再び7m長と10m長のカウンターポイズをつなぐことで、20mバンドでSWRが落ちるようになったので出てみました。FT8の伝搬状況は次のとおりです。米国西海岸には届いているようです。
また台湾およびタイの局と続けてスムーズなQSOができました。その後、このタイの局は15mでも出ていたのでQSOさせていただきました。
Passport for Amateur Radio World
Welcome to JK1BSH Amateur Radio Station Blog
再び7m長と10m長のカウンターポイズをつなぐことで、20mバンドでSWRが落ちるようになったので出てみました。FT8の伝搬状況は次のとおりです。米国西海岸には届いているようです。
また台湾およびタイの局と続けてスムーズなQSOができました。その後、このタイの局は15mでも出ていたのでQSOさせていただきました。
これはATAS-120Aを運用開始した日のFT8伝搬状況です。
(青:40m、緑:30m、黄色:17m、茶色:15m)
SD330よりも大きさが格段に小さいにもかかわらず飛びは良い印象です。受信の方もそれほど悪くなったという感じではありません。
このアンテナの初めてのDXはブルガリアでした。当局にとっても初めての国です。
スムーズにQSOできています。その後キューバの局ともコンタクトできました。
相手局の信号をデコードし終わる前に再送してしまいましたが、慌てて応答信号をクリックして事なきを得ました。思いのほか強く飛んでいるようです。
この他、アルゼンチン、米国、オーストラリア、フィジー、インドネシア、西マレーシア、グアム、ロシアともQSOができました。
ちなみに国内にも満遍なく信号が届いていたようです。奄美・沖縄方面には届いていませんでしたが、台風の影響でQRTされている局が多いためでしょうか。
コンディションが良かったこともあるのでしょうが、ATAS-120A運用初日にこの様な予想をはるかに超える結果となり、またバンド切替もボタン一つで簡単にできるため、購入して本当に良かったと思っています。課題は20m、12m各バンドのSWR改善ですが、しばらくはカットアンドトライアルが続きそうです。
一方、SD330には残念な形になりましたが、今後80mや160mで運用するときはHFJ-350Mを使うことにし、SD330は少しQRTということになるかと思います。
ATAS-120Aは八重洲無線から直送されてきたようです。納品書も八重洲発行のものでした。価格が比較的安かったので、おそらく販売店に在庫を置かないことでコストを抑えていたものと思われます。
「八重洲無線」の名前が入った外箱が結構丈夫で大きかったのですが、中に入っている個装箱は外箱の1/4程度の体積しかないスリムなものでした。
箱を開けてアンテナを取り出すととてもコンパクトです。本体は細くエレメントも想像していたより短いです。SD330より一回り、二回りほど小さいアンテナです。大丈夫か・・・少し不安になりましたが、基台に取り付けて運用開始しました。
バンドの低い方から順にチューニングできるかどうかを試したところ、40m、30m、20m、15mはOKでしたが17m、12m、10m、6mはSWRが下がりません。
そこで、アンテナ基台周りをシンプルに整理することにしました。まずは水平ポールの途中から垂直に立てていたCDP-106用のポールを外し、ATAS-120Aの角度を少し上方に起こし、これまで一旦ベランダ内に一本の中継ケーブルでつないでいたカウンターポイズを、アンテナ基台に直接取り付けるようにしました。カウンターポイズは5mx5本、3mx1本のみとし、10mと7mは外してみました。
そこで改めて調整したところ、40m、30m、17m、15m、10m、6mはOKになりました。12mは依然としてNG、20mはSWRが下がり切らなくなりました。
アンテナ自体は建物からできるだけ遠ざけているため、あとできることと言えば、カウンターポイズの引き回しと長さ調整くらいです。これは理論では解決しないと思いますので、今後、気長に対応していきたいと思います。
アンテナの話題に移りますが、これまでベランダに常設できるHFアンテナを検討してきました。
10m/6mであればHFV5が何とか使えるのですが、それよりも低いバンドになるとSD330やHFJ-350Mを使う必要があり、SD330にしても調整が面倒に感じるようになりました。我ながら贅沢な悩みだと思っています。
またHFJ-350Mは更に調整が面倒なことから、160mなどの特別な用途以外には使っておらず、最近は出番がありません。
FC-40アンテナチューナを使うのも良いかなと思いましたが、相当長いエレメントが必要で、釣り竿で外に突き出しても目立ちますし、ベランダ内にエレメントを張ったとしても、建物の影響でおそらくローバンドでは実用にならないのではないかと想像します。
そこで「ATAS-120A」が良いのではないかと考えました。
これはSD330と同じスクリュードライバアンテナなので、同じようなものを2本持つのもどうかとも思ったのですが、SD330よりも目立たなそうなことと、FT-991AMから自動チューニングができ「面倒な調整」から解放されるメリットは大きそうです。
問題は80mバンドには対応していないこと、カタログ上は30m/17m/12mのWARCバンドにも対応していないようですが、後者は、ネットには「調整可能」という情報が数多く載っており、またFT-991AMの取扱説明書にもそれらの制限は書かれていないため、特に問題無いと判断しました。
また80mについては、エレメントを付け足すことで調整できたという例もあるようで、どの様な原理なのかわかりませんがチャレンジする価値はありそうです。最悪80mはSD330やHFJ-350Mを使えばOKです。
ということで、早速ATAS-120Aを注文し昨夜届きました。この4連休や来月の夏休みに向け楽しみが一つ増えました。
梅雨が明けて突然の雷雨の心配がほぼ無くなったことから、昨日は久しぶりにSD330を取り付け40mと30mの FT8に出てみました。ログを確認するとローバンドは6/13を最後に出ていませんでしたので、1ヶ月余りご無沙汰していたことになります。
結果的に梅雨の1ヶ月間はSD330やCDP-106は使わずじまいとなり、この期間中はベランダ内のHFV-5短縮DPと2m/450の八木アンテナのみの運用となりました。
これは昨日午前中の40m国内バンドでの伝搬状況で大体1時間程度記録したものです。沖縄方面には飛んでいませんね。時間が経つにつれて徐々に受信局数が減っていったように感じました。
午後は30mにQSYしてしばらくJA局とQSOした後、3時を過ぎたあたりからNAが入感してきたためダメ元で呼んだところ、途中ちょっとヒヤッとしましたが無事QSOが成立しました。
やはり30mは国内、DX関係なくのんびり落ち着いて運用ができる感じで良いですね。
その後、40m DXバンドでNA、NZ、KR局とQSOしましたが、昨日は再開局してちょうど1年の記念日ということもあり、ローバンドで国内外合わせて50余りの局とQSOできて楽しかったです。
(青:40m DXバンド、緑:30m)