bookmark_border[156] UHF帯での送信出力抑制の必要性

430 FT8で相手局から+32dBのレポートをいただきました。それほど近接した局ではなく相手局の信号は±0dB近辺なので、当局の送信出力を絞る必要があったかも知れません。

特に周波数が高いバンドでは電波の減衰が小さいため、不必要なハイパワーは避けるべきということを再認識しました。

なお直前の局に対するレポートも高い値だったため、この局の受信環境はPC含めとても良好なのでは、とも思いました。

bookmark_border[148] 80条報告

電波法第80条には、無線局免許人等の報告義務が規定されています。

その中で「この法律又はこの法律に基づく命令の規定に違反して運用した無線局を認めたとき」が報告対象の一つに挙げられており、そのときはその旨を総務大臣(書類提出先は所轄の総合通信局長)に報告しなければなりません。

平日の日中に2mや430をワッチしていると、明らかにアマチュア業務に反すると思われる内容や所定のバンドを外れたところで通話が聞こえてくることがありますが、法律上の「無線局を認めた」に該当するのかどうかが良くわかりません。たとえばその無線局の位置や名称まで特定して報告する必要があるのか、日時、周波数、電波形式、その他違法と判断した理由を報告すれば良いのか少し調べてみます。

私自身、特に妨害を受けている訳ではなく、また正義感を振りかざして報告するものでもありませんが、法律上免許人には報告義務が課せられているためそれを遵守すべきとの思いがあります。
書式はJARLのサイトからダウンロードできるようですので、平日の日中にワッチする機会はあまり無いのですが、報告できるだけの情報を集めたうえで対応しようかなと思っています。

bookmark_border[144] 周波数ロック

昨日はFT8 国内40mバンドに多くの局がQRVされており、自局の送信周波数が設定できないほどの混み方でした。

そのため、普段はあまり使わないのですが、JTDXを「ロックTx=Rx」に設定しCQ局に対して同じ信号周波数で呼び出しをする方法にしました。その時、ある局(X局)が当局を呼んでくれたことがわかり、ちょうど他のCQ局(Y局)を呼び始めたタイミングだったので急遽X局をクリックしました。

いつもの感覚ですと、その時点でY局への呼び出しがキャンセルされX局への呼び出しに変わるのですが、今回はその様にはならずY局への呼び出しシーケンスが続きました。Y局とのQSOが終わり、改めてX局とのQSOも完了しました。

この動作は「ロックTx=Rx」設定の関係かと思いますが、JTDXの設定項目の「全般」→「送信中のTx周波数変更を許可」にチェックを入れていなかったため、送信中に別の局に周波数変更ができず、そのため元々の局に対して信号の送出が続いたものと思われます。

なお、送信中に信号周波数を変更することは違法ではないと認識していますので、上記項目にチェックを入れました。

その効果についてはその後試す機会は無いのですが、少しずつ設定項目の意味を学習しているという実感があります。また、スプリットを「リグ」設定している場合、VFO-Bの搬送波周波数自体が送信中に変わることが法的にどうなのかは、確認する必要があると思っています。

bookmark_border[139] QSOパーティーのステッカー

JARLより今年のQSOパーティーのステッカーが届きました。思ったより早かったです。

台紙を注文しようか迷っていましたが、特に急ぐものでもありませんので当面そのままにしておきます。一度ステッカーを台紙に貼ってしまうとブランク部分を埋めようと毎年正月には脅迫観念に駆られそうで、気楽に無線を続けたいという思いもあります。

同様に、JCC/JGCやその他アワードなども、今のところあまり興味を感じません。結果として達成できていれば記念として申請するのも良いでしょうが、狙って獲りに行くというのはプレッシャーやストレスになりそうです。もっとも当局の運用環境では「狙って獲りにいく」というのは難しいのですが・・・

ただFT8では未交信局を交信済みにするのが楽しく、そういう意味では「穴埋め」の罠にはまっているのかも知れません。

ステッカーは無くさないように大切にしまっておきます。

bookmark_border[138] 160mバンドでの初QSO

再び「HFJ-350M+HFJ-L1.8/1.9」アンテナを取り出し、ようやく160mでFT8 QSOができました。全て国内局ではありますが、40分間に15局とのQSO成立です。コンディションが良かったのか、前回は全く鳴かず飛ばずだったのが、今回はこのような状況です。

それにしても、HFJ-350Mというアンテナは素晴らしいですね。わずか2m足らずのロッドエレメントにカウンターポイズは5mを5本、10m、7m、3mを各1本ずつ付けただけでSWRが1近くまで落ち、各エリアに電波が飛んでいきます。(おそらく10mのものが効いていると思われます。)また、以前FT-450DMではこのバンドは結構ノイズが多いように感じたのですが、今のリグではクリアに受信できるようです。

なおこのバンドは、JTDXのデフォルト設定でスプリット運用をすると受信側は1.8M帯なのに送信側が1.9M帯になってしまいますので、JTDXの「その他」設定でクロスバンド運用のチェックを外す必要があります。

このように160mバンドでQRVできることが確認できたことから、MFからUHFまでますます楽しみが広がりました。試行錯誤の日々が続き、興味が尽きることがありません。