bookmark_border[567] GW最後の様子

このGWは家を空けることが多く落ち着いて無線を楽しむことができなかったのですが、この土日はGW最後ということもあり久々にリグに火を入れ、10m/6m/2m/430でFT8を運用しました。

なぜこれらのバンドかというと、ベランダ内に常設したアンテナ(HFV5 V型短縮DPとSB7ノンラジアルホイップ)をそのまま使うことができて楽なためです。ATAS-120AやSD330などのスクリュードライバーアンテナを基台に取り付けて遠距離DXを狙ったり、ロッドエレメント+ATU-100で実験を進める気力が湧きませんでした。今後、心身共にしっかりリハビリしたいと思います。

一応、昨日午後の10mと2mの伝搬状況を記録しておきました。

(10m FT8)

(2m FT8)

(いずれも「PSK Reporter」からの画像引用)

bookmark_border[457] 10m/6m用アンテナ

このところアンテナ関連の話が続いていますが、今日もその流れで10m/6mバンド用アンテナの現状についてご紹介したいと思います。

これまでHFV5、CDP-106、SD330 w/ショートエレメント、ATAS-120A、HFJ-350M、RHM12などを試してみましたが、いずれもベランダ運用では建物の影響を大きく受けるようで、SWRが思うように下がらなかったり、下がっても期待通りに飛ばなかったりと、未だに最適な解を見つけられずにいます。そのため今年の夏は少し残念な結果になりました。

そういう意味では、HFのミドル~ローバンドはカウンターポイズさえしっかりしていればSWRも下がって良く飛びますし、一方2m/430は全く手間を掛けることなくそのまま使うことができて、なぜその間の10m/6mだけがうまく行かないのだろうと不思議な気持ちです。

そんな中、再度HFV5を設置しました。以前と変わらずベランダ内部への設置ですが、今度は左右のエレメントの先がベランダの手すり面からギリギリ外側に出ない位置までずらしてみました。

エレメント長の調整をし、リグ内蔵チューナを使えば一応各バンド送信可能な状態になったため、10mと6mのFT8で波を出してみました。

PSK Reporterで伝搬状況を見ると、そもそも10mでは運用局があまりいなかったようで近傍の2局ほどしか受信確認ができませんでしたが、6mでは以前と違って意外に良く飛んでいるようでした。
これが昨夜の6mの様子です。

たとえベランダ内であったとしても、アンテナは少しでも建物から離した方が電波は飛んで行くことを実感した次第です。週末にかけて10mでも様子を見たいと思います。

bookmark_border[317] 50.303MHz

6m FT8のキャリア周波数は50.313MHzが標準で、大陸間DX通信用として別に50.323MHzが割り当てられています。

ところでCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読んでいたら、DXが開けてきた場合は国内通信は50.303MHzにQSYするのが望ましいという記事がありました。

恥ずかしながら、当局はこれまで50.303MHzの存在は知らずにおり、改めてネット検索してみると、50.303MHzは米国でDX用として推奨され、日本の国内用としては50.280MHzという記事もありました。まだ定着していないのかも知れませんね。

6mではDX QSOは貴重ですので、なるべく遠方の局の電波を妨害しないようCQタイミングも慣習化されていますね。

早速50.303MHzを覗いて見ますと、何やらFT8にしては太めの信号が出ています。一瞬FT4かなと思ったのですがFT8のタイムスロットをフルに使っています。何と、強めの局が「密」になって信号を出していたのでした。

そういえば「JA1TOKYO」という局もこの周波数で出ていました。TOKYO 2020の記念局のようです。

bookmark_border[291] 昨日の6m

昨日午後、久しぶりに6m FT8を覗いてみたらやけに静かです。コンディションが悪いのかなと少しワッチしていると中国局がCQを出しており、ダメ元で呼んでみると応答がありました。

当局の信号が弱い割にはスムーズにQSOできました。このときGLを付けましたが、理由として①パイル状態では無かったこと、②QSOが成立するまでに時間が掛かるときはなるべく実態に近いレポートを交換したいこと、③GL無しで呼んで応答が無いと恥ずかしい(?)という思いによります。

その後、韓国の2局とQSOしました。当局にとって6m DXは貴重です。

bookmark_border[290] 平日の運用

今週もあまりアクティブに運用せずに終わろうとしています。

特に平日は全く電波を出さない日も多くなりました。これは、アンテナを出すのが少々面倒になったこと、梅雨本番で雨の日が続いていること、ベランダの常設アンテナでは、特に2m/430は1st QSOの局がめっきり減ってしまったことなどによります。

また10m/6mはベランダのアンテナで対応できるものの、北西方向には飛ばないため、期待していた「コンディション上昇」がそれほど実感できていないことも要因になっていると思います。

ただ決して無線に対して興味を失いかけているということではなく、「前のめり」な姿勢ではなく無理のない自然体での接し方に変わってきたのかなと思っています。趣味の世界でストレスを溜めるのは本末転倒ですし・・・

これからもこのような感じで無線を楽しんでいけたらと思います。