昨日朝、30m FT8でパイルアップに遭遇しました。このバンドは普段はのんびりと運用できるという印象がありましたので、これほど多くの局が一斉に同じ局を呼ぶ光景は圧巻です。
ターゲットとされているのはアフリカのマリの局で、当局ももちろん参戦させていただきましたが、当然ながらベランダのホイップアンテナでは全く歯が立ちませんでした。
ただ無理と分かっていてももしやということはありますので、チャレンジする価値はあると思っています。
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昨日朝、30m FT8でパイルアップに遭遇しました。このバンドは普段はのんびりと運用できるという印象がありましたので、これほど多くの局が一斉に同じ局を呼ぶ光景は圧巻です。
ターゲットとされているのはアフリカのマリの局で、当局ももちろん参戦させていただきましたが、当然ながらベランダのホイップアンテナでは全く歯が立ちませんでした。
ただ無理と分かっていてももしやということはありますので、チャレンジする価値はあると思っています。
ベランダ内に設置しているHF用のHFV5アンテナと、2m/430用の2エレ/3エレ八木アンテナですが、いずれも50mほど外方向に移動させました。かろうじてHFV5のエレメントがベランダ手すりから外側に出ない位置です。
15m FT8を見てみると、受信局数が以前とは全く違います。少し移動させただけで大きな差が出ることを実感しました。これまでHFV5は6mと10mしか使い物になりませんでしたが、それに加えて15mや20mもリグ内蔵チューナでチューニングでき、電波が飛んで行くことが確認できました。
全体的にあまり強くはありませんが、ベランダ内の常設アンテナからこれだけ飛べば自分としては上出来です。10mでオーストラリア、15mでインドネシアとASロシア、20mでフィジーの局とコンタクトできました。
今後は、天気が悪くてスクリュードライバアンテナが使えないときもHFV5で遊べそうです。
一昨日は30mバンドでATAS-120Aのチューニングがうまくできず気になっていたため、昨夜またアンテナを取り付けて試してみました。すると今度は問題なくチューニングできました。原因は分かりませんが、アンテナやカウンターポイズはほぼ同じ位置ですので、その時はSWRが下がり切る前にTUNEをOFFしてしまったのかも知れません。
昨夜はバンド内はガラ空きでしたが、たまたまフィンランドの局が出ていたので呼んでみました。3回ほど呼んでも応答が無いため諦めかけたところ、突然相手局から呼び出しがありQSOさせていただきました。
なおこのバンドでの伝搬状況は下図のとおりです。特に問題無く飛んでいることが確認でき、安心しました。
週末は、時間の関係で日曜日午後のみの短時間運用に終わりました。ATAS-120Aを使いましたが、いつもは問題なくチューンできる30mがSWR2を切らず、その代わり10mではなぜかチューンでき、EUロシア、ASロシア各1局とFT8でQSOできました。
ピンク色が10mでの伝搬状況です。HFV5の場合は行ってもアジア・大洋州止まりなのですが、ATAS-120Aではかろうじて東欧付近まで届いているようです。
その他、40m、15m、2m、430で数局ずつQSOしました。10m、12m、15mではDX局が数多く見えていて呼んでみたものの応答がなく、いつもは何回もチャレンジするのですが、昨日はモチベーションが上がらないまま早々に諦めてしまいました。時間が取れなかったというのもありますが、たまにはこのような日があっても良いかなと思います。
ところで最近は2mの飛び具合を見ていなかったため、久しぶりに記録してみました。
実際に受信できたのは関東周辺の局だけで、当局の耳の悪さを改めて認識しました。送受のバランスが悪いものと思いますので、送信出力を抑えた方が良いかも知れません。
15m FT8でとても残念なことが起きました。当局にとっては初の「Sardinia」局が見えたのでダメ元でクリックすると、何と応答があるではありませんか。実は、この時は相手局が弱かったため、「065930」での送出後に諦めて「Halt Tx」してしまっていたのですが、相手局からの応答に気付き慌てて返信しました。
しかし、それっきり先方からの応答はありません。何度も呼んだのですがダメでした。
Sardinaをネットで調べるとイタリアの「サルデーニャ島」とのことです。ここも一つの独立したエンティティですので、本当に残念です。しかも相手局からのレポートを改めて見てみると「-02dB」でした。
ただ相手局が「-25dB」ですので、当局の「-02dB」は間違いかなと思っています。おそらくHint機能が働いてJTDXがミスったのでしょう。しかも、表示が見難いですが、相手局の送出タイミングは「065915」で、当局が「065901」に送出した最初の信号に対して応答してきたものでした。
受信した瞬間にPC(JTDX)は反応していませんので、JTDXとしては少し考えてデコードしたものと思われます。
そう考えると残念な気持ちも幾分軽くなりましたので、このエンティティはまた今後の楽しみとしておきたいと思います。