bookmark_border[375] SD330 チューニング自動化のアルゴリズム

SD330は今の状況に満足してしまい、中々自動チューニングソフトのプログラミングは進みませんが、改めてアルゴリズムを考えてみました。

NanoVNAを利用することによりエレメントが動いている間もずっとSWRが確認できるメリットを生かし、アンテナになるべく負担をかけないようにするためにもエレメント伸長の距離や時間は最短にする動作にしたいと思います。

① PCにマニュアルで設定周波数「freq_new」を入力

② 直前の設定周波数「freq_old」と比較し、freq_newの方が高(低)ければエレメントを縮める(伸ばす)方向にリレーを制御

③ ②と同時にNanoVNAにfreq_newを設定しSWRの測定開始。これが2以下になった時点でリレーを停止し調整完了である旨を表示。freq_old = freq_newとしてデータを更新

④ 一定時間「T1」内にSWRが2以下にならない場合は、リレーを逆方向に制御

⑤ それでも一定時間「T2」内にSWRが2以下にならない場合はリレーを停止し、調整不能である旨をPC上に表示。その時点でエレメントが最長(または最短)になっているので、freq_oldは3.5MHz(または54MHz※)にリセット ※ショートエレメントの利用も考慮

⑥ ③または⑤の動作終了後にNanoVNAの動作を停止

なお「T1」「T2」ですが、T2はエレメント伸長のための最長時間に設定し、T1はT2をmaxとしてその中でfreq_newとfreq_oldの情報を使い最適値を設定する想定です。

引き続きPythonを学習しながら、GUI含めてコーディングしようと思います。

bookmark_border[371] SD330伝搬状況

これは、一昨日SD330で午前中90分ほど運用したときの伝搬状況です。

17mバンド(黄色)は結構飛んでいますがUSは西海岸止まりですね。ATAS-120Aでは中部や東部まで飛んでいましたが、コンディションの関係でしょうか、思ったほどではありませんでした。

ところで20m FT8でカナダの局とQSOができました。昨年7月に再開局して以来、カナダとつながるのはこれで2回めです。当局にとってここは難しいエリアです。

相手局の信号は強力でしたし、おそらく立派な無線設備を使っているのだと思います。

bookmark_border[370] 久しぶりのSD330

最近はSD330の自動チューニングについて色々と考えていたものの肝心のSD330を使っていなかったのですが、リレー内蔵のスイッチボックス(コントローラ)が完成したこともあり、天気も良かったので久しぶりに基台に取り付けてベランダから出して運用してみました。このアンテナを使うのは実に2か月ぶりです。

まずはコントローラの具合ですが、PCからのリレーコントロールも良い感じです。しかしながら、まだ自動化プログラムを組んでいないため、結局PC画面上のボタンを押してUP/DOWNするだけのマニュアル操作です。また、40m、80mでは調整がシビアなため、手動でのリレーON/OFFでは遅れが生じるため調整が仕切れず、結局、最後はプッシュスイッチでのコントロールが必要です。

とは言え、SWRが2以下に収まっていればOKと割り切ればそこまでシビアに考えなくても良いのかも知れません。下は40mでのSWR状況です。

センターはFT8国内バンドの7.041MHzでスパンは±100KHzです。多少ズレても全く問題無いレベルですね。なおATAS-120Aでカウンターポイズを結構追い込んだため、SD330でも各バンドそのまま有効に働いているようです。

bookmark_border[368] スイッチボックス完成

昨日はCQ誌10月号がまだ店先に並んでおらず購入できなかったため、スイッチボックスを作成しました。

裏には滑り止め用の足を貼り付けました。

これは新旧スイッチボックスの大きさの比較です。

配線前の内部はこの様な状態です。

テスターで配線チェックをしましたが、リレー、プッシュスイッチともに特に異常はありませんでした。これからアンテナにつなげて動作確認をしたいと思います。

ちなみに先日も掲載しましたが、この様な回路で組んでいます。

 

bookmark_border[364] SD330スイッチボックス用ケース

そろそろSD330オートチューニング用のスイッチボックスを作る準備をしようと思い、100円ショップでケースを物色していたところ、ちょうど良いのがありました。リレーユニットとプッシュスイッチがうまく納まります。また蓋とケース本体との嵌合も良い感じでパチッとはまります。

このケースにはクリップが入って売られていたのですが、中のクリップは特に使う予定が無いので小袋に入れてしまっておきました。

穴あけはUSBコネクタ用の四角い穴を開ける必要があるので大変そうです。以前作ったスイッチボックス同様、穴あけ後に裏からツヤ有りのブラック塗料を塗って、少し高級感(?)を出してみようと思います。

ただこれもいつ完成するのか予想がつきません。秋から冬にかけてはローバンドのコンディションが良くなりSD330の活躍に期待ができますので、ソフトウェア含めてそれまでには何とかしたいものです。