bookmark_border[433] ベランダアンテナベース増設

これまでATAS-120AやSD330は、重石(水バッグ)を乗せた木製の平台車の上にポールを立ててそこから平行にポールを伸ばし、アンテナをなるべく建物から離すようにしていましたが、台車の移動やそれに伴うカウンターポイズの位置決めなどが少し面倒になり、運用時に簡単にアンテナを付けられないか考えていました。

2m/430のSB7ホイップアンテナの基台を使っても良いのですが、垂直方向に向いているのでエレメントが上階のベランダに突っかえてしまいます。

そこでSB7の基台が付いている水平ポールに先日準備したモービル用基台を付け、アンテナを斜めに出すようにしました。これが、ATAS-120Aを付けたときの様子です。カウンターポイズは5m x 5本です。

手前のアンテナがSB7で、これまで使っていたHFV5は一旦外しました。

アンテナ基台を直接ベランダの手すりに取り付けられないためこの様な形にしましたが、以前よりも手軽に素早く運用に入れそうです。

早速チューニングしてみたところ、これまでホイップアンテナでは難しかった10m/6mがなぜかすんなりOKになりました。一方、17m/15mではSWRが2以下に下がらずNGです。ラジアル線を少し足す必要があるかも知れませんが、これは今後の楽しみとしておきたいと思います。

bookmark_border[432] 30m FT8パイルアップ

昨日朝、30m FT8でパイルアップに遭遇しました。このバンドは普段はのんびりと運用できるという印象がありましたので、これほど多くの局が一斉に同じ局を呼ぶ光景は圧巻です。

ターゲットとされているのはアフリカのマリの局で、当局ももちろん参戦させていただきましたが、当然ながらベランダのホイップアンテナでは全く歯が立ちませんでした。

ただ無理と分かっていてももしやということはありますので、チャレンジする価値はあると思っています。

bookmark_border[431] モービル用ケーブルの改造

この週末にベランダのアンテナ系を調えておきたいと思い、手持ちのモービル用ケーブルを活用することにして、それに合うようなクランプフィルタを入手しました。TDKの「ZCAT1518-0730」という3Dケーブル用のものです。

ちなみにCQオームさんの販売サイトを見ると、5D用クランプフィルタの「予約」表示は消えていましたので、既に状況は改善しているのかも知れません。ただ10D用は在庫切れの様です。

今回使用するモービル用ケーブルは、基台から出ている部分のケーブルが細いため、それを利用してこのように付けてみました。

フィルタ部分は二重に巻いています。また5Dケーブル部分はベランダ運用で邪魔にならないようにと、短くカットしMPコネクタを付けました。ここにNavoVNAをつないでアンテナ直下でSWRを測定することを想定しています。

この様に完成してみると、フィールドでの運用にも適していそうです。ひとまずベランダで試してみようかと思います。

bookmark_border[430] 久々の80m

昨夜はほぼ皆既月食ということでしたが、あいにく薄い雲がかかっていて良く見ることができませんでした。ついでにと言っては何ですが、せっかくベランダに出たので、SD330アンテナを取り付けて久しぶりに80m FT8を運用しました。

最近HFで重宝しているATAS-120Aアンテナは80mには対応していないため、このバンドに出るにはSD330かHFJ-350Mの2択になります。ただHFJ-350Mは、外でロッド長を調整する必要があることとFT8での50W運用は厳しそうなこともあって、SD330を選択してしまいます。

ところで、SD330用のオートチューニングソフトは未だ完成に至っていません。ハードは揃ったのですが、肝心のPythonソフトは、UIを動作させた状態でのNanoVNAでのSWR測定とアンテナ制御の部分が難しくて中断したままです。

ということで、マニュアルでDX QRGにチューンし、ASロシア3局およびフィジー局とQSOできました。伝搬状況はこのような感じでUSにも飛んでいますが、そちら方面はこちらが受信できているのに信号が届かず、逆にこちらの信号は届いているのに受信できずという状態でした。

その後、国内QRGにQSYして何局かとコンタクトさせていただきました。意外と飛んでいるようです。

たまに出てみると、初めての局も多くて楽しいですね。夜間はこのバンドが賑わっていて良い感じです。

bookmark_border[429] 430長距離伝搬?

昨日夜は、ほんの短い時間ですが430でFT8を運用しました。アンテナはSB7ホイップです。で、どの程度届いているかPSK Reporterで見てみると・・・

驚いたことに何とロシアまで飛んでいるではありませんか。距離は5千キロ以上あります。しかもSNRは-8dBと比較的高めです。

しかし改めて良く見てみると・・・レポートはJH1局からのものでした。どうやらGLの最初の2文字が逆になっていて、JTDX設定時に間違われたようです。

FT8上でその局を見つけることができず、残念ながら当局はそういう場合のお作法は不案内でしたのでそのままQRTしてしまいました。