bookmark_border[429] 430長距離伝搬?

昨日夜は、ほんの短い時間ですが430でFT8を運用しました。アンテナはSB7ホイップです。で、どの程度届いているかPSK Reporterで見てみると・・・

驚いたことに何とロシアまで飛んでいるではありませんか。距離は5千キロ以上あります。しかもSNRは-8dBと比較的高めです。

しかし改めて良く見てみると・・・レポートはJH1局からのものでした。どうやらGLの最初の2文字が逆になっていて、JTDX設定時に間違われたようです。

FT8上でその局を見つけることができず、残念ながら当局はそういう場合のお作法は不案内でしたのでそのままQRTしてしまいました。

bookmark_border[428] クランプフィルタ品薄

現在、ベランダ設置アンテナの配線を見直しており、クランプフィルタを追加購入しようとネット販売サイトを見ると、所望の品は即納可能な店が見つかりませんでした。

これはTDKの「ZCAT2032-0930」という品番で、5Dケーブルに適合するものです。

店によっては納期6ヶ月とか受注停止になっているところもあり、CQオームさんの2021年内というのが最短のようでした。

他のサイズのフィルタも品薄かと思いましたが、必ずしもそうではなさそうです。やはり5D用のものはアマチュア無線では最も使われるサイズと思いますし、TDKのクランプフィルタの性能には定評がありますので、需給バランスが崩れているのかも知れません。昨今の海外工場の稼働低下やロジスティック滞留等も影響していると思われます。

クランプフィルタは数が多ければ多いほど効果が出ると思いますが、逆にどこまで減らせることができるかはあまり考えたことがありません。数を減らしていってその時は影響が出なくても何かの拍子で影響が出たり、特にFT8のQSO中にPCがフリーズしてしまうと相手局にも迷惑をかけることになりますので、お守りとしてたくさん付けておくのが精神衛生上も良いのかなと思っています。

そう考えるとカウンターポイズと同じようなところがあると感じます。このあたりはアナログRFの世界ですね。

bookmark_border[427] JTDX「Hint」機能作動時の対応?

先日、再びJTDXでHint機能が働いたと思われる現象に遭遇しました。

40m国内FT8で、何度かCQを出して規定回数に達し自動でCQ送出が止まった後、JL4とJA9の局から応答がありました。既にTXがHaltになっていたためマニュアルでJL4局をクリックしQSOが終了。その後、JA9局をクリックして2回ほど待つと返信があったのですが、SNRは「-26dB」でした。

記録を見ると、時刻「060700」にJA9局はJR6局と当局を同時に呼んでいます。おそらく途中で当局のコールに気付いてJR6を呼ぶ途中で改めて当局を呼び出していただいたものと思います。

その時、JTDXでは当局が呼ばれたという自信が無かったためHint機能が働き「-26dB」を打ったものと思われます。しかし相手局の本当のレベルは-6dB~-9dBですので、レポートは実態に合っていないですね。

どうもHint機能はOFFできないようでJTDXに任せるしかないのですが、こんな時に何か良い対応ができないものかといつも思います。

bookmark_border[426] HFV5アンテナ調整

やはりHFV5アンテナの調整は早めに片付けておいた方が良いと思い、内蔵チューナでチューニングできない40mと10mを調整しました。

まずは調整前のSWRの確認です。本来はアンテナ直下で測るのが良いのでしょうが、人体の影響なども考慮しシャック内で観測しました。

(調整前)

上が40m、下が10mです。FT8のQRGは40mが7.041MHz(国内)/7.074MHz(DX)、10mが28.074MHzですので、両バンドとも下側にズレています。それにしても10mはSWRが落ちていないですね。

それぞれのエレメントを少し短く調整した結果、下のようになりました。

(調整後)

40mはなぜか帯域が少し広がったような感じがしますが、左右のエレメントのバランスが取れたということでしょうか・・・。10mは少しSWRが下がりました。

一応これでHFV5がカバーする全バンドでチューニングが取れて送信可能になりました。

bookmark_border[425] SB7アンテナ復活

先日ベランダアンテナの位置を変えたのですが、HFV5と八木アンテナの距離が近づき過ぎて特性の悪化が懸念されるため、2m/430用八木アンテナを外しSB7ホイップアンテナを付けました。

SB7は今年の3月から使っていなかったので久々の登場です。エレメントはベランダから外に出ないように垂直に付けました。上のベランダとのクリアランスは5センチくらいしかありません。SB7はノンラジアルのため使い勝手は良いですね。

手前に少し見えるのがHFV5ですが、少し距離を取ることができました。ただ同調がズレたのか10mでチューニングが取れなくなりました。40mは相変わらずダメです。

ハイバンドは周囲の影響を受け易いようで調整が難しいです。全体にSWRが高くなり内蔵チューナでは対応できません。他方、ローバンドは調整範囲が狭くてエレメントの長さを調整するのに苦労します。

いずれにせよ手が届くところにアンテナを付けていますので、その気になればいつでも追い込むことはできると思うのですが、面倒なことはどうしても後回しになってしまいます。