bookmark_border[348] 12m DX

この週末は比較的天気が安定していたため、それほど雨の心配をすることなくATAS-120Aを使うことができました。

40m、30m、17m、15m、12mの各バンドをワッチしながらFT8で運用しましたが、12mでは新たにフィリピン、フィジー、ニューカレドニア、オーストラリアの局とQSOが成立しました。太平洋地域ではありますが、このバンドでは初めての国々です。

ところでPSK Reporterで伝搬状況を確認するとインドまで飛んでいたようです。距離は7,000キロとあります。当局では受信できませんでしたが、インドはこれまでどのバンドでもQSOできていませんので、何とかQSOができればと思います。

 

bookmark_border[341] 一週間ぶりのQRV

先週は、平日に運用できなかったため、週末は一週間ぶりにリグに火を入れました。空模様が少し気になりましたが、ATAS-120Aを出してみたりHFV5を使ってみたり、久しぶりにFT8を楽しみました。

30mと17mでは、コンディションがそれほど良く無かったのか、台湾、中国、韓国、オーストラリア、ASロシアなど割と近くの局としかQSOができませんでした。

また6mでは西方面が開けていて、国内だけではありましたが3、4、5、6エリアの局と安定したQSOができました。これは6mの伝搬状況です。

ところで6mで運用しているときにこの様なデータを受信しました。「まぼろし」として記録しておきます。

 

bookmark_border[338] ATAS-120A DX実績

ATAS-120Aを使い始めて1ヶ月になるため、このアンテナでのFT8 DX交信実績を纏めてみました。なお、後半は天気の影響で運用の機会が無かったため、実質半月程度の実績となります。

建物の影響か欧州方面は全くダメですが、北米や中南米は好調です。特にこれまでQSOできていなかった米国東地区やカリブもカバーできています。更に、アフリカ大陸もほんの一部ですがつながりました。

このアンテナは小型ながら、伝搬コンディションにも助けられて期待以上の活躍をしてくれています。

bookmark_border[334] アンテナの耐入力

当局は移動局として免許を受けており送信出力は最大50Wのため、これまでアンテナ耐入力についてはさほど気にしていなかったのですが、「FT8の耐入力はSSBの1/5」というネット記事に触れ、改めて当局が使っているHF用アンテナの耐入力を確認しました。

まずはアンテナカタログの記載内容です。第一電波工業のカタログには以下の記載がありました。

「(新デジタルモードFT8等での運用時おける注意点)
新デジタルモードFT8等で、連続した送信が想定される場合はアンテナや、周辺機器に大きな負荷(ダメージ)を与えてしまう可能性がありますので耐入力に関しては、SSB(PEP)1/5以内の送信出力でご使用ください。」

一方、コメットのカタログには、当局が見た限りでは上記の様な注意事項の記載はありませんでした。

下表は当局所有のHFアンテナのカタログ上の諸元(SSB耐入力)と、その1/5をFT8耐入力と想定したときの計算値を示しています。

※ATAS-120Aの2m/430における数値は省略

この様に、計算上はどのアンテナもFT8での50W運用には適さないという結果になりました。

特にHFJ-350MとCDP-160のコメットアンテナは送信出力を10W~20W程度に落として運用する必要がありそうですね。これらはFT-818NDやIC-705等によるフィールドでのFT8運用を想定して作られているのでしょうか・・・

HFV5とSD330は50Wでもほぼ問題無いと思われます。

一方、ATAS-120Aは悩ましいところです。SD330と同様に可動部分がありますので、水分が内部に侵入して性能が劣化しないよう雨天時の運用は避け、普段は部屋の中で保管し使用する都度設置するようにしています。またスペックには一定のマージンがあるでしょうから、このアンテナの性能をフルに発揮させるためにも50Wで良いかなとも思います。

いずれにせよ、どのアンテナでも意識して長時間運用しないような注意が必要かも知れません。

bookmark_border[329] ATAS-120A再び活躍

昨日は天候も回復したため、再びATAS-120Aを設置しました。ベランダに敷いてあった5本のカウンターポイズは、一昨日の風にさらされ綺麗にねじれて1本に纏まっていました。

時間の関係で夜間1時間ほどのFT8運用でしたが、前日の反動で全てDX QSOとなりました。

17mではシンガポール、台湾、ベトナム、また30mでは米国3局、インドネシア2局、ASロシア、中国、タイ、フィリピンの計12局とのQSO成立です。

カナダ局が見えていて呼んでみたのですがダメでした。

ちなみに30mでの伝搬状況は以下のとおりです。北米が良好ですね。

このアンテナではバンド間のQSYもストレス無く行うことができ飛びも良いので、本当に買って良かったと思っています。