6mが並んでおり、結構80mでも交信していること再認識しました。

30mから15mまでのバンドでは国内よりもDXの方が多いのはわかるとして、特徴的なのは20mでは国内が極端に少ないということです。わずか5回のみです。

20mは遠距離DXや珍しいエンティティ狙いのバンドで、国内QSOなら他のバンドで・・・ということでしょうね。20mほどではないですが15mでも何となくその傾向があるように思います。

そういう意味では、30mは比較的空いているということもあり、よほどのパイルになっていない限りは国内・DXを意識することなく楽に運用できます。

また、40m DXはもう少し伸びてもよさそうですが、SSBと被ることが多いので少し使い難いかなという感じです。

おそらく今後もこの様な傾向は変わらないと思いますが、160m、2m、430でのDXはできれば実現したいと改めて思いました。

bookmark_border[411] コンディション良好

週末も引き続きコンディションが良く、FT8で多くの国と交信することができました。ちなみにSFI値は100を超えていました。下表が土曜日から日曜日午前までのDX状況です。日曜日は午後から空模様が怪しくなってきたため、ATAS-120Aアンテナは早々に撤収しています。

これまで中々つながらなかったドイツやフランスもつながり、その他メキシコ、ベラルーシ、ポーランド、スロバキアも初めてで、合計6エンティティがDXCCに追加されました。LoTWで状況を見てみると・・・

この様にConfirm済みが51で、ようやく半分まで来ました。

ところで今回は12mバンドが良く飛んでいたように思います。

これは日曜日午前の12mの伝搬状況ですが、これまでこのバンドはあまりDXを期待していなかっただけに嬉しい限りです。

bookmark_border[410] アンテナ製品値上げ

先日、第一電波工業さんよりアンテナ製品値上げの発表がありました。「物価・仕入れ価格等の高騰により、現行の価格体系を維持するのが困難な状況となった」のが理由とのことで、11月1日から値上げする様です。

価格改定表を見ると、当局が使っているHFV5は約14%、SD330は約10%の値上げです。改定表に載っている価格は「税抜き価格」ですね。今のうちに何か買っておきたいとは思うのですが、ジタバタしているうちに月が明けてしまいます。

この様な状況の中、現行のアンテナは大切に使おうと改めて思いました。特にSD330やATAS-120Aはスクリュードライバーアンテナで可動部分があるため、水が浸入しないように雨の日は使わずに部屋に入れています。

HFV5や2m/430用の八木は外に出しっぱなしですが、ベランダの中で直接雨に晒されないのでそのままで、逆に雨で埃が流れ落とされることもなく結構汚れています。性能維持のためにも、たまには綺麗にメンテしなければいけないですね。