bookmark_border[330] ハイバンドでのアンテナ調整状況

当局の設置環境では、これまで述べてきたように12m/10m/6mなどのハイバンドにおいてATAS-120A、SD330、HFJ-350MのSWRが思うように落ちません。10m/6mではHFV-5はOKなので、単純にいうとホイップ系はNG、DP系はOKという感じです。

そこで短めのカウンターポイズを追加してみました。元々10m 1本、7m 1本、5m 5本、3m 1本を使っているのですが、それに3.5m、2.5m、1.5mを各1本追加しました。
それでも効果は見られません。

一旦、元の状態に戻し、15m以下のバンドでSWRが落ちることを再確認したのち、試しに3m長のカウンターポイズをベランダのコンクリート製手すりから少し浮き上がったような形で設置してみました。そうすると12mではATASチューニングがOKとなりました。しかしながら15mではNGです。17mでも状態は悪化しました。

一方、3m長のカウンターポイズをベランダの手すりの上に直接置くと15mや17mはOK、12mはNGとなり全く逆の結果です。

そのことから、ハイバンドではカウンターポイズではなく、ラジアルの様に空中に浮かせる形の方が良いのかも知れません。試行錯誤が続きます。