bookmark_border[425] SB7アンテナ復活

先日ベランダアンテナの位置を変えたのですが、HFV5と八木アンテナの距離が近づき過ぎて特性の悪化が懸念されるため、2m/430用八木アンテナを外しSB7ホイップアンテナを付けました。

SB7は今年の3月から使っていなかったので久々の登場です。エレメントはベランダから外に出ないように垂直に付けました。上のベランダとのクリアランスは5センチくらいしかありません。SB7はノンラジアルのため使い勝手は良いですね。

手前に少し見えるのがHFV5ですが、少し距離を取ることができました。ただ同調がズレたのか10mでチューニングが取れなくなりました。40mは相変わらずダメです。

ハイバンドは周囲の影響を受け易いようで調整が難しいです。全体にSWRが高くなり内蔵チューナでは対応できません。他方、ローバンドは調整範囲が狭くてエレメントの長さを調整するのに苦労します。

いずれにせよ手が届くところにアンテナを付けていますので、その気になればいつでも追い込むことはできると思うのですが、面倒なことはどうしても後回しになってしまいます。

bookmark_border[424] ベランダアンテナ改善

ベランダ内に設置しているHF用のHFV5アンテナと、2m/430用の2エレ/3エレ八木アンテナですが、いずれも50mほど外方向に移動させました。かろうじてHFV5のエレメントがベランダ手すりから外側に出ない位置です。

15m FT8を見てみると、受信局数が以前とは全く違います。少し移動させただけで大きな差が出ることを実感しました。これまでHFV5は6mと10mしか使い物になりませんでしたが、それに加えて15mや20mもリグ内蔵チューナでチューニングでき、電波が飛んで行くことが確認できました。

全体的にあまり強くはありませんが、ベランダ内の常設アンテナからこれだけ飛べば自分としては上出来です。10mでオーストラリア、15mでインドネシアとASロシア、20mでフィジーの局とコンタクトできました。

今後は、天気が悪くてスクリュードライバアンテナが使えないときもHFV5で遊べそうです。

bookmark_border[420] UHFコネクタ購入

先日はMLAについて書きましたが、あまり色々な方面に手を広げてもどうか・・・という自制心も働き、またHFJ-350MやCDP-106が部屋で眠っているという状況を踏まえ、何とかこれらを活用できないものかと、唐突ではありますがUHFコネクタ(レセプタクル)を2ケ購入しました。

何に使うのかというと、まだ具体的な完成形のイメージは無いのですが、このコネクタをCDP-106に取り付ければホイップアンテナ2本でダイポールアンテナが構成できるのではないかという安易な考えによるものです。ただ、そもそもダイポールは当局の居住環境には適していないことはわかっているのですが・・・

CDP106のコネクタ用基台は、この様にM型コネクタ(UHFコネクタ)も付けられるユニバーサルタイプですので、何とかこれを生かしたかったということです。今のバランの位置は据わりが悪いので、もう一段下の穴に付けた方が良いかもしれませんね。

ところでUHFコネクタはインチピッチで、厳密にはミリピッチのM型コネクタとは互換性は無いのですが、国際標準規格のUHFコネクタであれば大量に流通しているため手軽に入手できるメリットがあるようです。

問題はアンテナにきちっと篏合するかどうかですが、試しにHFJ-350Mにつなげてみると特に問題無いことが確認できました。

ただ、エレメントをどうするかという課題は残ります。「CDP-106エレメント」+「HFJ-350M」としてもCDP-106とあまり変わり映えせずバンドも10m/6mのままです。かといってHFJ-350Mをもう一本調達するのも今一つ気乗りしません。

今回は、あまり費用をかけず今後の可能性を検討する材料を準備した、ということで気持ちの整理を付けたいと思います。

bookmark_border[419] 30mでのATAS-120A確認

一昨日は30mバンドでATAS-120Aのチューニングがうまくできず気になっていたため、昨夜またアンテナを取り付けて試してみました。すると今度は問題なくチューニングできました。原因は分かりませんが、アンテナやカウンターポイズはほぼ同じ位置ですので、その時はSWRが下がり切る前にTUNEをOFFしてしまったのかも知れません。

昨夜はバンド内はガラ空きでしたが、たまたまフィンランドの局が出ていたので呼んでみました。3回ほど呼んでも応答が無いため諦めかけたところ、突然相手局から呼び出しがありQSOさせていただきました。

なおこのバンドでの伝搬状況は下図のとおりです。特に問題無く飛んでいることが確認でき、安心しました。

 

bookmark_border[417] MLA

当局のアンテナ環境ですが、ローバンド~ミドルバンドはSD330、ATAS-120A、HFJ-350Mなどのホイップアンテナを駆使すれば何とか運用できるものの、10mと6mは中々SWRが下がらず、ベランダ内に設置したHFV5でしのいでいる状態です。

それらのバンドを何とか改善できないか、これまでカウンターポイズ(ラジアル)などをいじってみたりCDP-106を使ってみたりしましたが、どうもうまくいきません。アンテナを建物から大きく離すことができず所定の性能が出ないようです。

まだ試していないのがATUとMLAですが、ATUは高価なため購入して効果無しということになるとダメージが大きいことと、そもそも長いエレメントを設置できるのかという物理的課題もあります。

他方MLAですが、これまでループアンテナは受信専用というイメージがありました。しかしネット記事を見ると、コンパクトで耐電力さえ注意すればSWRも下がり、建物の影響も受け難くベランダ内でも使えそうです。また磁界型アンテナなのでノイズに強いというメリットもあるようです。

昔のページャー(ポケベル)には小型のループアンテナが使われていましたが、これは人体の周囲では電界成分が弱まり磁界成分が強まるという特徴を利用したものですね。

逆に、人間の近くでループアンテナから電波を放射したときの人体への影響はどうなのか、少し気になります。ハイバンドはまた来シーズンまでお預けですので、もう少し考えてみたいと思います。