昨日午後、12m FT8でドデカネス諸島と初めてつながりました。アンテナはATAS-120Aです。
それまでしばらくの間10mや30mのFT8でQRVしていたのですが、そろそろ西の方が開けてくるかなと12mにQSYしてみるとこの局がCQを出していて、1回めは空振りでしたが2回めに応答があり、スムーズにQSOできました。
ドデカネス諸島はエーゲ海にあるギリシャ領の島々で、その中で一番大きな島がロードス島です。この局長さんもそちらのようです。やはり新エンティティとのQSOは嬉しいですね。
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昨日午後、12m FT8でドデカネス諸島と初めてつながりました。アンテナはATAS-120Aです。
それまでしばらくの間10mや30mのFT8でQRVしていたのですが、そろそろ西の方が開けてくるかなと12mにQSYしてみるとこの局がCQを出していて、1回めは空振りでしたが2回めに応答があり、スムーズにQSOできました。
ドデカネス諸島はエーゲ海にあるギリシャ領の島々で、その中で一番大きな島がロードス島です。この局長さんもそちらのようです。やはり新エンティティとのQSOは嬉しいですね。
ATU-100をロングワイヤにつないでTUNEしようとしても、一部バンドを除き「Hi-SWR」となってリグRF出力が抑えられ、ATU-100がTUNE動作する最低入力電力に届かないためTUNEできない・・・という趣旨で昨日投稿しました。
その後、元々同調が取れていないロングワイヤの代わりに、各バンドで調整済みのHFV5をつないだらATU-100がどの様な動作をするかを試してみました。
その結果、ロングワイヤとほぼ同じ状態となりました。ATUユニット内のRFケーブル引き回しの関係で、特にハイバンドでは影響が出ているのかなとも思いましたが、同じルートでATUのリレーだけをバイパスしてもHFV5ではきちんと各バンドでマッチングが取れていますので、引き回しはそれほど影響していないものと思われます。
そうすると、解決にはやはりリグの高SWR保護機能の調整(解除)や、ATUの最低動作入力電力の変更など根本的な処置が必要になりますね。前者はファイナルへの影響が心配ですし、後者はハード・ファーム両面で変更が必要のようでハードルが高そうです。またFT-991AMのTUNEモード設定(特にEXTERNAL)については不勉強ですので、ここにもヒントがあるかも知れません。
ところでATU-100を立ち上げたときにこの様に表示されるのですが、一度、NanoVNAを使ってバンド毎のATUの入力インピーダンスを追いかけてみようかと思います。
なお、ATU-100のマニュアルによると「BYPASS」と「AUTO」ボタンを押しながら電源ONすると「Simple Test Mode」に入り、L、Cがマニュアルで設定できるとのことです。そこでATUにロングワイヤを付け、L、Cをマニュアルで変えながらATUの入力インピーダンス(スミスチャート)の動きをNanoVNAで観測すると、各バンドで最適なL、C値が分かると思います。でもそうするとATUでなくマニュアルチューナになってしまいますね。
先日ATU-100の不具合について書きましたが、本体のフタを開けて見てみると、やはりD-SUB端子の「TUNE」と「GND」間がわずかにショートしていました。そのため電源ONすると「TUNEボタンを押しながらON」した状態になり、フィーダロス入力モードに入ってしまうというオチでした。
半田付けし直して改めて電源ONすると正常に表示しました。そこで5mのロッドエレメントをつなぎリグのRF出力を10Wにセット、TX ONしてTUNEしたのですが・・・
6m/10m/12m/17m/20mはSWRが下がりません。というか「PWR=3.8W」と表示されたままTUNE動作に入らないようです。出だしのSWRが高くてリグの安全機能が働きRF出力を抑えているのかも知れません。その為、入力電力が低すぎてTUNEしないものと思われます。ちなみにリグのTUNER設定は「OFF」です。
15mと30mは大丈夫でした。下の画面は15mでチューニングしたときの様子です。
4行目の表示が切れていますが、見た目はちゃんと表示されています。写真に撮るとこのようになってしまうのですね。また「PWR=8.1W」ですがリグからは10W出ているはずですので「10log(8.1/10)=-0.92dB」がこのバンドでのフィーダロス(+α)ということになるかと思います。
でも他のバンドがTUNEできないのを何とかしなくてはなりません。手っ取り早いのはリグの安全機能を外すことですがちょっと怖い気もします。これは今後調べてみたいと思います。
昨日午後、10mでFT8を運用しているとウクライナコールの局がCQを出しているのに遭遇しました。何か懐かしい感じです。
確かウクライナは全国的にアマチュア無線の運用が禁止されているはずです。PSK Reporterで場所を確認するとドネツク地方から電波を出しているようでしたので確かにウクライナ国内ですね。
ちなみにこの局のメールアドレスが公開されていましたが、ドメインは「@mail.ru」となっていました。Wikipediaにはこの様に書かれています。
ところでこのバンドではタジキスタン、パキスタン、インドなどこれまで交信したことの無いエンティティの局が受信できましたが、当局の信号はいずれにも届かなかったようです。カザフスタンとはコンタクトできましたが、このエンティティは40m/17m/15m/12mで既に達成済みです。ただ10mでは初めてでしたので良かったです。アンテナは例によってATAS-120Aを使いました。
今日は昔話になりますが、私が最初にアマチュア無線(電話級)の試験を受けたのはたしか小学6年の頃だったと思います。一応「無線従事者教育協会」の通信教育を受けてはいたのですが、「受けていた」というのは正しくなく、極端にいうと送られてきた教材を受け取っていただけです。無線工学はオームの法則で挫折してしまい、また法規もほとんど教材に目を通すことなく、月々の課題提出は行わずという状態だったと記憶しています。当然合格するはずもありませんでした。
とても勿体無い話ですが、当時は「通信教育のテキストを貰ったので合格するはず。」と愚かな勘違いをしていたのかも知れません。
その後、中学2年の時に友達と3人で講習会を受けて従免を取得した訳ですが、この時はスムーズに受かりました。もっとも講習会の終了試験は簡単でほぼ全員が合格(終了)できるとのことでしたので、最初からこちらの方が良かったですね。でも当時の受講内容は全く覚えていません。
今の試験制度の事情はわかりませんが、免許取得のハードルを下げるためにも、四級は講習の受講のみで良いのではないかと思います。国家資格なのでそれは難しいのでしょうか・・・。
アマチュア無線以外でも、国家試験免除のための講習会では、大抵終了試験の範囲や場合によっては問題自体を講習会の中で教えてくれるのが普通と理解していますので、そうであれば別に講習会の中で試験をしなくても良いのではと安易に思ってしまいます。