これまでATAS-120AやSD330は、重石(水バッグ)を乗せた木製の平台車の上にポールを立ててそこから平行にポールを伸ばし、アンテナをなるべく建物から離すようにしていましたが、台車の移動やそれに伴うカウンターポイズの位置決めなどが少し面倒になり、運用時に簡単にアンテナを付けられないか考えていました。
2m/430のSB7ホイップアンテナの基台を使っても良いのですが、垂直方向に向いているのでエレメントが上階のベランダに突っかえてしまいます。
そこでSB7の基台が付いている水平ポールに先日準備したモービル用基台を付け、アンテナを斜めに出すようにしました。これが、ATAS-120Aを付けたときの様子です。カウンターポイズは5m x 5本です。
手前のアンテナがSB7で、これまで使っていたHFV5は一旦外しました。
アンテナ基台を直接ベランダの手すりに取り付けられないためこの様な形にしましたが、以前よりも手軽に素早く運用に入れそうです。
早速チューニングしてみたところ、これまでホイップアンテナでは難しかった10m/6mがなぜかすんなりOKになりました。一方、17m/15mではSWRが2以下に下がらずNGです。ラジアル線を少し足す必要があるかも知れませんが、これは今後の楽しみとしておきたいと思います。