bookmark_border[303] SSN/SFI/TSI/A/K

無線通信に密接に関係するこれらの指標についてネットで調べてみました。

・SSN (Smoothed Sunspot Number 平滑化太陽黒点数):太陽黒点を光学的に観測してカウントした数を平滑化した値

・SFI(Solar Flux Index 太陽流束指数):太陽から放射されるエネルギーの強度を2.8GHzの電波望遠鏡で測定した値。SFIの最小値は68、最大値は300を超える。SFIが100を超える値で持続する場合はハイバンドの伝搬状況は良くなり、ローバンドの状態は悪くなる傾向。SSNとSFIはほぼ比例するが、短期的なSSNの変化には追従しない

・TSI (Total Solar Irradiance 全太陽放射照度):大気の上端で太陽から受け取る全エネルギーの尺度

SFIはJT Alertにも表示されますね。これは昨夜の状況ですがSFI 72、A 14、K 2とあります。

A指数やK指数は地球の地磁気に関するパラメータで、こちらは値が小さいほど電波伝搬には良いそうです。

・A指数
地磁気の安定性に関連しK指数から計算された値

A=0~7:静か
A=8~15:不安定
A=16~29:アクティブ
A=30~49:弱い嵐
A=50~99:強い嵐
A=100~400:激しい嵐

・K指数
地磁気変動の活動程度を表わす指数の一つで、1日を3時間ごと8区間に分け、 各区間において地磁気活動が静かな日の日変化曲線からのずれの程度を準対数目盛で表し0~9の10階級に分けた値

K=0:非アクティブ
K=1:非常に静か
K=2:静か
K=3:不安定
K=4:アクティブ
K=5:弱い嵐
K=6:強い嵐
K=7:激しい嵐
K=8:非常に激しい嵐
K=9:強烈な嵐

また「WM7D’s Solar Resource Page」のサイトでは直近のSFI、A、Kの値や過去1年間の推移を見ることができます。

bookmark_border[301] 久々の2m

久しぶりに2m FT8に出たところ秋田市のOM局に取っていただきました。

信号は意外に強く、スムーズにQSOすることができました。秋田は、アンテナを設置しているベランダとは反対方向なのですが、斜向かいにビルが建っているため、それに反射して届いたものと思われます。

2mでは、普段は関東エリアと東海エリアの一部、甲信越エリアの一部にしか届きませんが、たまに遠くの局とコンタクトできると嬉しくなります。もっとも相手局のアンテナ設備に大いに助けられているからこそですので感謝です。

bookmark_border[300] 無線運用復帰

この一週間ほど、所用のため無線の運用ができない日々が続きました。

そのため最近のコンディションが気になってPSK Reporterで日曜日から月曜日の状況を見てみると、2mでは米国、ロシア、中国が開けていて、米国とはQ65でつながっていたようです。

当局のアンテナ環境では2mでのDXは無理なため羨ましい限りですが、何とか「JD1」局と2mでQSOできることを願って、今週は少しアクティブに出てみようと思っています。

ところでFT3D用にと購入したSRH770アンテナを本体と一緒に収納するためのケースを探そうと思い、試しに今使っている100円ポーチにアンテナを入れてみたところ何と見事に収まりました。そもそもサイズ的にあきらめていたのですが、ポーチの素材が伸縮性のあるものだったため、底の部分にピッタリと収まってしまいました。FT3D本体、ACアダプタ、USB充電ケーブル、PCケーブルも、うまく一緒に収納することができましたので、持ち運び用ケースの件はこれで解決です。

bookmark_border[297] 9R59D

トリオの9R59Dが気になってネットで調べてみました。すると修理やレストアの記事が多く見つかり、結構皆さん苦労されノウハウも溜まっているのだなと感じました。

ただオークションで取引されているモノの中には「なぜ?」という様な改造(改悪)をしているものも多々存在し、色々と試した結果、ついにお手上げになったモノも含まれているようです。これらはやはり玄人の方から見ればけしからんということなのかと思います。

理論に基づかない改造は、機能しないばかりか感電や火災の危険もありますので、特に真空管式の装置は怖いですね。また修理やレストアで収入を得ている場合はそれなりの責任が生じます。

一方、個人として趣味の世界に閉じている場合は、安全性を確認したうえでのお試しは大いにありかなと思います。

一瞬、私も実機を手に入れて修理してみたいとの衝動に駆られましたが、IFメカフィルの劣化(代替品無し)、VRやバリコンの劣化など、メカ関連のデバイスの手当が結構大変そうで、また、きちんと調整して性能測定するには、SG、オシロ、バルボル、カウンタ、デジボルなどの測定器が必要となり、調整だけであれば簡易型のオシレータやテスターで良いのかも知れませんが、そこまで揃える気力がありません。

実機には触れず、机上のお遊びとして回路定数でも追っかけていこうかなとは思っています。真空管のパラメータを扱えるPC用の回路シミューレータがあれば良いのですが・・・

bookmark_border[294] QSLカード印刷

先月末に受領したQSLカードへの返信カードの印刷を始めました。当局は国内局へは自分からカードは出さないのですが、送っていただいたカードには全て目を通してQSLカードを発行するようにしています。

まずは受領カードをコールサイン順に並べ直します。これは機械的作業ですが400枚ともなると結構大変な作業です。

ます、ざっくりエリア毎に10の山に分けます。その後、各エリア毎にコールサイン順に並べ替えるのですが、局数が多い1エリアや3エリアなどは一旦プリフィックス毎に仕分け、その後、各プリフィックス毎にサフィックス順に並べ替えます。

一応、今のところこれが一番効率的でミスも無いかなと思っています。

準備ができたところでいよいよ印刷ですが、Turbo HAMLOGを使わせていただいていますので、QSLカード印刷のイメージ画面からコールサイン検索をしてログを開き、カード内容とログ内容を比較して問題が無いようであればカード受領マーク「*」を付けて印刷するという作業です。

中には「カード不要」と記したカードを送っていただく方もいますし、また当局のログに記録されていないカードもありますので、カードの内容確認は必須です。

大体半分くらい印刷したところで、プリンタのインク切れエラーが出てしまいました。プリンタの「OK」ボタンを押すとその後も引き続き印刷できるのでしばらくそれでしのいでいましたが、いつ印刷がかすれてしまうか不安で、結局作業を中断して純正インクをネット注文しました。

以前、一度だけ互換インクを使ったことがあって、その時はインクの色が混ざってしまうという事態に陥ったことがありますので、高いですが純正インクを使うようにしています。

印刷の続きと発送は来週以後になりそうですが、今回はクリックポストのサイズには収まりませんので、レターパックプラスにするかゆうパックにするか、それとも複数のクリックポストに分けるか悩みどころです。