bookmark_border[445] 昨日AMのDX状況

先週は平日にはほとんど波を出せず、昨日朝は短い時間でしたがATAS-120Aを使ってみました。これは20分間ほど運用した10m/15m/12mでの伝搬状況です。

何かあまりコンディションが上がっていないようです。朝は良好な印象がある北中南米方面もダメですね。結局この時間帯でQSOが成立したのはハワイ局1局のみでした。12mでは何度もCQを出してみたものの応答無し・・・というよりも当局側で全く受信できていませんでした。

ということで、それ以後は40mにQSYし国内局とのコンタクトに専念した次第です。

bookmark_border[443] 大圏地図

昨年FT8でアマチュア無線を再開してから、これまで経験したことのないDX QSOを楽しんでいますが、NAやEUなどの方向は東・西などざっくりとした認識しかなく今日に至っています。

そのため、新エンティティを狙うにはアンテナの向きと相手局の方向との関係をもっと緻密に理解する必要があると思い、ネットから無償の大圏地図作成ソフトをダウンロードしました。こちらがそのサイトです。

セキュリティ等は自己責任ということで、ソフトをインストールして立ち上げ自局のグリッドロケータを入力すると、このように大圏地図(Great Circle Map)を表示してくれます。

*Produced using “GcmWin316Beta.exe” freeware provided by SM3GSJ.

日本から見て地球の裏側にある南米は、無理やり表側に表示されるためとても大きくなっていますが、逆にこれだけ大きいと南米大陸には容易に電波が届くのではないかと勘違いしてしまいますね。

これを見ると、NAは北東~北北東、EUは北西~北北西方向であることがわかります。いずれもこれまでのイメージよりもずっと北寄りで、EUは建物の反対側になるためやはり難しそうです。

大圏地図というと、CQ誌掲載のローテーター(コントローラ)の広告を連想しこれまで当局には無縁と思っていましたが、現在の通信環境では、たとえ無指向性アンテナを使ったとしても有益なものであること再認識しました。

bookmark_border[442] DXCC状況

DXCCですが、空のコンディションが良いことと新しいアンテナを使うことでConfirm済みのエンティティが少しずつではありますが増えてきたようなのでLoTWで状況を確認してみました。

結果は57エンティティということで100まではまだまだ遠い道のりですね。ただ、アンテナを代えたり位置を変えることで新たな地域が狙える可能性も出てきましたので、ベランダ内の限られたスペースではありますが、これからも色々と試してみたいと思います。

bookmark_border[439] クロアチアとの初QSO

RHM12アンテナを使って、15m FT8でクロアチアとの初QSOに成功しました。

途中ちょっとタイミングがずれてヒヤッとしましたが、こちらからの電波は意外と強く到達していたようで良かったです。

これまで隣国のスロベニア・ハンガリー・ボスニアヘルツェゴビナとはつながっているため、今回クロアチアとつながったことで、この地域のジグソーパズルのピースがはまったような感じです。

下図は先週土曜日の伝搬状況で、午前から夕方にかけてのものです。ヨーロッパ北部が厳しいのは他のアンテナと変わりませんが、少し南側は結構西の方まで飛んで行っているようです。つい最近までコンタクトできなかったドイツも、あっさりとQSOが成立しました。

北欧からUKをどう攻略するかが今後の課題となりそうです。

bookmark_border[434] バヌアツとの初QSO

新たに設置した基台に取り付けたATAS-120Aアンテナで、初エンティティとのQSOに成功しました。相手はバヌアツの局です。まずは20mで・・・

次にこの局が30mでCQを出していたので呼んでみると、一回で取っていただけました。

いずれのバンドも当局の信号が結構強く飛んでいるようで良かったです。前にもバヌアツ局は受信できていたのですが、中々QSOには至りませんでした。アンテナの設置位置を少し変えただけで、これほど違うものかと実感しました。

ところでバヌアツというと、私が新入社員時代、もう40年前になりますが同期社員の初出張がバヌアツということで羨ましかったのを思い出しました。通信システム設置の仕事で、そのころは日本政府の円借款や無償援助により発展途上国のインフラ整備が盛んに行われていた時代です。私は中近東地域を担当し始めた頃で、南太平洋の島国には憧れがありました。

フィジー、ニューカレドニア、バヌアツの位置関係については記憶が曖昧でしたが、この機会に地図を見て学習しました。こういうこともアマチュア無線の楽しみの一つですね。