bookmark_border[52] 門標板(コールサインプレート)

JARLの会員になると、自局のコールサインが入ったプラスチック製の小さな門標板(コールサインプレート)が贈られます。私が初めてJARL会員になった当時は「電話級」用のオレンジ色でした。

「門標板」と言うからには家の門に貼り付けることを想定したものと思いますが、私はJARLに再加入した際にいただいた白色の門標板をシャックのラックの上にそのまま置きっぱなしにしています。

かつては無線従事者免許の資格により色が分かれていて最上級の「1級」が黄色でした。今は資格に関係なく白色が標準なのですが、JARLのサイトを見ますと2017年から資格別の色付きプレートの販売を再開しているとのことです。

私も今は1級を持っており黄色を購入しようかとも思いましたが、1級とは言っても私が取得したときにはCW(和文・欧文)の実技試験が無くなり無線工学・通信法規の記述式問題が無くなるなど、当時と比べかなりハードルが下がり有り難みも薄れていますので、黄色のプレートを持っていてもピンとこないと思い購入は控えました。

bookmark_border[51] QSLカード

QSLカードは、かつては交換するのは当然のことと思っていましたが、今はデジタル化が進み、eQSL.ccという電子QSL交換サイトやLoTW, QRZ.com, Club Logなどのログサイトに自局の交信記録をアップロードし相手局とマッチングが取れれば交信証明としての役目を果たすため、紙のQSLカードはそれほど重要なものではなくなったと実感しています。

そうは言っても、やはり外国局のQSLカードを集めるのは趣味の一環として捨てがたいものがあります。

そのため、月初めに前月一か月間で交信した外国局宛のQSLカードを印刷しJARLに送ることにしました。しかし、QRZ.comを見ると局によってはビューロー経由はNGだったり、QSLマネージャ経由だったり、そもそも紙カードの交換はしていなかったりと様々で、カードを準備する際は事前に各局の状況を確認する必要があり、少々面倒に感じています。

あくまでも趣味の範囲として、無理のないようにしたいと思います。

なお、JARLへのカードの送付は「クリックポスト」を使っています。許容サイズは、長さ14cm~34cm、幅9cm~25cm、厚さ3cm以内、重量1Kg以内と制限はありますが、1か月分のQSLカードであればこれに収まります。価格は198円で自宅PCから決済でき、伝票を印刷して封筒に貼り付けそのままポストに投函するだけなのでとても便利です。

bookmark_border[50] アジア局のCQ DX

外国局でCQ DXを出している局に対して応答する際、アジア、特にインドネシアの局に対して応答すべきかどうか迷います。

東アジアや東南アジアの局は、JA局とは頻繁にQSOをしていますので、おそらく彼らの感覚からすると日本は「DX」ではないのではないかと想像します。NAやEUを狙っているとするとJA局が応答するのは少し迷惑かも知れないと邪推しています。(上でインドネシアと書いたのは、アクティブな局が多い印象があるからです。)

これについてもTPOが重要と思われます。

bookmark_border[49] 10m・15mバンドでの悩み

先のテーマと被るところはありますが、10mや15mの運用において悩みもあります。それは、せっかく未交信の国内局が多いのに国内QSOが憚られる場合があることです。

特に10mバンドは、普段の6mのように国内局で未交信の局を見つけては呼びかけたりしていますが、一旦DXが開けると多くの国内局が現れて皆さん一斉にそちらに集中しますので、国内QSOは控えることになります。その様な状況では「DX」を付けずにCQを出している国内局に対しても遠慮してしまいますが、これはTPOに応じて対応していきたいと思います。

bookmark_border[48] FT8 DX QSOでの気後れ

先日FT8の魅力を書きましたが、一方で気後れやストレスを感じることがあります。

それは、主に20mや40mバンドでのDX QSOの場面です。やはりDXをされる局は皆さん立派な設備を構えているように思われ、着々と外国局とのQSOを成功させていきます。

反面、当局の信号はなかなか取って貰えず、「つながった」と喜べばそのあと同じ信号の往復で結局QSOが成立しないことも多々あります。

この様な状況が続くとだんだんそのバンドから足が遠のいていき、6mや10mなど私にとって安心できるバンドにQSYしたりします。所詮趣味の世界ですのでそれほど深刻になっている訳ではないですが、受信できた局とほぼ交信できるというのは精神衛生上良いことだと感じています。

その意味で15mバンドは私には中間の場所です。これまでも触れたように、このバンドでは遠くの局とQSOが成立することがあり喜びも大きいです。