bookmark_border[368] スイッチボックス完成

昨日はCQ誌10月号がまだ店先に並んでおらず購入できなかったため、スイッチボックスを作成しました。

裏には滑り止め用の足を貼り付けました。

これは新旧スイッチボックスの大きさの比較です。

配線前の内部はこの様な状態です。

テスターで配線チェックをしましたが、リレー、プッシュスイッチともに特に異常はありませんでした。これからアンテナにつなげて動作確認をしたいと思います。

ちなみに先日も掲載しましたが、この様な回路で組んでいます。

 

bookmark_border[364] SD330スイッチボックス用ケース

そろそろSD330オートチューニング用のスイッチボックスを作る準備をしようと思い、100円ショップでケースを物色していたところ、ちょうど良いのがありました。リレーユニットとプッシュスイッチがうまく納まります。また蓋とケース本体との嵌合も良い感じでパチッとはまります。

このケースにはクリップが入って売られていたのですが、中のクリップは特に使う予定が無いので小袋に入れてしまっておきました。

穴あけはUSBコネクタ用の四角い穴を開ける必要があるので大変そうです。以前作ったスイッチボックス同様、穴あけ後に裏からツヤ有りのブラック塗料を塗って、少し高級感(?)を出してみようと思います。

ただこれもいつ完成するのか予想がつきません。秋から冬にかけてはローバンドのコンディションが良くなりSD330の活躍に期待ができますので、ソフトウェア含めてそれまでには何とかしたいものです。

bookmark_border[356] リレーによるSD330制御(続き)

プッシュスイッチとリレーを組み合わせた回路をどうするか結構悩んでしまいましたが、結局下図の回路にたどり着きました。考えてみれば、スイッチとリレーをシリーズにつなげば良いのでそれほど悩むことも無かったですね。

念のためスイッチやリレーの動作において何か問題が生じないかロジック表を作って確認しました。2種類のステータスを持つデバイスが4ヶありますので、16種類のステータスに応じてアンテナに対して出力される(=アンテナに入力される)電圧がどうなるかを示しています。「0」は出力無し、「+」は正電圧、「-」は逆電圧です。当然のことながら電圧ショートになるステータスは存在しませんので、リレーの動作を気にすることなくプッシュスイッチを押すことができます。

まだSWR情報の取り込み方法などは全く見えていないのですが、とりあえずプッシュスイッチとリレーユニットを組み込んだスイッチボックスは、今のスイッチボックスの代替として作っておこうかなと思います。

※ちなみに今使っているスイッチボックスはこちらで紹介しています。

bookmark_border[354] リレーによるSD330制御

SD330に付属しているシーソースイッチは硬くて微調整が難しいためプッシュスイッチを2ヶ使っているのですが、それをそのままリレーに置き換えることとし、回路はこれまでと同様、以下のものを想定しています。

SW1、SW2はそれぞれRelay01、Relay02に置き換えようと思いますが、手動で微調整をする場面も出てくるでしょうから、プッシュスイッチは残しておき、リレーを追加する形の方が良いかも知れません。

その場合、プッシュスイッチとリレーをどの様に切り替えるかが新たな課題となります。新たにスイッチを設けてガチャと切り替えるのが回路的には楽ですが、なるべく追加コストを掛けずに簡便な方法で済ませたいと思っています。

bookmark_border[353] PythonによるリレーON/OFF

前回はPCのコマンドプロンプトからリレー制御用の実行ファイルを起動させてON/OFFできることが確認できましたので、今回はそのファイルをPythonから実行させてみました。ネットで調べてみると、外部のexeファイルを実行させるには「subprocess」というパッケージを使うと良さそうです。

一応Pythonでコードを書いてみたのですが、うまく行きません。exeの後ろにつく引数をどうやって指定すれば良いのか・・・ブログ記事によってはそのまま列記すれば良さそうな感じなのですが、エラーは出ないもののリレーが動きません。

色々と試行錯誤を繰り返し、ようやくexeファイル名と引数をカンマでつなげることで動作することが確認できました。引数は「デバイス固有コード」「ON/OFFの指定」「リレーの指定」の3つありますので、それらをカンマでつなげています。

※白抜き部分はデバイス固有コードです。

exeファイルを置いてある場所が深いところにあるためパスが長くなり見難くなりましたが、「relay_switch」「relay_number」というパラメータを作り、前者はON/OFF(open/close)指定用、後者はリレー(01/02)指定用に充てました。また、「result」や最後のPrint文は特に必要無いのですが、正常にプログラムが動作していることを確認したくて入れています。

GUIのプログラムを組めば、ボタンクリックでリレーを制御できますね。

ここまでたどり着いたところで、今後どう検討を進めて行こうか迷っています。

PCからのリレー制御はこれで何とかなりそうですが、問題はSWR情報をどの様にPCに取り込むかです。リグから入れるかNanoVNAから入れるか・・・たとえ低出力であっても高SWR状態でリグから電波を出したくないので(そもそもその状態でTX ONできるかどうかもわかっていないのですが)、リグからは周波数情報だけを取り込み、PythonでNanoVNAを制御してそこからSWR情報を取ることができれば、それが理想です。

NanoVNA制御用ソースコードもいくつか公開されているようですが、内容を理解するには更にPythonの勉強が必要ですので、「PCによるSD330オートチューナ」の実現までまだまだ先は長そうです。