bookmark_border[154] 周波数ドリフト?

430でFT8をやっているとワイドグラフで少しずつ波形がずれていく局を見かけます。自分の受信周波数がドリフトしているのかなと思ったりしますが、他局の信号は動いていないのを見ると送信周波数が動いているのかも知れません。

当局のリグの周波数安定度は±0.5ppmなので、430MHzでは±215Hzずれることになります。入門機はどれも同じ様な規格だと思いますので帯域幅50HzのFT8では目に見えて影響が出てくるのですね。

ところで周波数安定度で思い出しましたが、私がはるか昔に自動車電話無線基地局関係の仕事をしていたときOCXOというのを知りました。これは通常使われている温度補償型水晶発振器(TCXO)の上を行くもので、小さな恒温槽の中に水晶発振器とオーブンを入れ内部の温度を常に一定に保ちTCXOよりも数オーダー良好な安定度を得る発振器です。

基地局が送信する周波数はリファレンスとなりますので、ドリフトを極限まで最小化する必要があるということだと思います。

bookmark_border[153] 2m/430での慣習?

2m/430でFT8の運用を始めて気付いたのですが、ネットに公開されている免許状記載の常置場所以外の場所から運用されていても、コールサインの後に「/P」や「/1」などを付けない局が少なからずいるのですね。

特に遠方のエリアのプリフィックスの方にその傾向があるように感じましたが、そもそもこれらのバンドでは通常はそこまで電波が届かないため、誤解を与えることが無く運用上は特に不都合は生じないのでしょう。

初めのうちは長距離QSOが成功したと喜んでいたのですが、PSK ReporterやeQSLを見ると意外に近い局だったりして・・・でも、これもこのバンドでの慣習と思い、今は慣れました。eQSLでQTHを確認しつつ、せっせとログ内容を修正しています。

bookmark_border[152] 「DT=2.4」局とのQSO成功

2mのFT8でDTが2.4の局とQSOが成功しました。他の各局のDTがマイナスからプラスにばらついていましたので、当局のDTはそれほど外れてはいないと思うのですが、それにしても2.4でのQSO成立は記憶がありません。

DTがどこまで振れてもQSOできるのか興味がありますが、ちょうどその時はバンド内が空いていたせいもあるのかも知れません。記念に交信時の記録を残しておきたいと思います。

 

bookmark_border[150] FT4のQRG

FT8でワイドグラフを見ていると、たまに幅広で半周期の信号が現れることがあります。
これはFT4の信号なのですが、20mバンドなどではFT8とFT4のQRGを区別しているのに対し、80mや40mの国内バンドでは混在して運用されているようです。

これらのバンドも、国内FT4用としてQRGが割り当てられているのではないかと思いネット検索をしても有力な情報は見当たりません。

そこで改めてCQ誌2020年10月号別冊付録の「FT8運用マニュアル 2020年最新版」を見たところ載っていました。これを元に、FT8とFT4を併記し私なりに整理したのが下の表です。

これによると80mや40mも、慣習ではありますが国内用としてFT4専用がありますね。実際にこれで運用している局がいるかどうかはわかりませんが、今度試しにCQを出してみようかなと思っています。

bookmark_border[149] FT8 受信表示遅れ

昨日は午後から急にJTDXでの受信表示が遅くなり、受信局数に関係なく結果が表示されるまで3~5秒もかかってしまう状態となりました。

午前中は40m国内バンドで30局近いデコードを1秒程度で処理して快調だったのに、午後は状況が一変しました。

タスクマネージャーでCPUの負荷状況を見ても100%には届いていないですし、JTDXの「CL」を100%から50%に落としても変化はありません。またネットで調べて「Antimalware Service Executable」のプライオリティを下げても改善せずです。JTDXの古いバージョンを使ってみましたが状況は変わりません。

相手局を呼び応答があっても、表示が遅れるためその前にこちらから送信してしまい、その途中でデコード結果が表示されるので、慌ててそれをクリックして事なきを得るという状態でした。
今日はまだ試していませんが、午前と午後で何が変わったのか・・・考えてみます。