bookmark_border[46] FT8の魅力

FT8では様々な要素でQSOを楽しめると感じています。

比較的簡易な設備や低出力で運用できることはもとより、定型的ではあるものの会話をすることなく気軽に海外の人とコミュニケーションができるのは良いですね。また、いかに局数を増やすか地域を稼ぐかというゲーム的な要素も魅力的です。もちろん本来のアマチュア無線の持つ「研究」「挑戦」「偶然」などの要素も兼ね備えています。

初めのうちは相手局は皆さん初QSOですので結構呼ばれることも多く局数が稼げますが、いずれ自局からQSO可能な範囲の局はことごとく交信済みになりQSOの頻度も下がってはいくものの、また新たな局が参加してきますので楽しみが尽きることがありません。

画面に目を凝らして集中したり、時にはPCで別の作業をしながらワッチしたり自分にあったペースで進めることができます。一応、自分自身のこだわりとして、CQを出したりQSOに入ったときはシャックから離れないよう心掛けています。

bookmark_border[45] SWR急激悪化

40mバンドで送信中に、リグのアンテナアイコンが点滅しているのに気付きました。リグのメーターをSWRに切り替えてみると「3」を超えています。普段は1.2以下に抑えられているはずなのに非常事態です。

慌てて送信を止めてリグの「TUNE」ボタンを押し、アンテナチューニングを取り直したところで再度送信したらSWRはメータ―の読みで1.2程度まで下がりました。

SWR悪化の理由を考えてみましたが、送信前に50dBのアッテネータを介してNano VNAにつないだところで「TUNE」を押しており、その後アンテナにつなぎ替えたところで再「TUNE」しておらずそれが原因と推察します。

ただ、「アッテネータ+Nano VNA」ではインピーダンスは50Ωに近いはずで同調はそれほどずれないと思うのですが、40mバンドはアンテナの同調がシビアなのでこの様なことが起きるのかなと思いました。

他方、6mなどアンテナの同調範囲が広いバンドでは気づかなかったかも知れません。今後、アンテナチューナ―の再TUNEには留意したいと思います。

bookmark_border[44] 5Gの周波数

今年国内でサービスが始まったばかりの「5G」ですが、周波数は大きく分けて3.7GHz、4.5GHz、28GHzの3バンドが割り当てられているとのことです。

これはアマチュア無線用周波数の1,000倍ですね。周波数が高いだけにアンテナの放射効率や指向性の面で様々な解決すべき課題があるものと推察します。

以前、ガラス窓を基地局アンテナにするという記事を見たことがあります。いかに透明なガラス窓の機能を損なうことなくアンテナを構成できるかですが、カーナビ用のTVアンテナもクルマのフロントガラスの上の方に張り付けていますよね。あれの大掛かりなものかも知れません。

少し話が逸れますが、透明なソーラーパネル付きの窓ガラスが実現できないものかと思います。そうすればビルなどは外観を変えることなくソーラー発電ができます。ガラスに貼る透明な配線は実用化できていますので、ソーラーパネル自体の透明化が鍵となりますが、光エネルギーを電気エネルギーに変換するということはそこで光エネルギーが減衰するということですので、ガラスは光を通さなくなってしまいますね。

可視光以外の紫外線や赤外線のエネルギーを電気エネルギーに効率良く変換できれば良いのですが・・・

bookmark_border[43] 15mバンドの凄さ

15mバンドは凄いと思います。何が凄いかというと遠くまで電波が飛んでいくのです。スペイン、ルーマニア、ブラジルとのFT8 QSOは全て15mバンドで成立しています。

昨日はイタリアの局と初QSOができました。

何度か繰り返しレポートを送ったのち、ようやく73にたどり着きました。最後は少し不安になって相手のDFに合わせてしまいました。周りの方にはご迷惑をお掛けしたかも知れません。すみませんでした。