[554] ハム教育と試験

今日は昔話になりますが、私が最初にアマチュア無線(電話級)の試験を受けたのはたしか小学6年の頃だったと思います。一応「無線従事者教育協会」の通信教育を受けてはいたのですが、「受けていた」というのは正しくなく、極端にいうと送られてきた教材を受け取っていただけです。無線工学はオームの法則で挫折してしまい、また法規もほとんど教材に目を通すことなく、月々の課題提出は行わずという状態だったと記憶しています。当然合格するはずもありませんでした。

とても勿体無い話ですが、当時は「通信教育のテキストを貰ったので合格するはず。」と愚かな勘違いをしていたのかも知れません。

その後、中学2年の時に友達と3人で講習会を受けて従免を取得した訳ですが、この時はスムーズに受かりました。もっとも講習会の終了試験は簡単でほぼ全員が合格(終了)できるとのことでしたので、最初からこちらの方が良かったですね。でも当時の受講内容は全く覚えていません。

今の試験制度の事情はわかりませんが、免許取得のハードルを下げるためにも、四級は講習の受講のみで良いのではないかと思います。国家資格なのでそれは難しいのでしょうか・・・。
アマチュア無線以外でも、国家試験免除のための講習会では、大抵終了試験の範囲や場合によっては問題自体を講習会の中で教えてくれるのが普通と理解していますので、そうであれば別に講習会の中で試験をしなくても良いのではと安易に思ってしまいます。

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