bookmark_border[529] 南アフリカとのQSO

昨日午後、30m FT8で南アフリカとつながりました。アンテナはATAS-120Aです。このエンティティとのコンタクトはまだ2回めで、前回は昨年7月でしたので7ヶ月ぶりです。

JA局からの呼び出しが多く順番待ちになっていましたが、10局めくらいで呼んで貰えました。ただ信号の変動が大きく、当局が送信設定したタイミングからSNRが変わってきていますね。

この局は「RRR」を設定しているようでしたが、JA局は皆さんほぼGL無しで呼んでいましたので「R●→RR73→73」でスムーズに処理が進んでいました。

ちなみに昨日は30mではチリ、米国(TX州・CA州)ともコンタクトできました。

この様に、SSN推移を元にした事前の予想に反して遠距離DXに成功しました。パラメータは「SFI=96, A=8, K=0」でした。SSNとSFIとの関係はまだ良く理解できていませんが、SFI値は90以上が「Better」、A値は7~9が「OK」、K値は0と1が「Best」ということですので、コンディション的には良好だったようです。

bookmark_border[528] SSN状況

近頃は、週末を迎える頃になるとSSN(太陽黒点数)の状況が気になってNICTのサイトを見るようになりました。これが直近1ヶ月間の推移です。

※NICT 宇宙天気予報センター「太陽黒点相対数の推定値」より引用

何か低調ですね。今日、明日ともに天気が良く暖かくなりそうですので、スクリュードライバアンテナをフル稼働して少しでもDXCC100に近づけるようにできればと思っていましたが・・・。コンディションが上向くことを期待して頑張ってみます。

bookmark_border[527] ATU-100部品表

ATU-100の制作が一区切りついたということで、備忘録として部品表を纏めてみました。

電源系にリレー・ダイオード・ヒューズを入れていますが、これは必須という訳ではありません。当局の魂胆としては、あわよくばDC電源ケーブルを新たに引くことなく、SD330駆動用の電源ケーブルと共通化ができないかということで念のための手当てです。

高周波系は両端にSMAコネクタのついた細い同軸ケーブルを使いました。これを適当な長さに切って、入力側・出力側にそれぞれ使っています。本体部外装の密閉容器とコントローラ部のケースは100円ショップ品です。

あとはロングワイヤ(エレメント)の設置ですね。諸般の事情でベランダの手摺りに金具を付けたり構造物を加工することができず、やり方によってはコストがかかることもあって連日悩んでいます。ただ、ようやく今月の小遣いを手にすることができましたので、この週末は何か進展があるかも知れません。

bookmark_border[526] ATU-100屋外設置用カバー

今日はまたATU-100の話題に戻りますが、100円ショップで購入した密閉容器を使って屋外設置用のカバーを作りました。

本体は長めのタイラップで止めています。写真では緩いように見えますが、実際は結構硬めに締めています。下側のMJコネクタにかませたリード線は、カウンターポイズ取付用です。

出力側のエレメントをつなぐ部分にはこの様な端子を付けました。これは「ジョンソン端子」と呼ばれているものでツマミが細長くて外れないタイプです。当局は「陸軍端子」に馴染みがありますが、それはもっと短くてツマミが太いものです。また「海軍端子」というのもあるようで、これは、形は陸軍型と同じですが、ツマミが外れないタイプとのことです。海軍で使う場合は振動でツマミが緩んで外れることが無いようにしたとの説もあるようですが、真偽のほどはわかりません。そもそも、ツマミが外れる前に緩んでしまってはダメですね。

なおリード線は芯線と網線をつないで使っており、バナナプラグはそのままMJコネクタに差しています。現時点でロングワイヤ用のUNUNは組み込んでいません。

設置場所は直接雨があたらないのでこのような簡単な構造にしました。残る課題はロングワイヤでIV線が有力候補ですが、ネットでは「カーボンファイバ製の釣り竿は導電性があるのでそのままエレメントとして使える」との情報もあり、それも有りかなという気持ちにもなっていて結構悩ましいです。

bookmark_border[525] 160mノイズ問題

昨夜は、RHM12アンテナを取り付けて160m FT8を運用しました。

出ている局が見あたらずとても静かです。そこでCQを出してみました。5回ほど出しましたがレスポンスはありません。PSK Reporterで見ると、一応国内には飛んでいるようです。

(昨夜の伝搬状況: PSK Reporterより)

その後もCQを出しましたがやはりダメでした。そのうち何局か未交信の局が見えたので呼んでみるとつながりました。

でも何か様子が変です。

こちらからの信号は届いているようなのですが、相手局からの信号が途中で受信できなかったり、SNRが大きく変動したりしています。

そこで普段FT8ではほとんど気にしないSメータを見ると、常時9++の状態でした。またいつもAFレベルはゼロにしていて気付きませんでしたが、ボリュームを上げるとバリバリとひどくノイズが被っていました。もし当局のCQに応答していただいた局がいたのであれば、きちんと受信できずにご迷惑をお掛けしたかも知れません。

これまで160m FT8を運用する時はノイズは特に意識していませんでしたが、このように受信にかなり影響がある状態ですので、原因が分かって対策できるまではこのバンドでは運用を控えた方が良いかなと思っています。